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「有山な日々」

もうかれこれ10年以上前に、

初めて有山じゅんじ御大の演奏を観た。

音楽という文化に収まらない、

「有山じゅんじ」という、

まるで太陽のような星が

太陽系の惑星にエネルギーを供給するような

命を受け取るような時間だった。

あの頃のオレにとって、

「あ、オレも生きていいんだ」

と思えたことは、その後の生き方にとって

莫大な資源となり、糧となった。

そのおかげで今がある。

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