見出し画像

ウクライナの影響?仕入れ先の鹿肉の話

犬のおやつを製造・販売をしているこなき屋です。10月になると鹿やいのししの狩猟解禁を迎えたりする所が出てきます。都道府県によって狩猟期間はまちまちなのですが、こなき屋の扱う鹿肉は北海道から仕入れています。

エゾシカの狩猟

仕入れ先のある白糠町はエゾシカは狩猟期間外でも有害駆除となっている為通年で鹿肉が加工されています。人が食べる鹿肉は狩猟後2時間以内に加工所に持ち込まれた鹿だけを流通させているとの事です。こちらのエゾジカはライフルによる狩猟との事。グーグルマップで見てみましたが、広い・・・さすが北海道って感じです。

1発1000円?

仕入れ先のメルマガを楽しみに見ているのですが、どうも弾丸の値段が上がっているようです。そして弾丸を販売しているお店のルール?で一人20発までしか購入できないとの事。

なんとシビアな・・・1発で仕留めれても20頭・・・。100発100中ってことはまずないでしょう。そしてそんなにハンターがわさわさ存在するとも思えず。ウクライナのせいかは不明ですが、直接武器・弾薬類の需要により価格が高騰しているのか、はたまた戦争によって、全般的に物価の高騰しているながれなのか・・・。

すべて値上がり・・・

私は添加物などを利用していませんが、ゼリーの加工に使用されるグアーガム、増粘安定剤と言われているものです。添加物と聞くと危険なんて思われる方もいるかもしれませんが、グアー豆からとれる糖類で粘りの元となるのです。これもかなりの値上がりとの事。ちゅーるなどにも入ってるのですが、価格は上がったりするのかしら?

包装フィルムも値上がり

私がおやつを封入する際に使用している包装フィルムも値上がりしました。値段が上がる前に購入できましたが、次回はいったいいくらになってるやら。仕入れてる鹿肉もビニール?ナイロン?の袋に真空パックされて届くのですが、おそらく、その包装袋も値段が上がってるのでしょう。

茹でてスライスちょっと赤いかな?さっと炙っていただきました。

鹿を捕って加工所に運ぶ際は車・・・

捕らえた鹿を加工所に運ぶのはおそらく車でしょう。捕るまでに移動するでしょうし、往復分のガソリンがかかります。害獣駆除としての役割はあるものの、ちょっとリスクが高いですよね。1頭も捕れなかったら経費だけかかる訳です。

鹿肉の仕入れ先を探すことも考えて

実際仕入れ先の鹿肉のお店はいくつかの商品が品切れとなっています。搬入されなければ売るものがない・・・。コロナ禍では観光などに使われてた鹿肉がだぶついていたというのに。セールでたくさん購入できたのですが、現在は状況が変わっています。

お肉が小さくなるのですが、ホンジュウジカも視野に入れ、探していきたいと思います。加工所まで時間内に持ち込むのが結構難しく、ペット用として格安だと割に合わない・・・・。

鹿肉ジャーキー


鹿肉は人気商品

鶏肉アレルギーを持っているわんちゃんなどのおやつに鹿肉のジャーキーは人気があります。あと低カロリーで鉄分が豊富という機能面でも人気があります。需要があって、害獣として捕獲されている現状で、せっかくなら捕った鹿肉を食べてもらいたいという気持ちはハンター・加工所・生産者みんな思っていると思います。この先、少し品薄になることも考えられますが、探して製造を続けたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?