キングダム
東宝 2019/4月
原作を読んでいましたが、原作ファンにも結構評判が良いみたいなので同じくキングダムファンの友人といってきました。
一言で言えば、原作をベースに裏切らずに、別の一つの作品としてかなり面白く仕上げた、という感じです。
わたしが最も素敵だと思ったのは吉沢亮です。吉沢亮一択です。めちゃくちゃ美形ですよ！美しいよ！美形！そして演技もいいです。一貫して、選ばれた人、育ちが違う背負うものも違う、凛とした姿を貫いてしました。強い気持ちを表現するときも、その意を決した表情、大きな声ではなく静かなの抑えた声でそのシーンを制してしまう…原作のなかの嬴政以上に嬴政でした。信は原作よりさらにバカっぽくてよかったです(原作のなかの信は成長してきてますしね)。途中、信の腹筋を拝めるシーンもあります。できれば、髪型がオシャレじゃなくてもっとザンバラのダサい感じだと、さらに当時っぽく見えたのではないでしょうか？
美形…。やばす…。
もともと気になっていたのは楊端和です。楊端和は原作でも肌の綺麗そうなセクシービューティーですね。映画でも登場のシーンは原作通りもったいぶってなかなか顔を現さず声も変えてあり、肝の据わった山の王でよいですね。その楊端和が山の王の面を取り、いざ長澤まさみが顔を出したときも、美しくも迫力がありますます山の王らしく見えました。後半になると彼女も顔出しして、太ももも二の腕も露わに闘いますが、ちょっと露出が高すぎてドキドキします。色白いし。そこはもうちょい筋肉の鎧をつけてくれてもよかったかも。
王騎は友人とは意見が別れました。わたしはよかったのですが、友達はイメージが違ったようです。まあわからなくもない。王騎は王騎だし大沢たかおは優男なイメージがあるし。でもあの喋りは素敵だったわよ。それと壁が満島真之介で、なにこの美形？って壁ってなかなか気付けなかったわ。
満島はただただ好み。
昌文君は原作からそのまま出てきたみたいでハマりすぎで誰がわかりませんでした。そしてさらなるハマり役は今回の悪玉の成蟜です。これこそ期待以上の悪役。たぶんこの本郷奏多さんはアイドルみたいにかわいい人だと思うのですが、そして少し線の細い女の子みたいなお顔立ちだとおもうのですが、そのすべてが成蟜のためのパーツでした。坊ちゃんくささもよかったしこんなに自己中で卑屈で卑劣なロジックも堂々と言い切ってしまうとそれっぽく見えてしまう、そんな役回りをやりきってました。
映画は原作よりある意味派手で美形揃いでした。
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