スキンケア業界のゲームが変わるかもという話。

いま、スキンケア業界にゲームチェンジが起ころうとしている。

ブラウン管テレビから液晶テレビ
フィルムカメラからデジタルカメラ
ガラケーからスマートフォン
など、これまでテクノロジーの発達により多くの市場のゲームが変化してきた。
その過程で、生き残った会社、生き残れなかった会社が存在している。

しかし、スキンケアの市場だけはこれまで大きな変化はなかったように思う。
それはスキンケアの領域がIT技術の活用領域から離れたところにある分野だったからだと思う。

しかしいま、そのスキンケア市場に大きな変化が起ころうとしている。

これまでのスキンケア市場の
競争環境を定義すると、
『独自成分(美容理論)×認知×イメージ』
となる。

つまり「独自成分の効果効能と、憧れのイメージをいかに多くの人に認知させることができるか」ということが競争力の源泉だった。

しかしその競争力の源泉が大きく変わろうとしている。

これからは
「どのように美容成分を肌奥まで届けるか?」
が問われようとしている。
消費者も肌に浸透しなければ意味がない、と少しずつ気付きつつある。

そこの可能性にアプローチしているのが、美顔器をはじめとする美容機器である。これまではエステの代替として消費されていたが、各社のマーケティング活動により、スキンケアの代替、もしくはプラスワンのポジションを獲得していった。薬事法の関係上効果効能を謳える範囲は限られているが、化粧品だけの使用よりも圧倒的に効果が高い。
ヤーマン、Panasonic Beauty、MTGなどが主要プレイヤーである。

これからもっと具体的にそんな話を綴っていきたいとおもう。

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