20XX年の革命家

20XX年の革命家になるには──スペキュラティヴ・デザインの授業

アーティストの長谷川愛さん著


2019年にArsElectronicaに初めて行って、アートシンキングってものが何なのかを知って、その時に、Human X Sharkという作品をみて初めて、自分の関係性ができた人。

その時には、あまり興味と関心が持てなかった(アートに対する許容値が低かったのが大きい)のだけれど、度々どこかのメディアアートで再開した。特に最近では、02/20~24の間で行われた未来の学校祭で再開したことが、彼女への興味を深めた理由だった。(https://www.tokyo-midtown.com/jp/event/school_future/)

脱皮(Out of the Box)のテーマで行われた展示。未来の革命家への脱皮ということで、革命を起こすためのツールキットを使って、参加者から意見を抽出するというワークショップ形式の展示。未来洞察にも似た、けれどもより深い課題に踏み込めそうな感覚を得たことで、惹きつけられてしまった。

早速、本を買ってさらなる衝撃。今起きている問題やこれから起きうるだろう問題に対して向き合い、リサーチを重ね、内省し、表現をしていく。そのプロセスを本を通して垣間見れた気がした。

アーティストが何を訴えようとしているのか?何を問いかけとしているのか?見ている世界の深さや広さが圧倒的に違うことを痛感させられた。

ただ、これは授業なので、自分がどうこれを活かすのかを考えた時に、光明に思えたのは本当にありがたいなと思う。革命家ワークシートやツールキットを通じて、世界とアクセスしていこうと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?