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社会人10年を目の前にして考えたこと

山崎文栄堂の上村倫世です。2014年で新卒入社をして、今年で9年目になりました。仕事内容、社内環境、社員の様子、価値観の変化など、、。入社した当初からは予想も出来ない世界が、今目の前に広がっています。

生きるを考えた年

2022年の1年間は、特に沢山の学び、視野が広がった年でした。
きっかけは年はじめに
「生まれてきた理由ってなんだろう。生きている時間を何のために使おう?」
と考えたことです。
「健康に生きて80年くらい。同じ80年という時を過ごすのなら、派手なことはしなくていい。でもせっかくならもっと人の生き方を楽しみたいし、日本の未来に繋がることに時間を使いたい」
と思ったことです。

研修では北は北海道、南は屋久島まで行かせて頂き、大自然の中に身を置いて肌で感じる学び。そして沢山の専門家に直接話を聞き、日本の歴史とともに現状も知る機会。体験も情報も今までで一番多い盛り沢山な1年でした。

北海道の大雪旭岳 下山後みんなで記念写真

山崎文栄堂では、学び、考え、行動することを大切にしています。研修も学びを行動に移さなければ価値が生まれません。学ぶ時間は研修のその時間だけのことではなくて、日々の仕事の中でも沢山の次へのステップ(気づき)が隠れています。その中でも大きな気づきが2つありました。

物事の見方が広がる

今の世の中は沢山の情報に溢れていて、何が正解かわからないような状況です。起きたら、移動中に、隙間時間に、気がついたらスマホを見ている自分。同じようなニュースの見出しが並び、コメントが目に耳に入ってくる。これの繰り返しで、詳しく調べもせずに何となく情報が頭に残り知ったような気になっている状態。

沢山の専門家から直接話を聞いて第一次情報を取ること、直接話を聞くことで、自分の頭で考えるようになりました。物事は沢山の角度から見ることが出来て、そして沢山の可能性があること。

正解は一つしかないと思い込んでいた私は、無理に白黒はっきりさせなくても良いことを知りました。異なる意見が悪いのではなくて、沢山の見方があるから可能性が広がる。知りたいことはその道のプロに学びに行く。直接話を聞きにいくと、情報はもちろん、それに加えてとてつもない熱量がこもっていました。その熱量に元気や勇気までももらえます。

得たものに対して、自分の頭で考えて日常で行動に落とし込むこと。無料の情報ではなくて、自分で情報を取りに行くことの大切さに気がつきました。


学びが多かった2022年

ごきげんでいること

自分自身で勝手に決めた、こうあるべきを手放したことで、見える世界も広がり選択肢が沢山あることが見えてきました。

今までは反応的に(特に負の感情やエネルギーを)受け取ることが多くありました。その度に頭でぐるぐる考えたり、身体が重いなぁと感じたり。今思うと、自分で自分をキツイ状況に追い込んでいたなぁと思います。

起こっている状況を、まずはそのまま受け入れてみること。どんな状況も受け入れて、トラブルもなんだか楽しんでみる。無意識のうちに感情がフル稼働し、負の感情が湧き上がるよりも、楽しい気持ちが広がったことは、私にとってはすごい大きな変化となりました。

飛ばされそうな暴風でも笑顔で楽しめる最高の仲間たち

物事の見え方が広がったことで、選択肢を必ずしも一つに絞らなくてもいい。沢山あることを受け入れるし、新しく作ってもいいとも思えるように。
フラットに物事を受け入れることができ、感情に振り回されない、ごきんな時間が増えました。

静かな自然に身を置く時間も増やしました

これから

この2つは一見仕事に関係ないことのように見えて、すごく大事なことに気づくことが出来たなと思っています。
何よりも変わったのは自分の状態が良くなったこと。自分のきげんは自分でとる。土台が出来ると様々なことに意識が向いて、一つ一つに愛情を注ぐことができるし、一瞬一瞬が楽しい挑戦だと思うようになりました。

一事が万事という言葉のように、一つ一つがその人を表す生き方なのだと思います。「せっかく社会に出てお仕事をしているのだから、未来のため、誰かのためになるような生き方、時間の使い方をしていきたい」
そんな想いが強くなり、2023年をスタートしています。
変化が激しい近年、新しい風に乗りながら、楽しく挑戦を続けていきます。


この記事を書いた人
上村倫世(@kamimura_tomoyo)


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