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Yamato Web News

領土問題・歴史問題・対中国・韓国・北朝鮮など日本国を取り巻く環境は厳しくなっています。 やまと新聞は左傾化が止まらないマスコミの中にあって、国会内で唯一保守報道を貫いています。 …
やまと新聞は皇室を敬い、日本の歴史と文化を正しく伝えていきます。 月350円で知識が身につきます。…
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#ウクライナ

【とおる雑言】 「憲法を正す会」で選挙を戦え!   寺井融(母子福祉協会監事)

ロシアのウクライナ侵略、中国の大軍拡、北朝鮮の核開発……。さて、どうする? もし、次期総選挙まで日本が無策の状態が続いているようなら、維新、国民、有志の会など〝改憲三派〟は「憲法を正す維新国民有志の会」(正す会)という確認団体を作って選挙を戦ったらよい。既に、その二党一会派は、現行憲法に「緊急事態条項」を盛り込むことで一致しているからだ。

岸田首相の「しゃもじ」

ウクライナへの自称電撃訪問が無事終った岸田首相を待っていたのは、手土産「しゃもじ」を巡る野党の追及であった。 50cm大の「勝利」と書かれたしゃもじである。 普通のしゃもじならマッシュポテトを潰すのに使えるかもしれないが、50cmの「勝利」と書かれたしゃもじを喜ぶべきか、意味不明の物体ととるかゼレンスキー大統領も戸惑ったのではないだろうか。 野党側の反応として、 立憲民主・泉代表「ウクライナに実際に役立つものを持参すべき。常に地元のアピールをするのは緊張感が無さすぎる」 日

【国会議員に聞く】 日本の国益を第一に 発言力ある中立国であれ! 日本維新の会 新党大地代表 鈴木宗男議員 

鈴木宗男議員、波乱の人生を歩んできた政治家であることに誰しも納得するだろう。 「北海道のヒグマ」と称された故中川一郎議員の秘書として政界に入り、中川氏の後継者として議員に選出される。その後紆余曲折、数々の至難の道を歩み続けた。が。その志と使命感を曲げず、小泉内閣誕生に寄与しながらも、郵政民営化に反対するなど多くの物議を醸してきた。変節する議員も散見できるが、現在も当初の意思は変わらず、忖度せずに意見を述べる硬派議員として活躍している。今後もその姿勢を貫いて欲しいと感じる揺る

【論説・コラム】善意あれば必ず悪意あり、朽ちることなき人類の敵

歴史に「もし」を用いても詮無いが、異なる世界線を想像することで、未来の歴史を変えるヒントにはなる。 そんな前提で現代社会を考えるとき、私たち自由主義国家にとって日々悩ましい存在であり続ける中国やロシア、北朝鮮といった「ろくでもない」独裁国家を生み出した責任の一端が、我々日本の歩みにないとも言えない皮肉がある。 無論、世界史で華々しく活躍する各国それぞれが因果関係でがんじがらめに絡み合い、現代社会の礎になったことを考えれば、全ての主要国に現状を招いた功績と責任がある。日本が

なるほど納得政経塾-78 「核兵器恫喝に屈してはならない」  経済学博士 小山和伸(神奈川大学経済学部教授)

世界第三位の核保有国だったウクライナ  ウクライナのグレンコ・アンドリー氏の提供資料によれば、1991年12月ソビエト連邦崩壊後のウクライナには、核弾頭1,240発、大陸間弾道ミサイル176発があった。通常戦力でも、兵員780万人、戦車6,500輌、戦闘車両7,000輌、大砲7,200門、軍艦500隻、軍用機1,100機を保有していたという(『ウクライナ人だから気づいた日本の危機』育鵬社2019)。ウクライナがかくも重武装化されていたのは、ソビエト政府がウクライナ地方を、ヨー

【なるほど納得政経塾】-73- 「イスタンブールの潮風」  神奈川大学経済学部教授 経済学博士 小山和伸

要衝の大都市イスタンブール  トルコ共和国の首都はアンカラだが、イスタンブールは欧・中東地域でも最大級かつ最古級の大都市であり、黒海とマルマラ海を結ぶボスポラス海峡両岸に跨る要衝の地である。今年2月のウクライナ戦争後、ロシア軍による黒海封鎖によりウクライナ産穀物数百万トンが、ウクライナに滞留している。これによって、輸入主要国である中東・アフリカ諸国に飢餓が発生しつつあり、世界的な穀物価格の上昇が始まっている。  そこで、トルコのエルドアン大統領はグテーレス国連事務総長と共に、

【憂国の直言】化けの皮が剥がれた「お花畑の降伏論」  ―岸田首相は国民に「国を守る気概」を持たせよー   松木國俊

ウクライナ戦争勃発時にテレビのコメンテーターが「人命尊重のためにウクライナはロシアに即刻降伏すべし」という論陣を張っていた。だが9月7日付産経新聞「ロシアの深層」を読み、改めて敵に占領された国民の悲惨な運命に戦慄を覚えた。   ロシア軍は占領地に「フィルター・キャンプ」を設置して、ウクライナ住民を思想・信条や経歴に基づき選別しているという。米エール大学の調査グループが8月25日に公表した報告書によると、衛星写真によって既に21ヶ所の「フィルター・キャンプ」が特定されている。学

【とおる雑言】北海道で軍事演習と米軍駐留を  寺井徹(母子福祉協会監事)

ロシア軍は、極東で大軍事演習「ボストーク(東部)2022」を展開した。ロシア、中国、インドなど十三カ国の軍隊が参加したという。ウクライナの西部戦線のほか東部においても戦えると、誇示したかったのであろう。演習地には択捉、国後など日本国固有の領土も含まれている。もはや、厳重〝口頭〟抗議では、済まないのだ。 この際、日米英仏独豪軍ほかカナダ、ニュージーランド、インドなどの軍隊も招いて、北海道周辺において大軍事演習を行ってはどうか。インド軍は、旧ソ連式での武装が基本かもしれない。こ

日本は世界に誇る核大国 核放棄で牙を抜かれたウクライナの悲劇 令和4年8月17日 西村修平(主権回復を目指す会)

【他国の原発を軍事基地にする蛮行】 プーチンによるウクライナ侵略は今新たな局面を迎えている。新たなとは、ザポリージャ原子力発電所をロシアが占拠し、ここを弾除けにして脅しをかけていることだ。同発電所は欧州でも最大出力の規模を備えている。 ウクライナ側は6日、ロシア軍が発電所にロケット砲を発射し、使用済み核燃料の貯蔵施設周辺に着弾したと発表した。「深刻な損傷」で計測器が破損して放射線量の測定が不明だとしている。(送電線の破壊) AFP通信(8月8日)はウクライナメディアで「

【なるほど納得政経塾】-73- 「問われる日本の独立存続」   小山和伸(神奈川大学経済学部教授 経済学博士)

引き続く大幅円安の根本的原因  現在、アメリカの金利上昇が今後抑制的になるとの予測から、円を買い戻す動きが出て、円安傾向は一時反転しているようであるが(7/29 $1=\133)、2021年7月に、1ドル110円台で推移していたことを考えると、円の対ドル価値は一年間で20円以上低下していることになる。直近で最安値を付けた7月14日では1ドル138.9円だったから、円価値の下落が一年間でほぼ30円に達したことがわかる。

ロシアがウクライナ侵略。直後に日本が国政選挙  鳥居徹夫(元文部科学大臣秘書官)

参議院選挙の投票日の2日前(7月8日)、遊説中の安倍晋三元首相が、狙撃され殺害された。 残虐な言葉で大衆を扇動したプロパガンダも犯罪誘発の要因となる。 デモの中で「お前ら人間じゃない、叩き斬ってやる」などと絶叫した山口二郎(法政大学教授)など進歩的文化人の責任は重い。 また「安倍の葬式はうちが出す」と言ったのが朝日新聞である。 安倍晋三への事実を捻じ曲げた罵詈雑言が、一部野党や政治家にみられた。 ナチスは、大量のユダヤ人を殺戮(さつりく)することを「殺戮」とは呼ばず「最

「ウクライナに平和を」祈り願ふ行動 ご報告 三澤浩一

<「ウクライナに平和を」祈り願ふ行動>を令和4年7月9日に開催しました。元内閣総理大臣である安倍晋三さんが、前日の7月8日に遊説先の奈良県で銃撃され、お亡くなりになられました。謹んで哀悼の誠を捧げて、ご冥福をお祈り申し上げます。  人が人を殺すことは悲しいことです。その悲しいことが世界各地で繰り広げられてゐます。かう述べてゐる間も、ウラジーミル・プーチンが率ゐるロシアすなはちプーチン・ロシアが侵略を進めてゐるウクライナでは銃弾も砲弾もミサイルも撃ち込まれ、多くの人々が虐殺さ

【告知】7月9日:ウクライナに平和を」祈り願ふ行動 ご案内

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【論説】戦争もニュースも、進化と風化が止まらない

戦争という究極の悲劇も、自分たちと関係のない世界で行われている限り「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということなのか、ロシアの侵略当初に比べ、私たちの中で日常的な問題に矮小化されつつある。 当初はウクライナ一色だった日々のニュース速報も、身近な国内ニュースや経済指標、国会の話題が優先されていき、ウクライナ侵略はコロナと同様に、「解決されない長期的な世界の問題」となり、ウィズコロナのようにウィズウォーとなってしまった観がある。 こうしている間にも中国では、台湾侵略に向けた環境整備