在家の法　第43号

★「幸福の法則（在家の法）」第４３号　 ＜生命の真実１３＞

　あなたの心の糧となるよう大和武史が在家の法をお送りします。
　生命とは現れては消えていく泡のような儚いものではなく、永遠の命を持っています。しかし、この世の人生は肉体というものを媒体として成立するものであり、これは有限のものです。普通の人は数十年しか寿命がありません。この事実をどう捉えるかで人生の意味が変わってくると思うのですね。

　人々が考えているような、たった一度きりの人生ならば人生は盲目、明日の命の保証さえない手探りの偶然の人生であり、それに大きな成果など望む方が酷です。しかし、もしも、私が言っているように生命が永遠の命を持っているなら、たとえ死んでも生命自体は消えるわけではなく、単に今回の人生が終了するだけです。この視点で人生を見つめ直してみると、人生に目標と努力が必要であると思わざるを得ないのです。

　なぜなら、永遠の命があるということは、何度も生まれ変わるということであり、今回の人生も何度もあるうちの１回ということであり、今回の人生だけで満足できなくても良いわけですね。たった一度きりの事ならベストな結果を望むでしょうが、何度もあることなら最終的にはベストを目指すでしょうが、それを目指しながら今回はこういう部分を改善しようと考えるでしょう。一度に大改善は無理ですから、少しずつ改善していくようにするはずです。

　貴方の今回の人生の改善点は何でしょうか。それは誰でも生まれる前に計画を練って生まれてきているのです。無目的で生まれている人はまずいません。普通はどういう家庭でどんな仕事についてどんな点を改善して成長を図るかを計画してから生まれてきています。人生計画があるわけですね。

　そして、その計画は普通思い出すことはできませんが、死後には否応なく、自分の立てた計画と人生の結果が対比させられるようになっています。人生の反省ですね。先の人生を反省して自分で採点して、合格であったか不合格であったかを決めるのです。決めなければならないのです。そして、合格なら天国で楽しい生活が待っていますが、不合格なら残念ながら、地獄という訓練所で訓練を受けなければなりません。これは誰でも逃れることができない法則になっています。

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