見出し画像

山﨑智之 2022年映画ベスト10

01- RRR
02- シャドウ・イン・クラウド
03- Crimes Of The Future
04- NOPE/ノープ
05- マッド・ゴッド
06- チタン
07- ザ・ボーイズ シーズン3
08- ピースメイカー
09- 炎のデス・ポリス
10- ハッチング 孵化
 
2004年から映画の年間ベストは映画秘宝誌さんでやらせていただいていたのですが、今年はそれがなくなってしまったので、自主的にやることにします。
2022年は身体を悪くしていた関係で、家で旧作を見ることはそれなりに多かったものの、なかなか外出することもままならず、新作は少なめ。それでアタリかハズレか判らないリスキーな作品よりも、安全サイドで面白そうな作品を見ることが多かったです。それがちょっと反省材料ではあります。

(01)何から何まで全部備わっているサービス過剰のインド映画で3時間オーバーでも短く感じました。
(02)予備知識まったくナシで見たら超展開の連続で手に握った汗が乾く間もないうちに終わりました。
(03)デヴィッド・クローネンバーグの初期の総集編みたいな感じで、ウジュルウジュルとか思想の偏った集団とか変なことに性的興奮する人たちが出てきて嬉しいです。
(04)過去作が良かったのでその延長線上で見たら何じゃこりゃあとぶっ倒れました。
(05)フィル・ティペットの心の闇をエンタテインメントとして楽しめるものにしているのが凄いです。インタビュー記事もよろしくです。↓
https://rollingstonejapan.com/articles/detail/38785
(06)すごく“痛い”描写があって再見するのが困難な映画ですが、そう感じさせるインパクトを心に残させるというのは作品として成功なのだと思います。
(07)原作コミックとはまるで異なってきたけどやはり最高です。ソルジャー・ボーイとラヴ・ソーセージがとてもおいしい役どころ。
(08)ジョン・シナが「HANOI ROCKSは世界最高のバンド」と言っていて、そのことをマイケル・モンローも知っていました。
参考↓
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamazakitomoyuki/20221106-00322510
(09)感情移入とかセンチメンタリズムが入り込みようがないのが良いです。
(10)北欧の寓話っぽくて少女の成長物語のようでもあるけど身もフタもないのが良いです。
 
2023年もたくさん映画を見て、良い作品と出会いたいです。
 

ここから先は

0字
音楽ライター山﨑智之の期間限定マガジン。新作記事・未発表記事・幻の発掘記事・てきとうな殴り書きなどを公開していきます。治療費や薬代などでけっこうな費用がかかるので、ご支援よろしくお願いします。

音楽ライター山﨑智之の期間限定マガジン。新作記事・未発表記事・幻の発掘記事・てきとうな殴り書きなどを公開していきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?