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Yamato Web News

領土問題・歴史問題・対中国・韓国・北朝鮮など日本国を取り巻く環境は厳しくなっています。 やまと新聞は左傾化が止まらないマスコミの中にあって、国会内で唯一保守報道を貫いています。 …
やまと新聞は皇室を敬い、日本の歴史と文化を正しく伝えていきます。 月350円で知識が身につきます。…
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#ロシア

【とおる雑言】 「憲法を正す会」で選挙を戦え!   寺井融(母子福祉協会監事)

ロシアのウクライナ侵略、中国の大軍拡、北朝鮮の核開発……。さて、どうする? もし、次期総選挙まで日本が無策の状態が続いているようなら、維新、国民、有志の会など〝改憲三派〟は「憲法を正す維新国民有志の会」(正す会)という確認団体を作って選挙を戦ったらよい。既に、その二党一会派は、現行憲法に「緊急事態条項」を盛り込むことで一致しているからだ。

【国会議員に聞く】 日本の国益を第一に 発言力ある中立国であれ! 日本維新の会 新党大地代表 鈴木宗男議員 

鈴木宗男議員、波乱の人生を歩んできた政治家であることに誰しも納得するだろう。 「北海道のヒグマ」と称された故中川一郎議員の秘書として政界に入り、中川氏の後継者として議員に選出される。その後紆余曲折、数々の至難の道を歩み続けた。が。その志と使命感を曲げず、小泉内閣誕生に寄与しながらも、郵政民営化に反対するなど多くの物議を醸してきた。変節する議員も散見できるが、現在も当初の意思は変わらず、忖度せずに意見を述べる硬派議員として活躍している。今後もその姿勢を貫いて欲しいと感じる揺る

【概説】「史実を世界に発信する会」 茂木弘道

『大東亜戦争への道』(展転社) 中村 粲 その11 第三章 第四節 日露戦争:国運賭した日露の死闘  満韓に対するロシアの侵略意図が疑いなきものとなった1903(明治36)年8月、我国は遂に対露直接談判を開くに至りました。談判は、翌年1月まで5か月に及びました。  我国の主張の骨子は (1)清韓両国の独立と領土保全を尊重し、両国における通商上の機会均等を相互に約す。 (2)ロシアは韓国での日本の優越した利益を、日本は満洲の鉄道に関するロシアの特殊利益を承認する。 (3)韓国

【論説・コラム】善意あれば必ず悪意あり、朽ちることなき人類の敵

歴史に「もし」を用いても詮無いが、異なる世界線を想像することで、未来の歴史を変えるヒントにはなる。 そんな前提で現代社会を考えるとき、私たち自由主義国家にとって日々悩ましい存在であり続ける中国やロシア、北朝鮮といった「ろくでもない」独裁国家を生み出した責任の一端が、我々日本の歩みにないとも言えない皮肉がある。 無論、世界史で華々しく活躍する各国それぞれが因果関係でがんじがらめに絡み合い、現代社会の礎になったことを考えれば、全ての主要国に現状を招いた功績と責任がある。日本が

なるほど納得政経塾-78 「核兵器恫喝に屈してはならない」  経済学博士 小山和伸(神奈川大学経済学部教授)

世界第三位の核保有国だったウクライナ  ウクライナのグレンコ・アンドリー氏の提供資料によれば、1991年12月ソビエト連邦崩壊後のウクライナには、核弾頭1,240発、大陸間弾道ミサイル176発があった。通常戦力でも、兵員780万人、戦車6,500輌、戦闘車両7,000輌、大砲7,200門、軍艦500隻、軍用機1,100機を保有していたという(『ウクライナ人だから気づいた日本の危機』育鵬社2019)。ウクライナがかくも重武装化されていたのは、ソビエト政府がウクライナ地方を、ヨー

【概説】「史実を世界に発信する会」 茂木弘道

『大東亜戦争への道』(展転社) 中村 粲 その10 第三章 第三節 日露戦争:露国の南進と日英同盟  1889年「扶清滅洋」を唱える宗教結社義和団は山東省で排外運動を起こし、キリスト教徒、外国人攻撃を行い、翌年には北京に入り、日本公使館書記生杉本彬、ドイツ公使ケテラーを殺害するに至りました。清国はこれを支持し、列国に対して宣戦布告を行ったため、暴徒の勢いは拡大し、北京公使館区域は義和団に包囲されるに至りました。

【告知】9月22日:第8回つくる会/つくる会東京支部が贈る連続講演会

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【なるほど納得政経塾】-73- 「イスタンブールの潮風」  神奈川大学経済学部教授 経済学博士 小山和伸

要衝の大都市イスタンブール  トルコ共和国の首都はアンカラだが、イスタンブールは欧・中東地域でも最大級かつ最古級の大都市であり、黒海とマルマラ海を結ぶボスポラス海峡両岸に跨る要衝の地である。今年2月のウクライナ戦争後、ロシア軍による黒海封鎖によりウクライナ産穀物数百万トンが、ウクライナに滞留している。これによって、輸入主要国である中東・アフリカ諸国に飢餓が発生しつつあり、世界的な穀物価格の上昇が始まっている。  そこで、トルコのエルドアン大統領はグテーレス国連事務総長と共に、

【憂国の直言】化けの皮が剥がれた「お花畑の降伏論」  ―岸田首相は国民に「国を守る気概」を持たせよー   松木國俊

ウクライナ戦争勃発時にテレビのコメンテーターが「人命尊重のためにウクライナはロシアに即刻降伏すべし」という論陣を張っていた。だが9月7日付産経新聞「ロシアの深層」を読み、改めて敵に占領された国民の悲惨な運命に戦慄を覚えた。   ロシア軍は占領地に「フィルター・キャンプ」を設置して、ウクライナ住民を思想・信条や経歴に基づき選別しているという。米エール大学の調査グループが8月25日に公表した報告書によると、衛星写真によって既に21ヶ所の「フィルター・キャンプ」が特定されている。学

【とおる雑言】北海道で軍事演習と米軍駐留を  寺井徹(母子福祉協会監事)

ロシア軍は、極東で大軍事演習「ボストーク(東部)2022」を展開した。ロシア、中国、インドなど十三カ国の軍隊が参加したという。ウクライナの西部戦線のほか東部においても戦えると、誇示したかったのであろう。演習地には択捉、国後など日本国固有の領土も含まれている。もはや、厳重〝口頭〟抗議では、済まないのだ。 この際、日米英仏独豪軍ほかカナダ、ニュージーランド、インドなどの軍隊も招いて、北海道周辺において大軍事演習を行ってはどうか。インド軍は、旧ソ連式での武装が基本かもしれない。こ

日本は世界に誇る核大国 核放棄で牙を抜かれたウクライナの悲劇 令和4年8月17日 西村修平(主権回復を目指す会)

【他国の原発を軍事基地にする蛮行】 プーチンによるウクライナ侵略は今新たな局面を迎えている。新たなとは、ザポリージャ原子力発電所をロシアが占拠し、ここを弾除けにして脅しをかけていることだ。同発電所は欧州でも最大出力の規模を備えている。 ウクライナ側は6日、ロシア軍が発電所にロケット砲を発射し、使用済み核燃料の貯蔵施設周辺に着弾したと発表した。「深刻な損傷」で計測器が破損して放射線量の測定が不明だとしている。(送電線の破壊) AFP通信(8月8日)はウクライナメディアで「

「日本を取り戻すとは、憲法と軍隊を取り戻すことだ!」 西村眞悟

 令和四年七月八日午前十一時半、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で、参議院選挙の応援で街頭演説を始めた直後の安倍晋三元総理が、銃撃され、同日午後五時三分に、緊急搬送された奈良県立医大付属病院で死亡が確認された。銃弾は、安倍元総理の心臓を破っていた。 銃撃直後に、その遭難を知り、死ぬなよ!と念じた。 しかし、夕刻に死亡確認の報に接した。 そのとき、長州人という彼の出自から、長州の先輩の伊藤博文公(一八四一年~一九〇九年)が、ハルピンで銃撃され死亡したことを思った。そして、このとき、

ロシアがウクライナ侵略。直後に日本が国政選挙  鳥居徹夫(元文部科学大臣秘書官)

参議院選挙の投票日の2日前(7月8日)、遊説中の安倍晋三元首相が、狙撃され殺害された。 残虐な言葉で大衆を扇動したプロパガンダも犯罪誘発の要因となる。 デモの中で「お前ら人間じゃない、叩き斬ってやる」などと絶叫した山口二郎(法政大学教授)など進歩的文化人の責任は重い。 また「安倍の葬式はうちが出す」と言ったのが朝日新聞である。 安倍晋三への事実を捻じ曲げた罵詈雑言が、一部野党や政治家にみられた。 ナチスは、大量のユダヤ人を殺戮(さつりく)することを「殺戮」とは呼ばず「最

【なるほど納得政経塾】-72- 「歴史的国際会議」     神奈川大学経済学部教授 経済学博士 小山和伸

共有された中共脅威論  2022年6月末に、歴史的な国際首脳会議が二つ続けて開催された。先ず6月26日から28日までドイツのエルマウで開催されたG7であり、次に6月28日から30日までスペインのマドリードで開催されたNATOである。  この二つの国際首脳会議において、中露の脅威論が西側主要国首脳間で共有されるに至った。特に、日本のNATO首脳会議への初参加によって、中国共産党政権の危険性がアピールされたことの意味は大きい。否、中共の危険性については、日本国内でさえそれが共