見出し画像

在家の法 第140号

★「幸福の法則(在家の法)」第140号  <在家の法5>

 あなたの心の糧となるよう大和武史が在家の法をお送りします。
 真理というものが必要な理由は、私たちが動物人間として永遠の生命を悟らず、この世の唯物的な価値観で生きてしまうからです。これが正しい価値観であるなら真理など必要もないですが、真実は違って永遠の生命を持つものが一時、物質世界で肉体を持った体験をしているのですから、この錯誤を修正するものが必要だからです。

 ただし、間違いと言うこともその性質は良くないことですが、その間違い、失敗を経験することによって反省が芽生えて改善が始まり、以前よりも進歩するというステップがあり得るために間違いそのものは良いことではないけれども結果的に肯定されています。だから、間違いもあることであり、要は間違いを起こすことを恐れるのではなく、間違いから多くを学ぶことを期待されているのです。

 この意味で、真理が貴重な役割を果たすのはある意味では人々が間違った生き方をしているときであるのです。その意味では現代ほど真理が重要な役割を担うときも珍しいかも知れません。現代人は完全に唯物論に洗脳されてしまい永遠の生命など信じないのが常識であり、死んだら消える命を当然として生きていますから、その人生は当然迷いに満ち、苦悩に満ちたものとなります。

 この迷える人々を救い得るかどうかが真理に問われるのですが、真理そのものには定型的なものはなく、その時代の人々に合わせた説き方が要求されるだけです。その時代の真理を説く人達の技量に多くが委ねられているわけで、真理そのものには限りがありません。現代のような迷いの極致の状態ではその真理も相当の説得力を有しないとなかなか実績を出すことは難しいでしょう。

 こうした事情の中でも、真理の内容の高度さを求められているわけではないということに注意が必要だと思います。難しい学問では大衆は救えないので、救う力を最大限にした真理が必要なのです。具体的には永遠の生命と愛、生きる意味などが理解できれば十分です。要は内容のレベルではなく、古典的な内容でも良いので現代人の唯物的な思想を変えることこそ求められることであるのです。人々が間違っている部分を諄々と諭して永遠の生命の視点で見たときにどんな姿があるべき姿であるのかをはっきりと示すことこそが必要なことではないのでしょうか。

★一日一愛運動コミュニティができました!是非とも参加をお願いします!
https://mixi.jp/view_community.pl?id=6363016
★天上界からの啓示 「心臓から出た言葉たち」
https://gkinui.hatenablog.jp
★大和武史のブログ「ハイヤーセルフの導き」好評連載中!
http://blog.livedoor.jp/yamato_takesi/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?