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日本近代文学館芥川龍之介展
天気も良かったので最寄り駅の駒場東大前からでは無く、代々木上原から歩くことにした。
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大通りを越えると閑静な住宅地となり、歩いて10分程だが坂もあって良い運動になった。
道中立派な家やそこに止まってる高級車が多いが、空き地も気になった。
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駒場公園には有名な旧前田邸の洋館がある、今回は文学館と併設されたカフェで過ごしたが、もし訪れる際は時間が許すならこちらの見学もオススメしたい。
入り口で300円の入館料を払い、受け取ったポストカードを2階で提示した。
芥川龍之介展は常設展示(川端康成)と一緒に見る事が出来る。
スペースはこぢんまりとしている。静かで人も少なかったのでゆっくりと一時間程、物思いに耽りながら時間をかけて回った。
その後は一階のカフェで手持ちの本を読みながらコーヒーを飲んで過ごした。
一番好みに合いそうだったのでエチオピアモカの寺山を頼んだ。
後からやはり折角なので芥川を頼むべきだったかもしれないと思った。
フードメニューもなかなか面白く、コーヒーも美味しかったので、近くにあったら通ってしまいそうな、居心地の良い店だった。
帰りに杜子春を読みながら帰宅した。
芥川龍之介が亡くなった年齢よりも上になってしまった。
私もまたぼんやりとした不安は尽きない。
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