参考和訳 Airbnb, Inc (NASDAQ:ABNB) Q1 2023 Earnings Conference Call 2023年5月9日
Airbnb, Inc (NASDAQ:ABNB) Q1 2023 Earnings Conference Call 2023年5月9日午後4時30分（日本時間）。
会社参加者
エリー・マーツ - 財務・IR担当副社長
ブライアン・チェスキー - 共同創業者、CEO、コミュニティ代表、会長
デイビッド・スティーブンソン - CFO
電話会議参加者
エリック・シェリダン - ゴールドマン・サックス・グループ
ジャスティン・パターソン - KeyBanc Capital Markets
マーク・マハニー - Evercore ISI
Stephen Ju - Crédit Suisse（クレディ・スイス
マリオ・ルー - バークレイズ銀行
ジョン・コラントゥオーニ - ジェフリーズ
リチャード・クラーク - サンフォード・C・バーンスタイン & Co.
ブライアン・ノワック - モルガンスタンレー
ジャスティン・ポスト - バンクオブアメリカ・メリルリンチ
リー・ホロウィッツ（ドイツ銀行） - Deutsche Bank
ダグラス・アンマス - JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー
ロナルド・ジョシー - シティグループ
ニコラス・ジョーンズ - JMP証券
ジェド・ケリー - オッペンハイマー
オペレーター
こんにちは、Airbnb の 2023 年第 1 四半期の決算カンファレンスコールにご参加いただきありがとうございます。念のため、このカンファレンスコールは録音されており、このコールの後、AirbnbのウェブサイトのInvestor Relationsセクションから再生することができます。それでは、財務担当副社長のエリー・マーツに通話を引き継ぎます。どうぞよろしくお願いします。
エリー・マーツ（Ellie Mertz
こんにちは、Airbnbの2023年第1四半期決算説明会にようこそ。本日はご参加いただき、ありがとうございます。本日は、Airbnbの共同創業者兼CEOのブライアン・チェスキーと、最高財務責任者のデイブ・スティーブンソンにご登壇いただきます。
本日未明、2023年第1四半期の業績とコメントを記載した株主通信を発行しました。これらの項目は、Airbnbのウェブサイトの投資家向け情報セクションにも掲載されています。
電話会議では、冒頭の挨拶を簡単に行い、残りの時間をQ&Aに費やします。ブライアンに引き継ぐ前に、このコールで私たちは多くのリスクと不確実性を含む将来の見通しに関する記述を行うことを皆さんにお伝えしたいと思います。実際の業績は、様々な要因により、将来見通しに関する記述で明示的または黙示的に示されたものと大きく異なる結果となる可能性があります。これらの要因は、当社の株主通信の「将来予想に関する記述」の項および証券取引委員会に提出した当社の直近の報告書に記載されています。当社は、これらの要因を考慮するよう強く求めます。また、当社は、後発事象や状況を反映するために本通話に含まれる情報を更新する義務を負うものではないことをご承知おきください。また、これらの情報はあくまでも予測であり、将来の業績を保証するものではないことをご承知おきください。
また、本通話では、いくつかの非GAAP基準の財務指標について説明します。当社は、IRサイトに掲載した株主通信において、最も直接的に比較可能なGAAPベースの財務指標との調整表を提供しました。これらの非GAAP指標は、当社のGAAP基準の業績を代替することを意図したものではありません。
それでは、ブライアンに電話をつなぎます。
ブライアン・チェスキー
大丈夫です。そうですね。皆さん、こんにちは。ご参加いただきありがとうございます。今、第1四半期決算をお伝えできることをうれしく思います。2023年に向けて力強いスタートを切ることができました。第1四半期は1億2千万泊以上の宿泊と体験の予約がありました。これは過去最高の[Technical Difficulty]変化でした。収益は前年同期比で24％増加しました。純利益は1億1,700万ドルで、GAAPベースでは最も収益性の高い第1四半期となりました。そして、当四半期のフリーキャッシュフローは16億ドルでした。また、当四半期のフリー・キャッシュ・フローは16億ドルとなり、12ヵ月累計では38億ドルとなりました。これは、12ヵ月後のフリー・キャッシュ・フロー・マージンが44％であることを表しています。また、当社の強固なバランスシートにより、過去9ヵ月間に20億ドルの自社株買いを実施することができ ました。そして本日、取締役会がクラスA普通株式について25億ドルを上限とする新たな買戻し権限を承認したことをお知らせします。
当四半期は、いくつかの好業績がありました。まず、Airbnbを利用して旅行されるお客様がこれまで以上に増えています。第1四半期に予約された宿泊施設は前年同期比で19％増加し、マクロ経済の不確実性が続く中、予約者数は過去最高を記録しました。また、当四半期には、さらに先の旅行を予約するゲストが見られ、第2四半期に向けた強力なバックログを支えています。
次に、より多くのお客様が海外旅行や都市部への帰省をされています。第1四半期のクロスボーダー予約総宿泊数は前年同期比で36％増加しました。特に、アジア太平洋地域の回復が続いており、第1四半期の予約宿泊数が前年同期比で40％以上増加したことは、私たちにとって大きな励みとなりました。また、他地域からアジア太平洋地域への国際線は、当四半期に前年同期比で160％増加しました。さらに、北米へのクロスボーダー予約宿泊数は再び増加し、前四半期の31％に対し、当四半期は34％の前年同期比増となりました。また、密度の高い都市部の宿泊予約が前年同期比で20％増加しました。
3つ目は、ゲストが引き続きAirbnbを利用して長期滞在していることです。第1四半期は、長期滞在が総予約宿泊数の18％を占めました。また、過去3年間で、あらゆる地域や年齢層のゲストが長期滞在にAirbnbを利用することで、新たなユースケースが出現していることがわかります。
そして最後に、供給量の増加が引き続き加速しています。第1四半期は前年同期比で18％の供給増となり、これは第4四半期の16％から上昇しました。世界中で2桁の供給増が見られ、中でも北米と中南米で最も速い伸びを示しました。都市部と非都市部の供給量の伸びは、ともに18％でした。
さて、今後の見通しですが、私たちは引き続き3つの戦略的優先事項に注力していきます。第一に、ホスティングを主流にすることです。Airbnbで旅行するのと同じように、ホスティングを普及させたいと考えています。そのために、ホストの認知度を高め、より簡単に始められるようにし、ホストのためのより良いツールを提供しています。そして、私たちのアプローチはうまくいっています。実際、上場以来、すべての四半期で、有効なリスティング広告の前年比が加速度的に増加しています。
第二に、私たちはコアサービスを完成させようとしています。私たちは、人々に私たちのサービスを気に入ってもらいたいと考えており、そのために細部にまでこだわっています。先週は、2023年サマーリリースの一環として、50以上の新機能とアップグレードを導入しました。導入した機能はすべて、ゲストやホストからの直接のフィードバックに基づいています。価格設定ツール、透明性の高いチェックアウト方法、より迅速なカスタマー・サービスなど、さまざまな機能が含まれています。また、Airbnb Roomsという、Airbnbの原型を全く新しくしたサービスを展開し、価格上昇に関する意見にも応えました。
これから、どのようなサービスが開始されるのか、もう少し詳しくご紹介します。
そして最後に、私たちはコアな部分以外も拡大しています。Airbnbの次の展開について、私たちは大きなアイデアを持っています。2024年以降に開始する予定の新しい製品やサービスの基盤を構築しているところです。同時に、Airbnbは世界の多くの市場でまだ十分に浸透していません。そこで、成熟していない市場への注力を強めており、すでに良い結果が得られています。そこで、2つの例を挙げましょう。ドイツとブラジルでは、成長を加速させるために、事業拡大のためのプレイブックを展開しました。その結果、現在、ドイツとブラジルは最も急速に成長している2つの市場となっています。そして、このプレイブックは、実際、とてもうまくいきました。そこで、現在、世界中の他の市場にもこの手法を広げています。
さて、質問に入る前に、2023年サマーリリースについて少しお話したいと思います。先週、私たちはAirbnb史上最も広範な改善セットを導入しましたが、それはすべてコミュニティからのフィードバックに基づくものでした。私たちは、コアサービスを完成させるために、デザイン主導のアプローチをとりました。すべての画面、すべてのポリシー、カスタマーサービスとのやりとりなど、すべての体験の設計図を作成しました。そして、数百万件の電話や数千件のソーシャルメディアへの投稿を分析しました。そして、世界中のゲストやホストを招いて、リスニングセッションを開催しました。そして、これらのフィードバックをすべて私たちの設計図に照らし合わせ、最も一般的な問題に優先順位をつけました。そして5月3日、Airbnb Roomsを導入し、ゲストとホストのために50以上の新機能とアップグレードを発表しました。では、そのハイライトをいくつかご紹介しましょう。
まず1つ目は、合計金額の表示です。ゲストからは、「価格の透明性が足りない」と言われていました。合計金額表示では、ゲストはアプリ全体で税抜きの料金を含めた合計金額を見ることができるようになりました。
2つ目は、ホストのための新しい価格設定ツールです。ホストから「価格設定ツールが使いにくい」「料金がわかりにくい」という声を聞きました。そこで、ホストがより競争力のある価格を設定できるように、他のAirbnbが自分のエリアで設定している価格を確認できるようにしました。そしてこれには、需要が高く予約が入っているリスティングと、そうでないリスティングの両方が含まれています。そして最後に、ホスト向けの割引やプロモーションをより簡単に追加できるようになりました。
そして3つ目は、より手頃な価格の宿泊です。Airbnbでの長期滞在は高額になる可能性があるため、私たちはそれについていくつかの工夫をしています。3ヶ月後の料金を引き下げました。また、ホストは月々の割引を簡単に設定でき、より柔軟なキャンセルを提供できるようになりました。
最後に、オリジナルのAirbnb Private Roomを一新したAirbnb Roomsもご紹介します。Airbnb Roomsは、Airbnbの原点である「シェア」という理念に立ち返ったものです。また、Airbnbルームは、1泊平均わずか67ドルという、最も手頃な旅行方法の1つでもあります。実際、Airbnbの客室の80%以上は1泊100ドル以下です。現在のマクロ経済環境では、人々は手頃な価格で旅行したいと思うものです。しかし、宿泊客は、予約する前に宿泊者についてもっと知りたいと言っています。そのため、すべてのAirbnbルームにはホストパスポートが付属しており、ゲストが予約前にホストについて知ることができるようになっています。
先週の反響と2023年夏のリリースは、私たちの期待を上回るものでした。報道は圧倒的にポジティブで、3,000件以上の記事を獲得しました。これは、これまでで最も多くの報道があったことになります。ソーシャルメディアでは、私たちのツイートが1,900万インプレッションを獲得しました。ソーシャルメディアでは、私たちのツイートが1,900万インプレッションを獲得しました。しかし、最も重要なことは、ゲストとホストが、彼らの最大の関心事に耳を傾けていると感じてくれているということです。もし私たちが傾聴を怠らなければ、Airbnbの改善は決して止まらないでしょう。
それでは、Daveと私、皆さんの質問にお答えするのを楽しみにしています。
質疑応答セッション
オペレーター
[オペレーターの指示】です。］ まず、ゴールドマン・サックスのエリック・シェリダンにお願いします。
エリック・シェリダン
数日前のサマーリリースに戻り、「部屋」の概念に戻りたいと思います。今後12カ月、18カ月を見通したときに、供給量の増加、そしてそれに伴う需要の増加、プラットフォームへの新規旅行者の増加という点で、どのような効果が期待できるのか、より理解を深めていただくことができますか？
ブライアン・チェスキー
はい、私はここにいます。調子はどうですか？はい。というのも、Airbnb RoomsはAirbnbで最も手頃に旅行できる方法の1つだからです。私たちは、Airbnbのゲストの声をたくさん聞いてきました。その中で、特にこの経済環境では、Airbnbで手頃に旅行する方法を探しているとのことでした。Airbnbルームの平均価格は1泊67ドルです。つまり、信じられないほどの価値があるのです。私たちは、このような経済状況下で、より多くの人が関心を持つであろう手頃な価格帯の商品を提供し、さらに次世代の旅行者にも関連性の高い商品を発表したいと考えました。基本的には、26歳の私が欲しくなるような商品を発売したかったのです。
そして、プライベートルームの製品に注目しました。すでに世界中に100万件のリスティングがありましたが、ちょっとした障害があったのです。パンデミック（世界的大流行）の最中、人々は互いに泊まり合うことに抵抗があったのです。そこで、予約する前に、滞在するホストについて理解してもらう必要があると考えました。そこで、Airbnbホストパスポートを立ち上げました。これは、お金を節約したい、地元の旅行体験に興味がある、多くの人がAirbnbルームに宿泊することを後押しするものだと思います。また、寝室のドアに鍵がかかっているかどうか、バスルームが個室かどうかなど、プライバシーに関する機能も新たに追加しました。こうしたさまざまな機能が、Airbnb Roomsを確実に後押ししてくれると考えています。
最後に、エリック、私たちはこの夏、Airbnb Roomsのプロモーションを行う大規模なブランドキャンペーンを予定しています。これが成功すれば、若い世代の旅行者を取り込むことができ、今まで旅行する気がなかった人も旅行できるようになり、Airbnbの市場全体が活性化することを期待しています。
運営者
次はKeyBancのJustin Pattersonに話を移します。
ジャスティン・パターソン
そこで、まず、エリックのサマーリリースに関する質問のフォローアップをさせてください。ブライアン、あなたは最近、AIが今後のAirbnbにとって重要な機会であるとコメントしました。AIがどのように旅行体験を再構築するのか、また、AIに関連する取り組みについてお聞かせください。
それから、デイヴさん、通期のガイダンスについて、明確なガイダンスではなく、目安のようなものしか示していないのはありがたいですね。第2四半期の宿泊単価と経費の推移、そしてサマーリリースにおける新しい価格設定ツールの動向を踏まえ、下半期の前提条件や前年同期比で横ばいのマージンについて、もう少し理解を深めていただけないでしょうか。
ブライアン・チェスキー
素晴らしい。さて、まずはジャスティン、AIから始めましょうか。これは、私がシリコンバレーに来て以来、最大の革命であり、テストであることは間違いありません。インターネットと同じくらい大きなプラットフォーム・シフトであり、さらに大きなものになると多くの人が考えています。そして、私たちがAIについてどのように考えているのか、その概要を少し説明します。
これらはすべてベースモデルの上に構築されます。ベースモデルは、大規模な言語モデルで、GPT-4のようなものだと考えてください。Googleにはいくつかのベースモデルがあり、MicrosoftはEntropicに到達しています。これらは大きなインフラ投資のようなものです。これらのモデルの中には、コンピュートパワーに何百億ドルもかかるものもあります。つまり、高速道路を作るようなものだと考えてください。大規模なインフラプロジェクトなのです。そして、私たちはそれをするつもりはありません。私たちはインフラストラクチャー企業ではありません。しかし、私たちは高速道路に自動車を走らせるのです。つまり、AIの上に、ベースモデルの上に、インターフェイスやモデルのチューニングを設計していくのです。つまり、ベースモデルの上に、モデルのチューニングがあるわけです。
そして、モデルのチューニングは、あなたが持っている顧客データに基づいて行われることになります。そして、ちょっと絵を描いてみますね。あなたがChatGPTに質問した場合と、私がChatGPTに質問した場合、どちらもほとんど同じ答えが返ってくるでしょう。なぜなら、ChatGPTはあなたと私の間にあることを知らないし、私たちについて何も知らないからです。例えば、目的地から目的地までの距離はどれくらいか、といったような質問では全く問題ありません。しかし、旅行における多くの質問は、実際には検索の質問ではないことが判明しました。マッチングの質問なのです。つまり、自分がどんな人間か、どんな好みをもっているかによって答えが変わる質問です。
例えば、Airbnbは今後、かなり変わっていくと思います。どこに行くのか、いつ行くのか、といった質問ではなく、あなたのプロフィールをしっかり作り、あなたについてもっと知り、2つの大きな、より基本的な質問をしてほしいのです。あなたは誰ですか？」「あなたは何を望んでいますか？
そして最終的に、Airbnbが構築するものは、単なるサービスや製品ではありません。しかし、最も大きな意味での私たちの存在は、グローバルな旅行コミュニティです。そして、Airbnbとそのトラベルコミュニティの役割は、究極のホストになることです。AIを持つ私たちが、あなたを理解できる究極のAIコンシェルジュを構築すると考えてみてください。そして、私たちはこのようなワールドクラスのインターフェースを構築し、私たちのモデルをチューニングすることができます。他の多くの旅行会社とは異なり、私たちはゲストやホストについてより多くのことを知っています。これが、ホストパスポートに投資している理由のひとつです。私たちは、これからも人々のことをもっと知りたいと考えています。そして、私たちの仕事は、宿泊施設やその他の旅行サービス、そして最終的には旅行以外のものとのマッチングを行うことです。それが、私たちが目指す大きなビジョンです。これは非常に大きなチャンスだと思います。
最後に、今後12ヶ月の間に私たちが行う予定の戦術的なことをいくつかご紹介して終わりにします。1つ目は、カスタマー・サービスです。これはAirbnbの最大のメリットの1つになると思います。Airbnbの強みの一つは、Airbnbの提供するものが一品ものであることです。Airbnbの問題点は、我々のサービスも一品ものであることです。そのため、ホテルと比べると歴史的に一貫性がありません。ホテルにはフロントデスクがありますが、Airbnbにはありませんから、AIはホテルと比較してサービスの面で競争条件を平準化できると思います。しかし、Airbnbには文字通り何百万人もの人々が毎晩宿泊しています。そして、彼らがカスタマーサービスに電話したとします。その際、70種類ものユーザーポリシーに対応するエージェントがいます。なかには100ページにも及ぶものもあります。AIは、エージェントを補強することで、より良いサービスを、より安く、より早く提供することができるようになるのです。そして、これは大きな変革になるものだと思います。今年後半から来年にかけては、ちょっと総力戦で、かつては改善されていた。それが1番です。
その2、私たちは今、AIを製品に組み込んでいます。そして、一例を挙げましょう。数ヶ月前、OpenAIはプラグインを発表しました。そして実は、私たちはOpenAI ChatGPTのプラグインのローンチパートナーの1つになるはずだったのです。しかし、私たちは文字通りサムと一緒に仕事をする最初の一人だったのですが、発売直前になって、このプラグインを中止することにしたのです。その理由は、ウィジェットを下部に配置した純粋な技術空間のインターフェイスは、おそらく旅行に適したインターフェイスではないと判断したからです。結局のところ、旅行に適したインターフェースはマルチモーダルだと思うのです。リッチメディアであり、写真である。写真であり、動画である。写真であり、ビデオであり、より没入感のあるものです。より没入感のあるものです。そして、GPT-4は私たちのアプリで利用できます。ですから、私たちはGPT-4を私たちのインターフェースに組み込んでいくつもりです。それが、私たちにとって本当のチャンスだと思います。ですから、私たちのアプリに組み込まれたAIによって、来年は大きな変化が見られるはずです。
最後に、開発者の生産性と私たちの労働力の生産性です。特に開発者の生産性は、短・中期的に30％向上させることが可能だと思いますし、GitHubのCopilotのようなツールによって、スループットを大幅に向上させることができます。このように、短期的にも長期的にも非常に楽しみなことがたくさんあります。
そして最後に、AIのシフトから最も恩恵を受けるのは、最も革新的な文化を持つ企業であると思います。90年代のインターネットがそうだったように。ここ数年、340を超える革新的な製品を世に送り出してきた私たちは、間違いなくこの革命の最前線に立つことができると思います。
デビッド・スティーブンソン
また、収益性の面では、営業効率の改善が進んでいることを大変誇りに思いますね。私たちは、COVIDの最中に、会社を合理化・効率化し、集中し、原点に立ち返るという非常に難しい選択をしました。そして、それ以来、収益性を大幅に向上させることができました。
従業員数は明らかに25%削減しました。それ以来、従業員数は緩やかにしか増えていません。マーケティングの効率も大幅に改善し、コミュニティ支援から支払いコスト、インフラコストに至るまで、運営コストも改善し続けています。基本的に、私たちは全体として、より優れた、より厳格な事業会社になりました。なぜなら、事業が回復しても、私たちは中核となる強力な事業モードを堅持してきたからです。ですから、ADRが緩やかになることが予想される今年においても、コミュニティサポート、インフラ、決済コスト、固定費レバレッジの改善を継続することで、平均客室単価の上昇を相殺することができるでしょう。
オペレーター
次にEvercore ISIのMark Mahaneyに話を聞きます。
マーク・マハニー
2つの質問です。オンライン旅行業界では、今年、マーケティング費用が前倒しで投入される傾向があります。デイヴ、あなたの視点から、その理由についてコメントをお願いします。次に、ブライアンさんが話していたブラジルとドイツの例について、ダブルクリックで教えてください。そのような取り組みが他の市場でどのように再現できるかを考えるために、最も急成長している2つの市場へ加速させるために行った具体的なことがあれば、教えていただけると幸いです。
ブライアン・チェスキー
はい、もちろんです。デイブ、最初の1枚をお願いします。
デビッド・スティーブンソン
そうですね。素晴らしい。ありがとう、マーク。今年のマーケティング費用の前倒しについては、私たちはより良い運営を学んでいるところです。昨年は、ブランド・マーケティング・キャンペーンで大きな成功を収め、投資に対するリターンが大きかったのです。そして、私たちが学んだことは、もっと早い時期に、夏の旅行シーズンのピークを前に、ブランドマーケティングを実施する必要があるということです。早い時期にメッセージを発信すればするほど、その投資を通年で回収することができるのです。ですから、これは純粋に、ブランド・マーケティングへの支出を早めるということです。
また、ブランドマーケティングを実施していない新しい地域にも投資し、その市場をより多くの国に拡大することも、それほど大きくはありませんが、その一要素となっています。したがって、売上高に占めるマーケティング費用の比率は、2023年においても2022年とほぼ同じになります。ただ、より早くメッセージを発信するために、より多くのマーケティングを前倒しで行っています。
ブライアン・チェスキー
そうですね。そしてマーク、ブラジルとドイツについて少しお話します。Airbnbは世界で最も国際的な企業の一つなんですね。220の国や地域で展開しています。何年も前に、私たちはアメリカ以外の国で国際的に展開するためのプレイブックを開発しました。そのプレイブックには、PR、現地に人を置くこと、一般的には多くの市場で必要なのはそれだけですが。また、ブランド・マーケティング・キャンペーンも行い、製品を十分にローカライズしました。まさに、フルファネルのアプローチです。そして今、ソーシャルメディアとインフルエンサーも加わりました。
ですから、最近、パンデミックの期間中、私たちは国際的な展開にそれほど力を入れていませんでした。それは、主に復興と、長期滞在のような新しい旅行セグメントに焦点を当てたからです。この3年間は、ご存知のように、基本に立ち返り、集中的に取り組み、収益性も大幅に向上しています。現在、12ヵ月後のフリー・キャッシュ・フローは38億ドル以上となっています。ですから、今こそ国際的な事業拡大に集中する絶好の機会だと考えています。そこで、ドイツとブラジルからスタートしました。
そしてまた、フルファネルでした。多くのPRが必要でした。ブランド・マーケティング、米国での価格設定に関わるマーケティング広告キャンペーンをこれらの市場に持ち込み、製品をローカライズし、現地のインフルエンサーと協働しました。つまり、かなりフルファネルなアプローチなのです。その結果は、非常にポジティブなものでした。現在、この2つの市場は、私たちの最も成長著しい市場となっています。
そこで、この手法を世界中の他の市場にも導入することを検討しています。いくつか例を挙げましょう。1つ目は、アジア太平洋地域です。アジアには大きなビジネスチャンスがあると私たちは考えています。私たちは、アジアに大きなチャンスがあると考えますが、まだ十分に浸透していません。今後5年間、国際的に最も急速に成長する市場になると思われます。ここ数年のアジアの問題は、ご存知のように、アジア市場は国境を越えた市場であることです。歴史的に国境が閉鎖され、旅行があまり行われなかったため、アジアの回復は遅れていました。
今、人々は旅行を始めており、アジアには不釣り合いなほど多くの若い旅行者がいます。ご存知のように、Airbnbは若い旅行者の間で非常に人気があります。ですから、日本、韓国、中国、インド、東南アジアは大きな成長のチャンスになると考えています。
次に、ヨーロッパです。私たちはフランスで非常に大きな存在です。ドイツでも大きな成長を遂げています。しかし、ヨーロッパには多くの市場があります。私たちはこれまで、ブランドマーケティングを積極的に行ってきませんでした。今、私たちはイタリアでより積極的になっています。スペインでも積極的に取り組んでいますし、北欧の他の市場にも目を向けています。ヨーロッパでは、これまでいくつかの大きな市場にしかフォーカスしてこなかったので、実際には多くのグリーンフィールドが存在すると思います。フランスやイギリスのような大きな市場に焦点を当てたとき、私たちは本当に強くなりました。そして、ヨーロッパの他の国でも同様の普及が可能だと考えています。
そして最後に、ラテンアメリカです。ブラジルで大きな成長を遂げましたが、今後はコロンビアなど、ラテンアメリカの他の市場にも展開していく予定です。ですから、今後2、3年の間に、インターナショナルが成長への大きなブームとなると思います。
Airbnbについて学んだことのひとつは、国が違っても、プレイブックがそれほど変わる必要がないということです。どの市場でもうまくいくのです。特に、Airbnbは国境を越えたネットワーク効果ビジネスなので、うまくいくのです。
デビッド・スティーブンソン
また、トラフィックの90%は直接または無報酬で、COVID以来ずっとそうでしたし、現在もそうです。この投資は、私たちにとって非常に効果的なのです。
運営者
次はサンフォード・バーンスタインのリチャード・クラークに話を聞きます。
リチャード・クラーク
2つ、よろしいですか？通期業績について、需要に対して供給をどのようにコントロールするかというお話があったと思います。現時点では、供給は18%程度で成長していると思いますが、第2四半期の需要は10%から12%程度で成長していると指摘されていますね。今後の成長について考えるには、どちらの数字が正しいのでしょうか？18%という数字と10%から12%という数字のどちらを採用すべきでしょうか？それから、非常に短い時間ですが、あなたは明らかにホールドプライスを表示するようになりましたね。そのことによる影響はありますか？コンバージョンに影響はありますか？供給への影響はありますか？この変更による影響は？
ブライアン・チェスキー
そうですね。リチャード、高いところから始めませんか？私は、長期的な成長は、供給と同じだけの力しかないと思っています。もし私たちが手を引くとしたら、2020年、2021年に何が起こったかというと、需要が供給よりも速く成長したからです。そして当初は、これは素晴らしいことでした。しかし、問題は、需要が供給よりも速く伸び、供給に制約がある場合、一般的に価格が上昇することです。価格が上昇すると、収益には貢献しますが、この経済状況下では、購入しやすい価格であることが大きな問題となります。Airbnbを手頃な価格で利用できるようにするために私たちができる最も重要なことの1つは、プラットフォームに十分な供給があることを確認することです。
そこで1年前、私たちは供給量の増加を、本当に加速させるべき主要な戦略的イニシアチブと位置づけ、「ホスティングの主流化」というイニシアチブを作りました。これは、ホスティングを旅行と同じくらい主流にしようというものです。そして、私たちはさまざまなことを行いました。ホスティングを主流にするためには、安全で簡単でクールなものにする必要があると考えました。そこで、私たちはAirCoverを発売しました。このサービスを提供する会社は他にありません。そして、何年ぶりかにマーケティングキャンペーンを行いました。
その後、ご存知のように、90万件のリスティング広告が増加しました。IPO以来、四半期ごとに加速しています。そして、今後起こるであろうことは、市場から供給されるすべての供給が価格の上昇を抑えるということだと思います。ホテルのCEOは、この夏は需要が価格を押し上げると予想していますが、私たちは、実際に価格が穏やかになることを望んでいます。そうすれば、Airbnbにまったく新しい世代の旅行者を呼び込むことができると考えています。ですから、最終的には、このようなことは、市場にとって非常に重要な考慮事項であると思います。アマゾンと同じで、より手頃な価格で幅広い品揃えを実現すれば、より多くの人がAirbnbを利用するようになります。これが高いレベルの話です。
さて、総価格についてですが、これは主に米国の問題です。しかし、アメリカではご存知の通り、一部のホストがクリーニング代を高く設定していたことが少し問題になっていました。そして、ゲストから多くの声が寄せられました。そして、総額表示がもたらすものは、総額表示でより価値のある物件に需要を押し上げると思います。また、価格のトグルをオンにすると、クリーニング代が安い物件やクリーニング代がかからない物件を予約する人が増えていることがわかります。このように、最も価値のある物件に需要が集まり、そのホストに報酬が支払われ、すべてのホストが競争力を維持できるようになるというのは、市場において非常に良い実践になると思っています。まだ始まったばかりです。12月に試験運用を開始しました。12月に試験運用を開始し、現在は誰でも利用できるようになっています。
しかし、先週のリリースから予想されるのは、手頃な価格で利用できる多くの機能が登場したことです。より多くの、より手頃な価格のマンスリー・ステイ製品が登場したのです。ホストは、月極め割引や週極め割引を利用できるようになりました。ホストは、より競争力のある価格を設定できるようになりました。今後も供給を続けていく予定です。そして、旅行者の一番の要望である「手頃な価格で泊まれる」ということに、これからも取り組んでいきたいと考えています。
デビッド・スティーブンソン
もう2点ほど補足させてください。原油価格の導入は、実にうまくいっています。そして、私たちのビジネス全体に対する影響は、実際には中立的なものとなっています。つまり、私たちが導入した「 」は、非常にうまく機能しているのです。価格設定にこだわる人たちは、それを選択することができます。また、他のマーケットプレイスと同じように見たい人は、その選択さえもできません。
もうひとつ、成長率の話に戻りますが、10％から12％の夜間成長は、私たちの長期的な野望ではありません。第2四半期には、昨年発売されたオミクロンやCOVIDと比較する必要があることを忘れてはいけません。第1四半期に旅行を遅らせた人々が、第2四半期に大量の旅行を圧縮したため、第2四半期に素晴らしい成長を遂げたとしても、厳しい比較になることを忘れてはなりません。
オペレーター
次の質問は、モルガン・スタンレーのブライアン・ノワックさんです。
ブライアン・ノワック
2つあります。1つ目は、ブライアンさん、前回の回答に戻りますが、経済的に余裕があることが問題であるとのことです。Airbnbのプラットフォームにおいて、値下げや短期滞在、価格変更、トラフィック転換の低下など、価格に敏感なユーザーがプラットフォームに与える影響について、何か兆候はありましたか？それが1つ目です。
次に、2つ目ですが、前回の回答に戻ります。過去に、あなたは「今年の形には様々な要素が絡んでいる」と話していましたが、2022年は今年の宿泊数や予約数の形を考える上で合理的な方法でしたね。今、コンプの構造について考えてみると、2Qと3Qのコンプはかなり似ているのですが、どのように考えるべきでしょうか？
ブライアン・チェスキー
デイビッド、2番目はあなたが、1番目は私がやります。
デビッド・スティーブンソン
需要動向を完璧に予測することは困難でした。また、オミクロンは、収益の影響よりも、夜間需要の形状に大きな影響を与えています。第2四半期の売上成長率は12％から16％の間であると見ています。これは、特に北米において、ADRが上昇し、価格設定が全体的に上昇したことが要因だと考えています。
しかし、今年後半の成長に向けては、ブライアンが話したような、ラテンアメリカの継続的な加速、アジア太平洋地域の加速、国境を越えた旅行の増加といった追い風が吹いています。このようなことが、今年後半に見られるメリットだと思います。第2四半期は、昨年のオミクロンの影響により、少し厳しいコンプになりそうですが、下半期は全体的に安定した需要が見込めると考えています。手紙の中で、今年のこの時期、下半期の予約が昨年のこの時期より25％多く入っていることを強調しました。このことは、下半期の旅行に対する人々の意欲と関心に自信を与えてくれるものです。
ブライアン・チェスキー
最初の質問ですが、ブライアンは、少なくとも北米、特に米国では、人々は価格に最も敏感であると見ています。そして、アメリカでは、低価格の物件が最も稼働率が高いのです。つまり、人々は低価格のリスティングを望んでいるのです。Airbnbの料金が正常化し、今後数年間はホテルほど料金が上がらないことを期待しています。また、Airbnbルームの見通しについて強気な理由もあります。
運営者
次は、シティのロン・ジョシーさんです。
ロナルド・ジョシー
ブライアン、あなたはコアを拡大することについて話しました。そして、製品の新しいアイデアや、Airbnb経済全体のビジョンについてもう少しお聞きしたかったのです。過去に、ローカルホストサービスやスポンサー付きリスティングなどのマーケットプレイスについて言及したことがあると思うのですが、そのようなアイデアについて教えてください。Airbnbエコノミーの核となる部分やビジョンの拡大について、何かお考えがあれば教えてください。また、体験の再構築について、最近の体験の呼びかけについてですが、この製品がどのように進んでいると感じているか、もう少し話してください。
ブライアン・チェスキー
はい、ロン、素晴らしい質問ですね。パンデミックの前に、私たちはすでに中核事業以外の拡張に注力していました。実際、Airbnbには10種類の部門がありました。ホーム部門を追加しました。エクスペリエンス部門もありました。交通部門もありました。雑誌部門もありました。このように、さまざまな取り組みを行ってきました。そして、明らかにパンデミックが発生し、私たちは基本に立ち返って集中しなければなりませんでした。
そして、ここ数年、新しいことに取り組む前に、自分たちのコアサービスを完成させたいと考えていました。私が受けた大きなインスピレーションの源のひとつは、アップルでした。2000年代半ば、2006年のことですが、アップルはまだiPhoneを発売していませんでしたが、どれだけの人がアップルに携帯電話を出してほしいと思ったでしょうか？その答えは、多くの人です。そして、人々がAppleに携帯電話を広げてほしいと思った理由は、iPodを愛しているからです。しかし、私たちのうち何人がゲートウェイに携帯電話を出してほしかったのでしょうか？その答えは、おそらく多くはないでしょう。なぜなら、私たちはゲートウェイのコンピュータを愛していなかったからです。ですから、私がチームに伝えていることのひとつは、私たちには数多くの拡張の機会があるけれども、コアな部分を超えて拡張する許可が必要だということなのです。そのためには、まずコアとなるサービスを愛してもらわなければなりません。だから、この3年間、私たちはコアサービスを完璧にすることに集中してきました。
とはいえ、私たちのコアサービスはこれまで以上に強力になっています。収益性も向上しています。そして、今、私たちは、コアサービスの枠を超えて拡大する準備が整ったと考えています。そこで、今、私たちは、新しい製品やサービスに積極的に取り組んでいます。これらの新しい製品やサービスは、これから出荷される予定です。来年から、2024年サマーリリースの一部として、来年5月にさまざまなものが出荷される予定です。そして、今年後半から数年間は、さらに多くのものが出荷される予定です。
今、多くのチャンスがあることは明らかです。ゲストサービス、ホストサービスなどです。詳しくは説明しません。詳しくは説明しませんが、視聴していただくしかないでしょう。しかし、Airbnbが持っている最大のアイデアは目の前にあると思う、ということは重要なことだと思うのです。私が26歳のときに共同創業者2人と一緒に働いていたときのアイデアが、最大のアイデアだとは思いたくありません。Airbnbが提供できることは、まだまだたくさんあると思います。そしてその一部は、より多くのことを学び、堅牢なプロファイルを構築し、拡張可能なプラットフォームモデルを構築し、プラットフォームへの信頼を高め続けることを確認することです。そして、私たちができることは、コアの中で隣接する分野に進出し、さらにコアを超えて拡大することです。ですから、多くの新しい機会が生まれると思います。
エクスペリエンスについては、私はこの製品について強気であり続けます。エクスペリエンス」の周辺には、巨大な製品を開発するチャンスがあると思います。それが私たちなのか、私たちがその製品を実行できるのか、それはまだ証明する必要があります。
私の偉大な投資家の一人であるマーク・アンドリーセンは、私たちの初期の投資家の一人です。彼は、「悪いアイデアはない、ただ早すぎるアイデアがあるだけだ」と言いました。そして、人生の多くはタイミングと経験です。2016年にローンチしたときは、ちょうどパンデミックにつながるようなローンチだったと思います。早かったのでしょう。今はもっといいタイミングなのでしょう。しかし、私たちは、新しい投稿を一時停止しようと決めました。しかし、私たちは、新規の応募を一旦停止し、製品を再調整し、できれば、何かを求めている次の世代に、より適切なものを送り出したいと考えました。だから、私はこのすべてに対して強気であり続ける。
運営者
次はバークレイズのマリオ・ルーに話を聞きます。
マリオ・ルー
素晴らしいです。最初はADRについてです。第1四半期は予想よりも良い結果となりました。インドが8％の伸びを示したとおっしゃいましたが、その地域の中で強さを示すものはありますか？この地域の強さについて何か指摘することはありますか？また、通年の成長率は1桁台半ばになる見込みでしょうか？
ブライアン・チェスキー
デイブ？
デビッド・スティーブンソン
はい。ADRについては、平均客室単価が高い状態が持続していることは興味深いことです。特に、北米のADRは高い水準で推移しています。このような理由から、ブライアンが話したようなツールや機能を数多く導入し、Airbnbルームのようなお客様にとって手頃な価格を見つけ、より良い価格を実現するためのツールを導入しています。
ただ、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アジアでの成長が続いているため、第2四半期はADRが少し緩やかになると考えています。私たちは、お客様に素晴らしい価値を提供し続けたいと考えています。通期の見通しについては、ADRの前年比成長率は、おそらく1桁台半ばにとどまるものと思われます。ADRの成長率に関する予想に変更はありません。
マリオ・ルー
了解しました。そして、2つ目の質問は、競争についてです。競合他社の1社が7月に米国でロイヤリティ・プログラムを開始しますが、御社にはロイヤリティ・プログラムがないため、それがビジネスにとって潜在的な脅威となるとお考えでしょうか？また、どの程度の割合のものが御社のプラットフォーム専用なのか、データとして共有できるものがあれば教えてください。
ブライアン・チェスキー
私はいつも、最高のロイヤルティプログラムは、人々があなたの製品を愛してくれることだと信じています。そして、製品を気に入ってもらえれば、また来てくれる。私たちのトラフィックの90%近くがオーガニックへの直接アクセスであり、再予約率が非常に高いのは、そのためだと思います。つまり、ロイヤルティプログラムがなくても、Airbnbのロイヤルティが高いのは、人々がその体験を本当に愛しているからです。そして最終的には、イノベーションを続けていくことが重要だと思います。
最終的には、私たちはインスピレーションのビジネスをしているのです。人々は良い旅をしたいと思っていますし、最高の旅が勝つのです。そして、お客様の声を聞き、できるだけ早くイノベーションを起こし、大きな飛躍と経験をすることに最も注力している会社が、最も成功するのだと思います。ですから、私たちはこのことについて、本当に強気です。
さて、そうは言っても、何年も前から、私たちはロイヤルティプログラムに注目してきました。しかし、ポイントプログラムは、基本的にロイヤリティを購入するための補助金であり、私たちにとって適切なアプローチとは思えません。しかし、最高のゲストに報いるための魅力的で興味深い方法があると思いますし、私たちも積極的に考えてきました。
運営者
次の質問は、JMP証券のニック・ジョーンズさんからです。
ニコラス・ジョーンズ
ホストとゲストのための素晴らしいソリューションがたくさん追加され、リリースにある展望コメントでは、これがADRのプレッシャーに少し寄与しているように聞こえます。では、供給を増やし続け、供給を容易にする一方で、需要を利用可能な供給に再分配する努力のバランスをどのようにとっているのでしょうか？このような努力の結果、ADRが段階的に圧縮されるリスクはあるのでしょうか？
ブライアン・チェスキー
ニック、私から話そうか。私たちの秘策のひとつは、需要と供給のバランスをうまくとることです。私たちが見てきた素晴らしいことのひとつに、市場にはそれ自体が見出す自然な均衡があることが挙げられます。
例えば、供給が最も伸びている市場は、需要が最も伸びている市場であることが判明しています。つまり、需要が供給を生み出せば、多くの個人ホストが予約されることになります。ホストは当然ながら大金を手にすることになります。その大半は、掲載後数日で予約されます。そして、その結果、より多くの宿泊施設をオープンすることになるのです。そして、そのことを友人に伝えることで、供給が増えるのです。
しかし、私たちは、さまざまな戦術も発見しています。実際、パフォーマンス・マーケティングは、需要と供給のバランスをとるための非常に重要な方法です。他社は、多くの顧客を買うための裁定ビジネスとして利用する傾向があります。私たちはそのように考えたことはありません。私たちは、サプライ・パフォーマンス・マーケティングを、世界中の市場の需給バランスを調整するためのレーザーとして考えています。そして、率直に言って、供給を増やせば増やすほど、最終的にはより多くの需要を惹きつける、本当に価値のあるリスティング広告を提供することができると考えています。ですから、来年はこのバランスを取ることができると考えています。
運営者
オッペンハイマーとケリーさん
ジェド・ケリー
株主通信に掲載された、現在の受注残が1年前に比べ約25％増加しているとのコメントについて、2Qガイドと照らし合わせてみてください。また、今後、通常の季節性の傾向をどのように見込むべきでしょうか？次に、2つ目の質問ですが、ブライアンさんは、米国でアパートメントとルームの供給を拡大するという素晴らしい取り組みをされていますが、そのアパートメントの取り組みを、欧州やその他の地域で実施することは可能でしょうか？
デビッド・スティーブンソン
25％というのは、需要の強さを示していると思います。第1四半期を振り返ると、2023年の予約は歴史的に見てもかなり早かったと思います。そのため、今年の後半は全体的に予約率が高くなっています。だから、その強さを実感しているのです。そのため、需要が年明け早々にシフトすることで、バックログの成長率も高くなります。そのため、どのような期間においても、夜間の予測よりも高い伸びを示すことになります。
しかし、世界的に需要が旺盛で、北米では非常に安定した需要があります。
ブライアン・チェスキー
そしてジェド、質問をはっきりさせるために。アパートメントというのは、Airbnbに対応したアパートのことでしょうか？
ジェド・ケリー
はい。
ブライアン・チェスキー
大家さんと一緒で、オファーを受けてくれる？
ジェド・ケリー
はいはい、そんなことできるんですか？
ブライアン・チェスキー
はい、はい、100％、はい。私たちは、これを世界中に広げることができると信じています。私たちは、米国をコンセプトの証明に使いたかったのです。もちろん、それが最初のスタート地点だと考えていました。最初は約175棟からスタートしました。現在では、250棟を超えると思います。グレイスターをはじめ、アメリカの大手不動産デベロッパーがこのプラットフォームを利用しています。これが、私たちのコンセプトの証明です。しかし、これがうまくいったと仮定すると、すべての兆候はうまくいきそうです。少なくとも大家さんからの反応が予想を上回るものであれば、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アジアにもぜひ導入したいですね。
オペレーター
次にバンク・オブ・アメリカのジャスティン・ポストに話を移します。
ジャスティン・ポスト
素晴らしい。いくつか質問があります。まず競合についてですね。ヨーロッパに進出すると、ブッキングで大きな競合が現れるかもしれません。ホストとゲストの両方に課金するモデルと、ホストに比重を置くモデルについて教えてください。それはヨーロッパでうまく機能すると思いますか？また、ヨーロッパでの違いをどのようにお考えですか？
また、Daveは、マーケティング費用についてですが、確かにタイミングが違うように思います。今年のマーケティングROIと例年のマーケティングROIをどのように考えていますか？また、その点についてはどのように考えるべきでしょうか。
ブライアン・チェスキー
デイヴ、2つ目の質問を先にお願いします。
デビッド・スティーブンソン
もちろん、マーケティングのROIについては、全体的なマーケティング戦略には非常に満足しています。トラフィックの9割が直販で、素晴らしいリターンが得られているのは喜ばしいことです。また、ブランドマーケティングの収益も非常に高く、これがいくつかの市場に進出している理由です。
また、検索エンジンマーケティングの収益も非常に高く、高いROIを維持していますし、利益を増やす機会があれば、それを確実に実行するようにしています。ですから、私たちが行っている投資については、とても良い感触を得ています。2023年というタイミングも気に入っています。また、ブライアンが言っているフルファネル・マーケティングの全体的なアプローチも気に入っています。ブランドや検索エンジンのマーケティングに、ソーシャルやPRといったものを加えて増幅させ、フルファネル・アプローチを行うことで、とてもうまく機能しますし、それがブラジルやドイツでの成功につながっています。
ブライアン・チェスキー
そうですね。それから、ジャスティン、ヨーロッパでのモデルについてお答えする前に、一言付け加えたいと思います。多くの旅行会社の戦略は、基本的にペイドマーケティング、パフォーマンスマーケティング、ブランドマーケティングです。Airbnbにとって、PRソーシャルメディアは大きなメリットです。歴史的に見ても、私たちは旅行業界で最も大きなシェアを持っています。先週は3,000件の記事を獲得しました。つまり、IPOの時の1/3以上の報道量だったのです。ですから、Airbnbは、PRやソーシャルメディア、さらにはテレビ番組や映画、歌などのポップカルチャーの中で、人々の心の中心にあり続ける機会がたくさんあると私たちは考えています。
つまり、ペイドメディアとアーンドメディアの両方が重要なのです。なぜなら、アーンドメディアは、ペイドメディアよりも信頼を生み出すからです。
ヨーロッパに関しては、両方のモデルがあることをお伝えしておきます。ゲストフィーとホストフィーのモデルがあります。また、ホストのみの料金のモデルもあります。特に大規模な不動産管理会社では、ホストにこのような選択肢を用意しています。最終的には、特に合計金額を表示することで、ゲストにとって大きな問題にはならないと思っています。結局のところ、お客さまは合計金額を見ることになると思います。そして、大きな行動の変化は見られません。そうですね、値段に一番敏感になっているのでしょう。彼らはより精通するようになってきています。総価値に関するトレーニングを受けているのです。そのため、私たちは、価格を表示するオプションに製品を移行しました。私たちが競争力を維持し、最高の製品を提供し、総額で最高の価値を提供する限り、最終的にゲストが気にするのはその点だと思うのです。
運営者
[オペレーターの指示］。次に、クレディ・スイスのスティーブン・ジューにお願いします。
スティーブン・ジュ
そこでブライアン、ブラジルのような他の地域でも、この種の製品を利用する傾向があるとして、有料化の最終的な展開計画について教えてください。また、Airbnb Roomsについては、別の角度から質問してみたいと思います。この製品とPay over timeの間で、御社はオーディエンスを拡大する立場にあるように思います。そこで、バーゲンショッパーに対してより高いサービスレベルを提供することで、潜在的な需要をどの程度掘り起こすことができるのか、お聞かせいただけますでしょうか。
ブライアン・チェスキー
はい、それではお話します。先週、私たちが行った多くのアップデートは、手頃な価格で購入できることに基づいています。Klarnaとの提携を発表しましたが、これはPay Over Timeのことで、4回までの分割払いが可能です。
さらに、Stripeとの提携も発表し、毎月の滞在費を銀行口座で支払うことができるようになりました。これはとても重要なことで、基本的に家賃を支払うためにクレジットカードを使う必要がありませんし、コストを下げることでコンバージョンを高めることができます。だから、私たちは本当に集中しています。Airbnbと同じように、米国で決済サービスを開始することに注力しています。そして、これらの提携がうまくいけば、間違いなく世界中の市場に広げていくことになるでしょう。おっしゃるとおり、多くの国では、米国よりも分割払いの方が多いのです。ですから、ブラジルの最終市場や世界中の新興市場でも、これは非常に魅力的な製品になると思います。私たちは、世界的に展開する前に、米国など、より確立された市場で製品を正しく理解したいと考えています。しかし、すべての兆候は、これが非常に成功することを示しています。
視聴者の拡大という点では、そうです。つまり、どの企業にとっても、最大の市場機会は常に次の世代なのです。若い人たちの素晴らしいところは、年々その数が増えていることです。そして、若い人たちにとって最も適切なブランドであり続けることができれば、その成長に乗り続けることができるのです。そして、それは間違いなく初回予約者のブームとなることでしょう。
若い人たちの素晴らしいところは、15年前、私は26歳で、友人も私もあまりお金を持っていなかったことです。今、私たちの多くは家庭を持ち、年齢も上がり、お金も持っています。だから、私たちがやりたいのは、次世代の旅行者を取り込むことで、彼らは私たちとともに成長していくのです。Airbnb Roomsは、エントリーレベルの商品として最適だと思います。Airbnbの良さを知ってもらうのに最適です。例えば、私が以前[indiscernible]と話していたとき、彼は、家族にとってオムツはAmazonへの非常に重要な参入商品だと言っていましたね。オムツを買えば、他のものも必要だとわかる。これは極端な例かもしれませんが、Airbnb Roomsは、新しい旅行者がAirbnbに来るための素晴らしい方法だと思います。また、Airbnb Roomsがホストの価格設定ツールになることで、より手頃な価格で宿泊できるようになりますし、トータルプライス（清掃料金の値下げ）やその他の割引商品も登場し、旅行業界で最も手頃な商品の1つが誕生すると思います。
運営者
次は、ジェフリーズのジョン・コラントゥオーニに話を聞きます。
ジョン・コラントゥオーニ
今期は、ここ数四半期に比べ、アクティブリスティングがより拡大しています。新規のアクティブリスティングのプロフィールを見たとき、全体として、これらのリスティングは既存のポートフォリオと比較してどうでしょうか？ホストのうち個人はどの程度か、都市部と郊外、避暑地など、さまざまな要素を考慮していますか？また、販売とマーケティングについて、ブランドへの投資を前倒しで行っていますが、年間を通したマーケティングの形について教えてください。
ブライアン・チェスキー
はい、デイブ、両方お願いします。
デビッド・スティーブンソン
特に第1四半期と第2四半期において、ブランドマーケティング費用の前倒し投入を進めています。そのため、第2四半期は前年同期に比べ数百ベーシスポイント高くなっています。そして、通期では、マーケティング費用の合計は前年とほぼ同じになります。ですから、それ以上、マーケティングについて申し上げることはありません。
アクティブリスティングに関しては、個人ホストにフォーカスしていることが、当社のビジネスにおいて本当に継続的な強みになっていると考えています。個人ホストが9割を占めており、それは今も続いています。新しいホストは、そのような個人ホストのニーズに合わせてツールを提供しているので、掲載が簡単なことを確認しています。そして、AirCover for hostsをお渡ししています。ホストは、自分の家がしっかりと保護されていることを知ることができます。また、ホストが必要とする決済機能やカスタマーサポートを提供します。これらすべてが、個人にとってより簡単なものになります。その結果、個人向けとプロフェッショナルホストの比率は非常に安定しています。
もうひとつ、リスティング広告の成長について興味深いのは、最も需要のある場所で成長する傾向があることです。そのため、都会が戻ってくると、都会での伸びもそのような伸びと一致するようになります。ですから、私たちが世界中でビジネスを拡大し、増やしていくにつれて、リスティング広告もそれにつれて増えていくのです。
運営者
次はJPモルガンのダグ・アンムース氏にお願いします。
ダグラス・アンマス
長期的なベースについて、最近の期間と比較して下がるようなことがあればお聞きしたいのですが。支払いや手数料の変更についてお聞かせください。長期滞在は、経済の正常化とともに減速しているのでしょうか、それとも単に短期滞在へのミックスシフトの問題なのでしょうか。
ブライアン・チェスキー
ダグ、一歩下がって、パンデミック以前から、長期滞在が伸びていることは分かっていましたし、旅行期間別では最も急速に成長しているセグメントだと思います。パンデミックがもたらしたものは、必然的な成長を加速させたということであり、私たちにとって大きなチャンスだと思います。また、パンデミック以前の世界にはもう戻れないと思います。
しかし、パンデミック後の均衡が少しずつ見えてきているように思います。また、国境を越えた都市部の宿泊が増加しているため、ミックスシフトも見られるようになっています。とはいえ、私は長期滞在に対して非常に強気であることに変わりはありません。今後5年間は、Airbnbにとって大きな成長機会のひとつになると思っています。その理由は、人々が恒久的に柔軟になっているからです。職場に戻ってくることを望む上司も、少しずつ柔軟性を増していくと思います。夏休みに出かける人が増え、休暇に出かける人が増えるかもしれません。そして最終的には、AIによって、より分散された、よりグローバルなワークフォースを持つ人々が加速度的に増えていくでしょう。
つまり、Zoomはこれからも続くと信じ、長期滞在が続くと信じ、それに賭けているのです。しかし、長期滞在の商品について寄せられた最大のフィードバックは、Airbnbのプラットフォームは短期滞在用に作られているため、長期滞在を予約するには少し割高になることがあるということでした。
そこで私たちは、長期滞在のためのアップグレードを十数回行い、さらに手頃な価格帯のものもたくさん用意しました。Airbnbで1ヶ月から1年まで検索できるクイックホイールのようなクールなダイヤルです。
あなたは、銀行口座で支払うことができます。クレジットカードの決済手数料が節約できます。時間をかけて支払うことができます。より柔軟なキャンセルポリシーがあります。長期滞在の場合、チェックインの1ヶ月前までキャンセルが可能です。また、ウィークリーやマンスリーのホストには、新しいディスカウントツールを用意しました。ですから、今後、さらに大きな成長が見込めると思います。
そして、大きなチャンスのひとつは、Airbnbで長期滞在をする人が増えてくることだと思います。泊まりで利用するつもりのない人たちが、長期で利用するようになるのです。
もうひとつは、長期滞在が短期滞在への入り口となる可能性があることです。泊まりがけでのホスティングには抵抗があるけれど、テナントを持つことには慣れているから、Airbnbでマンスリーで借りようというホストが現れるかもしれません。そして、時間が経てば、より快適に短期滞在してもらえるようになるかもしれません。ですから、これは私たちにとって本当に大きなチャンスだと考えています。しかし、パンデミック後の均衡はある程度正常化していると思いますが、これはまだ何年も続く大きな成長機会であると信じています。
オペレーター
次にドイツ銀行のリー・ホロウィッツに話を移します。
リー・ホロウィッツ
ブライアン、競争環境に話を戻そう。OTAの競合他社が発表する数字を見ると、業界はここ1年ほどで少しずつ成長しているように感じます。この12ヶ月の間に競争環境に変化があったのかどうか、あなたのお立場からお聞かせください。また、今後2、3年の間に競争がどのように変化していくのか、どのように予想されますか？
それから、デイブ、今年以降のマージンと投資のバランスをどのように考えているか教えてください。このことを念頭に置いて、投資の優先順位を考えると、今後数年間でマージンがどのように進展するか、どのようにお考えでしょうか？
ブライアン・チェスキー
わかったよ。そうですね。リー まず、1つ目の競争環境からです。Airbnbは2倍以上の規模になったということが重要だと思います。そして、旅行業界のほとんどは、パンデミック前より少し大きくなっただけです。つまり、Airbnbに向けた大きなミックスシフトシェアが起きているのです。また、都市部や国境を越えた旅行など、旧来の旅行形態が回復しつつあることも確かです。しかし、最終的には、私たちはイノベーションを起こすことに集中しています。私たちは、自分たちのゲームをすることに集中していますし、いくつかの分野に引き続き注力していくつもりです。メインストリームホスティングを継続するつもりです。そして、どの会社よりも多くの家庭の供給量を増やしていくつもりだと考えています。
次に、コアサービスの完成度を高めることに注力します。Airbnbを快適に利用できる、まったく新しい人々のコホートができる、ティッピングポイントへの道のりがある可能性があると思うのです。Airbnbにとって歴史的に最大の障害は、信頼性と一貫性でした。
先ほども申し上げたように、私たちの最大の強みは、私たちが唯一無二の存在であることです。最大の弱点は、ホテルのように一貫性を持たせるのが難しいことです。しかし、AIを活用することで、カスタマーサービスを補完・増強することができますし、コアサービスを完成させるための他の多くの取り組みによって、Airbnbにまったく新しいカテゴリーの旅行者を導入することができると考えています。これは、若い旅行者、新しい市場、Airbnbにしかない新しい製品やサービスなど、多くの機会を含むものではありません。
また、一般的には、Airbnbにしかできないことに集中するというのが、私の大きな指針の1つだと思います。Airbnbにしかできないことに注力すれば、ある意味、Airbnbを利用することになり、多くの需要、多くの独占トラフィックを得ることができます。そして、Airbnb Roomsは、Airbnbだけが提供するものの数ある例のうちの1つに過ぎません。今後も競争力を維持しつつ、私たちだけが提供できるものにフォーカスしていくつもりです。デイヴ？
デビッド・スティーブンソン
私が本当に誇りに思うことのひとつは、成長性と収益性を両立させ、非常に強いマージンを確保できることです。フリーキャッシュフローのマージンが44％というのは、間違いなく私の誇りです。
今後、私たちはまだ成長モードにあり、将来に向けて成長への投資を続けていくつもりです。しかし、今年も引き続き、損益計算書全般にわたる投資を厳格に行い、コスト構造を改善し、固定費のレバレッジを高め、将来の成長のための投資を行いながら、すべての投資を行うことができるのは良いことです。したがって、今後予想されるのは、成長に焦点をあてた収益性の高いビジネスを継続することです。また、時間をかけてマージンを拡大する機会もありますが、それは今、私が最も重視していることではありません。私たちが最も重視しているのは、成長のための投資です。そして、あなたがおっしゃるように、そのような機会のある分野のひとつは、私たちが十分に浸透しておらず、大きな成功を収めている分野への投資を拡大することでしょう。本日の電話会議では、そのような分野のいくつかを取り上げました。
オペレーター
以上で本日の質疑応答は終了です。それでは、最後にブライアン・チェスキー氏にご挨拶をお願いしたいと思います。
ブライアン・チェスキー
そうですか。さて、皆さん、本日はありがとうございました。総括しますと、2023 年は好調なスタートを切ることができました。売上高は18億ドルで、前年同期比20％の増収となりました。純利益と調整後EBITDAはともに第1四半期として過去最高を記録し、末尾12ヶ月のフリーキャッシュフローは38億ドルで、これはフリーキャッシュフローのマージンが44％であることを表しています。このような成果を上げることができたことを大変誇りに思います。
過去3年間で、会社の収益性がどれだけ高まったかを見てみると、その多くは、私たちの規律と実行に基づいていると思います。先週は50以上のアップグレードと機能追加を行い、今年後半にはさらに多くのアップグレードを行う予定です。私は、私たちがやっていることを誇りに思いますし、これからの道のりをとても楽しみにしています。それでは皆さん、ありがとうございました。また次の四半期にお話ししましょう。
オペレーター
以上で本日のカンファレンスを終了します。ご参加ありがとうございました。これより、接続を解除してください。
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