山崎 孝明

臨床心理士、公認心理師。 2019年に上智大学大学院博士後期課程総合人間科学研究科心理…

山崎 孝明

臨床心理士、公認心理師。 2019年に上智大学大学院博士後期課程総合人間科学研究科心理学専攻修了。博士(心理学)。 著書に『精神分析の歩き方』、『精神分析的サポーティブセラピーPOST入門』(共著)、『当事者と専門家――心理臨床学を更新する』(金剛出版、2024)など。

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【まえがき全文公開】『当事者と専門家――心理臨床学を更新する』

 8月末に、金剛出版より『当事者と専門家――心理臨床学を更新する』(山崎孝明著)が出版されます。それにあたり、まえがきと序論を全文公開します。今回はまず、まえがきを。(序論は後日公開します)  本書には、「心理職」としての思いを込めました。多くの方にお読みいただき、心理臨床学を学問するきっかけになればと思っています。 まえがき 2021年6月に前著『精神分析の歩き方』(金剛出版)を出版してから、私の心理士人生は大きく変わった。前著は帯で「愛と連帯の書」(藤山直樹)と評された

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