40代主婦、美容皮膚科でグレーのシミを取る #39

40代に入ったら、急にシミやらシワやら気になってきました。急に来る、と聞いてはいましたが、30代後半はまだまだ余裕を感じていました。あのころの私は、もっと危機感を持つべきだったわ。

私は、もともとはだが白い方なので、少しのシミも目立つ肌なのかもしれません。けれども、そうだとしても、頬の真ん中辺りにあるシミは目立ちます。これがね、いままで出てきていた茶色いシミとは一線を画す、グレーのシミなのです。

30代の皆さん、知ってましたか。40代からのシミはグレーなのですよ。こわいでしょー。

ここ数年、少しずつ濃くなるグレーの憎いやつ。なんとか共存できないかなと、私も模索したのです。ドラッグストアでシミを薄くすると書いてあれば購入し、良さげなコンシーラーがあれば試してみて。でも、無理でした。(ドラッグストアで買えるものに、劇的な効果を期待するのは間違ってるのかもしれませんね。)

40代でどんどん濃くなるグレーのシミは、化粧品でどうにかなるものではなかった。技術が伴ってないからなのか、コンシーラーを使えば使うほど余計にグレーが目立つのです。

数ヶ月悩んだ末に、意を決して、美容皮膚科(クリニック)へ行きました。美容皮膚科は、実際に行くまでのハードルがなかなか高いですよね。でも、意外と怖くなかったのです。

私の行っている美容皮膚科は、まずカウンセリングを受けるのですが、カウンセラーは同年代の女性の方。それだけで、少し安心します。カウンセリングでシミを取りたいと伝えると、いろいろなレーザーの種類を紹介されました。でも、とにかく、頬のシミをどうにかしたいという気持ちを伝えると、シンプルにレーザーのシミ取りを勧められました。一点集中の、強めのレーザーのようです。

診察と処置で担当してくださった美容皮膚科の先生は、さすがの美肌でした。処置室で、先生は私のシミを見て、「なるほど。」と一言。慣れた手付きでビビビッとシミを処置してくださいました。処置自体は、針でチクチクとさされているくらいの痛みがありました。その後、すこし焦げたような匂いが漂います。看護師さんに肌色のテープを貼ってもらい、ものの5分で処置、終了。

処置後、痛みは30分ほどで気にならなくなるのですが、テープは10日間、貼りっぱなしにしないといけないのです。そこが、ちょっと気になるポイントですよね。私も少し迷ったところです。でも、肌色のテープは、本人ほどは、誰も気にしないようです。夫は、次の日に気づきましたし、息子はずっと気づかなかったと言っていました。もちろん、家族以外で気づいた方もいたと思いますが、わざわざ言及する方は、私の周りにはいませんでした。

そして、待つこと10日。グレーのシミはうそみたいにスッキリ取れました。薄いかさぶたのようになって、テープとともに剥がれたのです。下には、ピンク色の新しい皮膚が。よく見ると、ニキビ跡のような感じですが、化粧してしまえば、全く分かりません。

今回、私は美容皮膚科を選びました。同じ金額を出すなら、安心感がある上に化粧品やエステより効果が高いと、個人的には感じています。化粧品でも、お高いのは数万円しますよね。でも、化粧品では、シミは薄くなるかもしれないけど、取れませんもの。(とはいえ、試したことはありませんが。。。)

ちなみに、今回のシミ取りは、二万円也。シミの大きさで、値段は変わってくるそうですが、二万円でこんなに気持ちが上向きになるなら、全然高くないと思いました。

そして、美容皮膚科の待合室で、同年代の方がたくさんいらっしゃることに、少し嬉しくなったのです。数ミリのシミをとっただけで、こんなに嬉しい。そして、きっと同じ気持ちを感じてる方が、たくさんいらっしゃるのね、と。

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