空にはミサイル、田畑には糞尿弾、地中には核爆弾、そして海には津波弾 宮塚利雄(宮塚コリア研究所代表)
毎度尾籠なタイトルで申し訳ないが、今の北朝鮮の動きを知るにはこのキーワードを理解するしかないだろう。北朝鮮は2013年4月、最高人民会議で宇宙開発法が採択し、国家宇宙開発局が組織されてから今年で10年経った。この間、北朝鮮は人工衛星と称する長距離弾道ミサイルの多機能化、高性能化に狂奔してきた。そして国家宇宙開発局は今年4月までに偵察衛星1号機の準備を終了すると発表した。北朝鮮初の軍事衛星で「国家の戦争抑止力を向上させ、平和を守り抜く上で偵察衛星が持つ戦略的意義は大きい」と喧伝