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人生はキラキラしている!?

ニュースを見ていると

去年、厚生労働省が行った国民生活基礎調査で生活が「苦しい」と回答した世帯は前年から8ポイント余り増え、59.6%にのぼったことがわかりました

NHKニュース

え?そんなに?
物価高は明らかに肌で感じるようになりました。犬のフードもキルシェが来た2019年に比べてほぼ倍の値段。以前がメーカー希望価格よりはるかに低い値段で販売されていました。現在はメーカー公式通販とそう変わらない値段となっています。メーカーの値上げももちろんありますが、定価販売になった事が大きいかなあと感じています。

物価が上がり苦しい生活?

牛乳・卵・インスタントコーヒー・・・我が家に必須のもので値段が据え置きの物はほぼ無し。パート代も価格上昇を上回る上昇率ではありません。
商品価格が10%上がって、時給が20%上がったら全然平気ですけど、まあそんなにうまくはいきません。

上に挙げた物を購入頻度を下げたり、低価格帯にしたり節約せずに今に至ります。なんら影響を受けて無いような顔してますが、世帯収入はかなり低いです。私、自分の事業を軌道に乗せれずパートに出てるくらいですから。

きっと「苦しい」ではなく「普通」というだろう

もし私がこの厚生労働省のアンケートを受けたら「普通」と答えるだろう。低所得に分類される私ですが、まあお金は無いけど苦しい訳では無いのが本音。夫に聞いたら同じ感じの事を言ってました。まあ、アンケートの答えた人も「苦しい」けど「楽しい」かもしれないですが。ラク(楽)は楽しいとは限りません。

我が家は大型犬1猫2+インドアな夫婦2人のコンパクト家族。医療費も介護も教育資金も無縁なのです。なので着てる服はボロボロ・・・だって猫が背中に飛び乗るし、キルシェがいたずらで洗濯物をハミハミする事も。
家から出んから良いや。って具合です。

楽しいと感じれるか?感じれるアイテムとしてのカメラ

いつの頃か無い物を見て妬んだりする事から、手元にあるものを愛でるようになりました。持てない者の強がり?向上心が無い?とらえ方一つかもしれません。自分の事を心が豊かとも思ってませんが、楽しもうと思えば何でも面白く感じることができると思うようになりました。

箸が転がってもおかしい年頃という慣用句があります。なんでもない事をおかしがって笑う年頃。10代後半の女性の事を指したりするのですが、まあその感覚です。大人になると選択肢が増えて感じた事を「笑う」以外に表現できるようになってるのです。

写真は表現しやすいかも?

自分がどんな事に心を動かされたりするか?これは心動いた瞬間に意識しないと分からないかもしれません。「好き」「嫌い」の感覚が沸き上がり、その理由は己で探っていく必要があります。私はぶどうぱんが好きなのですが、10年以上トップに君臨しているパンはこれです。

フジパンのぶどうぱん

これ一択!!色んなパンを食べて、私はもちもちとした食感でブドウがたくさん入っていて、干しブドウの粒は大きめが良い。緑色の干しブドウより紫の一般的な干しブドウが好きであるという自分の好みを探っていったのです。
もうこのぶどうぱん食べるだけで幸せを得ることができるのです。100円でこんなに幸せを得れるなんて。150円になっても買うでしょう。

写真の場合、もっと気軽に己の心を探ることができます。シャッターを押す=何かしら心が動いたとするならば後で見返した場合、「何これ?」となればそこまででは無かったのでしょう。写真を見返しもしないのであれば、その日はピンとこなかったのかもしれません。

トップのアジサイの花はCarl Zeiss Jenaというレンズを購入した時の事。どんな風に写真が撮れるかワクワクしました。でモニターでみた感じだと撮れてたと思ったのですが、PCで見ると盛大なピンボケ。MFで近寄り過ぎたのです。ピントが合ってたら「ピピッ!!」って音が鳴るようになってるのですが、鳴ってないのに押しちゃったのかな?

思わぬ出来事もまた良し

惜しい・・・肉眼で見たアジサイが思い出されます。かなり強い印象を受けたのでしょう。しかし、数日たって写真を見返すと、これもこれでありかも?写真の技術としては全然でしょうけど、妖艶さが出てません?妖麗?

これが愛犬だったらもうたまらない。ピンボケで「これはさすがに・・・」という写真でも消すのが惜しい。毎日のなんてない散歩の出来事。そう、人生がキラキラ輝いてるのです。

車から降りる時にリードをつけてもらってる写真

車に乗せて散歩をするのが好きなキルシェ。車から急いで出たがります。しかしリードをつけてもらうと少し我に返り、どこに着いたのか車から把握しようとします。キルシェ的に当たりなら「やったー」とばかりにピョンと降ります。

キルシェ的に外れだと「ここかあ・・」とノソッと車から降ります。ほかの人から見たら何の写真か分かりませんが、私と夫はいつもの散歩の風景なのです。おそらくキルシェが老いて虹の橋を渡ってもこの写真を見て心動かされるでしょう。きっとそこには大型犬を飼育するととてもお金がかかったという過去の事実は思い出されないような気がします。

低所得の中年夫婦が犬と猫を飼って暮らしてる、誰も憧れないような生活をしているのですが、本人達は至って満足で暮らしています。贅沢いうなら在宅ワークで生活できれば、なお犬と一緒に居れるからいいのになあと思う位です。


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