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インドア派のミュージシャン、とはいえ。

家で作品を作って、オンラインで発信する。の流れに慣れてきて、少しずつ、このスタイルでの活動が窮屈に感じなくなって来ました。もともとインドア派ではあるので、性に合っていたのかもしれません。


先日は自宅から、制作の模様を生配信。

普段家でしているようなアレンジや作詞・作曲の様子を、そのまま配信してみました。私の日常なんて誰が興味あるのかな、とは思いつつも、沢山の人が見てくれて、嬉しいような恥ずかしいような気持ちです。またやろうと思う。


そして昨日はmotorpoolで、スタジオライブを生配信。

一応添えておくと、移動に公共交通機関は使用していませんし、ここ1ヶ月はお互いがお互いにしか会っていないようなメンバーしか、このスタジオにはいません。(ということ考えると、保健体育の教科書に載ってた性感染症の解説図を思い出しますよね、と話したら「よく覚えてるね〜」と言われました。ツッコミ不在。)

そんな人数でも、これくらいの音質・画質でスタジオライブが配信できるのは幸運だし、希望です。ウイルスが収束して外出自粛が解除された後も、大人数を集めて大声で歌う音楽ライブはしばらく自粛せざるを得ないと思う。もしかしたら永遠に。だから、人を集めずに生の声を届ける方法は、これからも探して、磨いていきたいな、と思います。

家でレコーディングも、撮影もできます。
ちゃんとしたスタジオを持っているわけではないけど、ある程度の音源を作れるような機材はあるし、カメラや照明などの撮影機材も一式我が家に置いてあるので、これくらいの本格的なビデオが自宅で作れてしまいます。

DIYで作る音源やビデオは、仲間内でワイワイやっている感じが心地いいです。自宅から出られず何も制作ができない!リリースができない!と困っている人がいたら、これからはちょっと力になれるかもしれません。教えてください。



山崎あおいの今年のライブツアーも、ひとまず東京公演以外全てが、中止になってしまいました。正直…本当に正直なところ、これから背負わなくていけない会場キャンセル費などを思うと、「今は仕方ないよね〜」じゃ済ませない気持ちもあります。ありますが、それは長い目で見たら、きっとなんてことはないはずのです。

「そこで焦って、下品になるなよ」
「混乱して、大事なものを捨てるなよ」
って、それが一番大事なことな気がします。気がするだけですが。


作詞も作曲も編曲も好きです。オンラインでも歌は届けられます。家に閉じこもっていても、音楽は十分すぎるほど私を救ってくれます。

でも、ステージの上に立って、沢山のお客さんの顔を見る。それが幸せで、その景色が見たくてずっとステージ立つ側を続けて来たのに、もしかしたらもう叶わないのかもしれない、と思うと心にぽっかり穴が開いたような気持ちです。

でも、こんな予想外なことが起こる人生。
やっぱり面白くてやめられませんよね。





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