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考察勢が見るMyGO

みなさんこんにちは、やまです。
今回は下のツイートにあるアニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』
感想文コンテストに参加しようと思います。
この記事も目次付けるので活用お願いします。

注意事項・前提

この記事書く時に私が考える事を先に話したいと思います。
本編早く読みたい方は下へ…

  • キャラデザインや作画、声優の演技については基本語らないこと。

  • 私が普段から2次元3次元作品問わず考察や批評している為、
    感想文コンテストではあるが感想が恐らく少ないこと。

  • 私自身バンドリーマーではあるがその目線であまり視聴してないこと。

1つ目から少し理由入れていきます。
この作品の制作にいるブシロードやキャラデザイン担当Craft eggは
人気作を生み出し、前作や映画でも安定した作画を保っていて
今作も気になる所はないのです。
また、キャラに関してもしっかり可愛いですし、本当の魅力はそこじゃないでしょう...
声優さんに関しても新人声優が多めですが普通にレベル高いんですよね。
今後さらに人気加速しますよ。

2つ目です。感想文書くのにこれはあまり良くないでしょうが
私は小さい頃から映画、ドラマ、アニメ、漫画、小説を読み
今では考察作品と言われる作品(2次元3次元問わず)の考察だけでなく、
批評もするので純粋な感想と捉えられない気がするということです。

3つ目です。私自身バンドリ作品のファンであるバンドリーマーですが
考察等出す場面ではその作品のファンというのは抜きにして考えたいからです。
例えば「〇〇は嫌いな人多いから正ヒロインなれない」と考察班のように言ってる人
いたらどうですか?
明らかに私情挟みまくりなので...となりますね
それが私は嫌なので基本一般の視聴者として見ることにしてます。

想いとは別の意図

今回のアニメ制作の意図はMyGO結成秘話を知ってもらい『ガルパ』への参戦を
しやすいようにするだけでなくユーザーの新規参入もあると考えている。


「アニメ化決定!」となればバンドリーマーだけでなくアニメ好きの1部は見るだろう。
また、今回のアニメはバンドリに興味ない人も見てもらいたいというような
運営の行動が多々見られる。
その根拠としてアニメの同時視聴配信をしている事を挙げさせて貰う。
これによって話題になる上、配信者のファンもこのアニメに興味持つからだ。

そしてKis-My-Ft2の宮田俊哉さんがVoの高松燈の父親役で参加しているのも新規参入
を増やしたいが故なのだろう。
アニメが好きなアイドルとして知られているが彼のファンも影響受けてか
アニメやゲーム好きになる人が多い。実際影響受けてガルパ始めた人もいるくらいだ。

今作はかなり宣伝をし、キャスティング面でも話題(少なくとも界隈や
ファンでは)なっているので新規参入の面では大丈夫だろう。
では次にアニメ本編の内容について私の考え踏まえながら話していく

アニメ本編

このアニメ基本的にはギスギスした展開がずっと続いていく。
少し誇張していると思うが令和最大級の鬱アニメとして紹介されている。

冒頭からずっとギスギスしている

このアニメのすごい所は1話冒頭でバンドの解散から始まるという思い切ったとこだ。
バンド結成秘話を描くはずなのに最初から解散しているのだ。
近年アニメに関わらず1話で判断されがちな世の中だが
冒頭でいきなり不穏な空気になることで先が気になるように仕向けているのだ。
こういう展開苦手な人はそこでやめてしまうだろうが...

そして1話冒頭でのバンド(CRYCHIC)解散からずっとギスギスしているのである。
今までのバンドリアニメでもギスギス展開はあったがここまでのものは見た事がない。
10話ラストのライブ直前までギスギスして12話でバンド名が決まるという
企画を通した制作陣を褒めたいくらいだ。

ギスドリ展開意外と成功

さて、先述した10話ライブ直前までギスギスしていたのは成功か否か...
個人的には成功と捉えている。
ずっと喧嘩やすれ違い起こしている状態だ。どのように仲直りするか気になるだろう。
ただ、ずっと暗いだけでメリハリないと思われたり嫌な気分になって
退場する人がいるだろう。

そんな時に見て欲しいのが下記のYouTubeチャンネル
MyGO!!!!!』である。
このチャンネルshorts動画にMyGOの日常を描いたものがあり、
本編からは考えられないほどに微笑ましい動画になっている。
アニメとは別次元の話説」というのが出るくらい温度差がある。
さて、本編見た後にYouTube見るとどのようにあそこまで仲良くなったか
想像つかないだろう...むしろ謎が深まり視聴欲が増しているのである。
ここまで考えていたとしたらほんとうにすごい...

『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』のここが良い

見出しが適当感ありますが...置いといて
今作のどこがいいかいくつか話したいと思います。

リアルを少し誇張した登場人物

まずはこれです。
例えば愛音の寮学の話やバンドを始めたきっかけ
彼女は優秀であったが留学には失敗してしまった。
そもそも留学自体失敗する人も多いので友達素直に言えばよかった。
だが言わなかったのは知られたら恥ずかしい以外に優秀な自分を貫き見栄を張るため
本当に心の底から信頼出来る友達がいなかったのではないだろうか?

立希
が『逃げ』という言葉を発した時刺さった人もいるのではないか?
人間嫌なことや都合悪いことから逃げがちだ。
コードが弾けるようになった時もドヤっていたが11話で立希から練習のことについて
聞かれた時しっかり絆創膏が貼ってある。(少し前は別の絆創膏だった気もする)
彼女は見栄を張りたいが努力もできる子なのだ。


気付いてくれただろうか?
MyGOのキャラはリアルでたくさんいる人々の一部を誇張して描いているのだ。
『友達のために頑張る人』『周りから理解されない不思議ちゃん』『居場所がない人』
『見栄っ張り』『自分のために他人を利用する人』
これがキャラの味を出しているのだ。


豊川祥子の陥落

彼女元々月ノ森に通っていたのに高校からは羽丘女子学園に通っていますね。
ピアノも家ではなく音楽室を利用して弾く生活...
第13話ではコールセンターで働いていたり、バンドやる上で数字意識していたりと...
13話ラストの描写見ても明らかにお金が足りない様子...
「BanG Dream! Ave Mujica」で詳しく明かされると思うが
父親の会社が倒産/母親他界   等が考えられそこから家にビールの缶が散らばる生活に
なっていったのだろうか?
仮にCRYCHIC解散原因が家族だとしてそれを相談できるかという話。
家族の話は仲のいい友達でもあまり相談しずらく、
ましてや金銭問題や家族間の不仲なら尚更、、、よくできてるな

そよに「自分のことばかり」と突き放したが自分のも向けて言った?
成り上がったそよと陥落した祥子の対比

主人公と進行上の主人公

この物語の主人公は誰かと聞かれたらボーカルである高松燈が出てくる人が
ほとんどだろう。
実際ブシロードが表記している主人公というのも燈だ。
だがこれは視点を入れ替えればかなり変わってくる。
全員が主人公と言っても過言では無い。

私がこれから話すのは誰が物語の進行上最も主人公らしいことをしたかだ。
結論から話す。千早愛音が主人公だ。
1話でバンドが解散し、過去のメンバーは活動せず、主人公である燈は大人しい性格
なので物語を大きく進めるには愛音のような勢いのある人が必要なのだ。
また、中途半端な時期に学校へ来たこともあって1人ならないように
クラスのマスコット燈を取り込もうとする。

彼女がいなかったらこの物語は始まってすらいないのである。

考察勢として激アツポイント

13話ラストの豊川祥子の「ただいまくそオヤジ」と言うシーン。
ドラマで視聴者を引きつける為に行う『クリフハンガー』という
作劇手法が使われていたからだ。(少し場面違うので断定は良くない気がするが)

クリフハンガーとは続編に続く為に最終回を続編と繋がる形にして終わらせたり、
あえて結末や真相を語らないで制作する手法だ。

  • 物語の中心人物が瀕死の重傷を負うが
    一命を取り留めたのか亡くなったのかは分からない。

  • 犯人や黒幕と会うが、視聴者にはまだ分からない。
    「あんただったのか...」というセリフや逆光演出

  • 未解決事件として終わる。(仮に真相判明するとしても続編)

  • 死んだとされていた人物が生きていた。

クリフハンガーとはこのような手法だが場面こそ違えど
結末や真相続編に持ち越しや新しい考察ポイントを作っているあたり
今回の制作陣は相当気合いが入っている。
次回作は豊川祥子を中心にAve Mujica、MyGOを絡めていく物語と思われる。
楽しみにしていたいと思う。

【追記】

当初予定していた文章量よりかなり少なく、内容も中途半端であることを
お許しください…
この記事で使用しているサムネイルの高松燈に関して
株式会社ブシロード様よりこちらの感想文企画のみ使用可能とされている素材から
使用させて頂いたものになります。
「BanG Dream! It's MyGO!!!!!」note感想文コンテスト用アニメ【第10話】
場面カット画像素材

サムネイルの高松燈の出典

BanG Dream! It's MyGO!!!!!」note感想文コンテスト用アニメ【第10話】場面カット画像素材
©BanG Dream! Project

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