在家の法　第68号

★「幸福の法則（在家の法）」第６８号　 ＜霊性に目覚めよう７＞

　あなたの心の糧となるよう大和武史が在家の法をお送りします。
　霊性に目覚めるということは、霊というもの、言い換えればエネルギー体というものを信じるということです。なぜなら、それは物質世界のものではないので確認することができないからです。実験や観察によって確認することができないものを正しいものと思うということが信じるということです。この信じるということこそが信仰というものの原点です。

　信仰というと神様や仏様を拝むことだと思っておられると思いますが、そうでもなく、信じるということを恒常的に継続することを信仰というのです。この信仰になると大変大きなパワーとなります。何のパワーかというと、生きるパワーであり、成功するパワーです。人は信仰によって聖なる人となり、信仰によって従順になり、勇気溢れる人にもなります。信仰というものは日常を超えた偉大なパワーを引き出す効果があるのです。

　ただし、ここでいう信仰は特定の宗教への信仰ではありません。そんな信仰は大変危険な信仰になる恐れがありますから。オススメする信仰は永遠の生命への信仰です。自分が永遠の生命であり、何度も生まれ変わっている存在であるという信仰ですね。これを持ってほしいと思います。これを持つことにより、人生そのものが潤いのあるものに変わります。明日の命の保証さえないこの世の人生おいて、死後の生命の存続を信じない人々はどうしてもこの世に執着します。生きることに執着して、この世の財産や名誉や地位などに執着します。

　そして、その結果、それらの執着が争いを呼び、災いを引き寄せ、不幸な人生へと流れていきます。不思議ですが、掴もうとしても決して得られないのが執着による幸福なのです。執着は自分に呼び込もうとする心になり、他人へ施そうとする心を阻害します。そして、自己主張ばかりをして孤立してしまいます。孤立した人が幸福になどなった試しがないのです。幸福な人は例外なく周りから祝福される人々であるのです。

　この意味で、信仰そのものではなく、信仰を持つ心のあり方が幸福を呼び込んでいくのです。幸福とは心のある種の波長で、その波長に同通すると幸せになるのです。そしてその波長が信仰に極めて近い波長であるわけです。

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