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バイク×登山のススメ 日本一の紅葉を見てきた

はじめに

バイクと登山は相性がイイ。何回かやってみて確信した。
登山口までの道のりにバイクを使う理由と実際にやってみた感想について説明する。
ちなみに、僕はこの夏に燕岳、白馬岳、立山、奥穂高岳の登山でバイクを使った。

登山口まで早朝ツーリング

良い点

駐車場

かなり重要。車で登山口まで行く場合、駐車に苦労したり、停められずに遠くの駐車場に停めざるを得ないということが人気の山では多々ある。シーズン中の燕岳、立山、上高地は車で溢れかえっている。
バイクなら関係ない。空きスペースに停めればオーケー。有料の駐車場でも車の半額(上高地)。

狭路の走行性能

登山口は基本的に山の奥まった場所にある。そこまでの道は、狭路であったり、荒れていたり、なんならダートだったりする。
バイクなら関係ない。対向車来てもすれ違い簡単。
好んでそんな道を行くライダーすらいる。

ツーリング兼登山

バイクでツーリングに行く際に目的地を設定するのはバイクに乗るための口実だと思っている。
バイク乗りたいけどブラブラするのも何かな~→どこでもいいけど目的地を設定
こんな流れだと個人的には思っている。
つまり、登山口という目的地だけを設定し、アクセス路でツーリングすれば良い。山に近づくため、基本的にはイイ景色の道が多く、良いツーリングルートになる。

燃費

山までのアクセスは基本的に長距離を走りがち。ガソリンも高いこの時代、燃費は結構大事・・・。
125ccなら1500円で400km走れる。やはり最強すぎる。


悪い点

天気

バイク最大の弱点。天候には勝てない。
しかし、よく考えてみると山って天気の良い日にしか登らなくね?ということでこのデメリットはバイク登山の観点から考えると無いに等しい。
ただし、泊まりの登山の際には下山時の天候が読めないという欠点あり。立山登山から帰る際に降られた。

疲労

バイクは疲れてると結構しんどい。山登りの後にバイクを運転する体力が残っているか?
個人的には慣れたが、最初はしんどいかもしれない。まあ疲れたらネカフェで休憩すればオーケー。


実際の行動記録と感想

日本一の紅葉と名高い涸沢カール&奥穂高岳に登った際の行動記録を記す。

1日目

4:00 家を出発
5:00 日の出
8:00 さわんど駐車場
9:00 上高地
15:00 涸沢テント場泊

天気は晴れ。松本、安曇野から北アルプスの山々が見えるルートを設定。朝早い時間のツーリングのため、空気も澄んでいて山が全部見える。朝から最高のツーリングを堪能し、国道へ。

目的地のさわんどに到着するが、駐車場が満車。車が他の駐車場を探す中、バイクなので空きスペースに駐車。3日分の料金(車700円/日、バイク350円/日)を支払い、上高地へ。

上高地から涸沢はリュックを担いで15kmの道のり。横尾から涸沢までの6kmがキツイものの、上高地から横尾までは平坦。

涸沢カールの一足早い紅葉と満点の星空を見て寝る。

紅葉見頃 (2022.10.3)


2日目 

8:00 涸沢テント場
11:00 奥穂高岳
13:00 涸沢テント場泊

天気は晴れときどき曇り。涸沢から奥穂高岳まで登る。奥穂高岳は日本3位の標高だが、涸沢からならそこまで難しい山ではない。
無事登頂し、難なく下山。涸沢で紅葉を見てのんびり過ごす。

山頂は絶景

3日目

7:00 涸沢テント場
13:00 上高地
13:30 バイク駐車場
19:00 帰宅

天気は晴れのち雨。山は午後から雨予報のため、早めに撤収。上高地まで歩き、バイクで帰る。
天気がいいので、北アルプスを眺める快走路を走行。途中で温泉に入り、疲れを癒やして帰宅。
せっかく長野に来たので景色&温泉を楽しんでいたら帰宅が遅くなってしまった。

上高地に行くだけでも楽しい

まとめ

「駐車場気にしなくていいし行きも帰りもツーリングルートとして楽しめるバイク登山最高!」という記事でした。

暖かい時期にお試しあれ。


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