第2回 GitとGitHubの初心者向け講座
前回はGitとGitHubの基本的な概念を学びましたね。今回は、実際に手を動かしてGitの基本操作を練習してみましょう。
今回の目標
ローカルリポジトリの作成
ファイルの追加とコミット
コミット履歴の確認
前提条件
Gitがインストールされていること
ターミナル(コマンドプロンプト)の基本的な操作ができること
ステップ1: リポジトリの作成
作業ディレクトリを作成
任意の場所に、新しいフォルダを作成します。
例: my-project
ターミナルを開く
作成したフォルダをターミナルで開きます。
リポジトリの初期化
次のコマンドを実行して、カレントディレクトリをGitリポジトリとして初期化します。
Bash
git init
ステップ2: ファイルの追加とコミット
ファイルの作成
作業ディレクトリに、README.md というファイルを作成します。
テキストエディタで開き、以下の内容を記述します。
Markdown
# My Project
これは、Gitの練習用プロジェクトです。
ファイルのステージング
次のコマンドを実行して、README.md をステージングエリアに追加します。ステージングエリアとは、次にコミットするファイルの待機場所です。
Bashgit add README.md
コミット
次のコマンドを実行して、ステージングエリアのファイルをコミットします。 -m オプションで、コミットメッセージを指定します。
Bash
git commit -m "README.mdを追加"
ステップ3: コミット履歴の確認
コミット履歴の表示
次のコマンドを実行して、コミット履歴を表示します。
Bash
git log
補足
git add . で、カレントディレクトリ以下のすべてのファイルをステージングエリアに追加できます。
git status で、リポジトリの状態を確認できます。
これで、Gitの基本的な操作を体験できました。次回は、ブランチの作成と切り替えについて学びましょう。
いいなと思ったら応援しよう!
いつも記事を読んでいただき、ありがとうございます
何かを感じたり、考えるきっかけになったりしたら、とても嬉しいです。