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東濃地方の猫問題令和2年

この猫は2018年~2020年に我が家に居候していたシロちゃんです。初めて会った時の写真です。結局全く懐く事無く、うちの家の軒下で暮らし、生涯を閉じました。この姿を見たときは「最後においしい物でも食べて天国に行けると良いな」って気持ちがあり、ご飯を提供したのが始まりです。回復して2年位一緒に過ごせました。

少しでも快適に過ごせるように色々工夫したのも今では懐かしいです。

東濃地方における猫の収容数は増加傾向に

東濃保健所管轄は多治見市・土岐市・瑞浪市、恵那保健所管轄は恵那市・中津川市です

岐阜県の保健所に持ち込まれる数の内、東濃・恵那地方で700匹超えているのがグラフからみて取れます。東濃エリア・恵那エリアで活動されている猫の保護団体さんが保健所から猫を引き出し、病気の子を治療し、里親を探し、譲渡へ結びつけています。保護団体さんは保健所に持ち込まれる猫以外にも野良猫として屋外に住み、繁殖をし、増えすぎて困ってるようなエリアにも足を運びレスキューしたりしています。

迷いネコのサバ男、飼い主さんはどこ?

この夏、一匹のサバトラ柄の猫を保護しました。とても人懐っこく、去勢もされ、耳はカットされてなかったので飼い猫だと判断しました。警察・保健所に連絡し、近所の動物病院・ドラッグストア・スーパーにも張り紙を出しましたが、連絡は来ていません。犬の行動範囲に比べて狭いので、同じ生活圏で暮らす人が飼い主だと思ってるのですが・・・。

結局、保護した猫にサバ男と名付けて我が家の子になりました。飼い猫になっても迷子になってしまうと、事故にあってしまう子もいるし、餓死する子もいます。保健所に持ち込まれて殺処分の可能性も。ご縁があって我が家に来たのだろうと思い、暮らしています。

おそらく前の飼い主さんはサバ男なんて呼んでなかっただろうに


猫が迷子になったら警察・保健所に連絡を!

飼い猫が迷子になってしまったら、まず連絡を。運よく近所の人に保護されて飼い主さんの元へ帰そうとしてくれてるかもしれません。勝手に家から出て行って、帰って来れなくなって事故に遭うのはそれもまた運命・・・というのは少し残酷な気がします。

保健所の引取り件数増加が問題ではないと思う

保健所に持ち込まれる数が少なるだけであれば殺処分としての数は減少します。しかし餓死したり、事故に遭ったりする不幸な猫が減る訳ではありません。東濃地方の保健所に持ち込まれる猫の数に対して、保護団体の数が少ないという事もあります。猫の保護はどこも手一杯の状態が多く、引き取れない事も。保護したいという気持ちだけでどんどん引き受けてしまうと、今度は保護団体が多頭飼育崩壊になってしまう可能性が出てきます。

猫を増やし過ぎないというのが、殺処分を減らす事につながると考えています。殺処分をして減らすのでは無く、不妊・去勢手術を行い、繁殖による猫の増加を抑えるのです

にじのはしスペイクリニックとは?

猫の過剰繁殖問題に取り組むための不妊去勢手術専門病院が岐阜に存在していることをご存じでしたか?私はつい最近知りました。

にじのはしスペイクリニックさんでは猫の不妊去勢手術を専門に行っています。

移動手術車もあり、精力的に活動されています。地元の保護団体と連携することによって診療所を開設し、定期巡回しながら不妊・去勢手術を行っているようです。

東濃地方に来られてた事はインスタグラムで知っていたのですが、具体的な活動の内容などは今回初めて知りました。東濃地方でもその活動が始まろうとしています。

活動を見守るだけでも

多治見に来て10年、特に猫が多いと感じた事はありません。殺処分数や猫の保護活動も全く知りませんでした。通っていた犬のしつけ教室が犬猫の保護活動もしていた事で知ったのです。どこの保護団体さんも同じだと思うのですが、昼夜問わず、365日体制で活動されています。活動内容を伝え、皆さんに協力を得るのが良いとは思うのですが、日々の活動に追われ、詳細までは知ることができません。

保護団体さんのインスタグラムから発信される情報で緊急的にこれが足りないので助けて下さいという事があります。タイミングが合えばアマゾンでほしいものリストに上がっている商品を購入し、送ることができます。それは日頃活動を見ているからできることなのです。知ることができなければ手を差し伸べる事も出来ないのです。

毎回じゃなくても、その時の自分の状況でできるだけで良いと思うのです

12/19~スタートしています

前澤友作さんの全員お金贈り企画

私も参加してみました。kifutownというアプリを通じて寄付もできるという事もあり、高額だったら頂いて、少額だったら寄付しようなんて軽い感じでチャレンジしました。まあ、想像通りの500円。でも見知らぬ人から不意に貰える金額ではありません。そこで寄付先が選べるので私は #保護された犬猫たちを支援 を選ぶ事にしました。寄付した瞬間に総額が分かるようになっています。私が寄付した段階では2000万円位でした。それでも「えー!!2000万も集まってる」とびっくりしました。ちなみに2021/12/25現在では6400万円集まっています。

やはり、知ってもらうって大切だなと感じました。たくさんの人に知ってもらうと中には手を差し伸べてくれる人も現れるのです。そして前澤さんのすごいなあと思うところは、楽しくワクワクできる手段でちょっと良い事をしたような気になれるという所です。私も高額だったら全額は寄付しないでしょう。かといって、普段何気なく500円玉を募金箱に入れたりはしません。
100万円当たるかも?というワクワクがあり、結果500円だったけど、楽しかったし、おすそ分けしようって感覚で寄付ができるようになっているのです。

前澤さんみたいにはできないけれど、自分の住む東濃地方の猫について情報を発信して行けたらなあと思っています。


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