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消化器外科・千葉蒔七医師 日本内視鏡外科学会『出月賞』受賞

日本には2032の学術研究団体(学会)があります。
日経メディカルによると、医師の95%以上は1つ以上の学会に参加しており、平均値は3つの学会参加しているようです。

当院の消化器外科・千葉 蒔七(ちば まな)先生は日本外科学会外科専門医であり、今回日本内視鏡外科学会が定めている『出月賞(旧伊藤賞)』を受賞しました。

受賞時の千葉 蒔七先生


出月賞とは、内視鏡下手術導入のパイオニアの1人、故伊藤徹氏(1994年に急逝)のご遺族からの寄付金を基金として設立され、日本における内視鏡下手術の発展に貢献した医療人に授与される賞です。
『日本内視鏡外科学会雑誌』に掲載された投稿論文の中から、最優秀論文が選考委員会によって選ばれ、授与されます。

千葉先生からコメントをいただきました。

「この度、名誉ある出月賞を頂き、身に余る光栄です。多くの先生方のお力添えのお陰であり、深く感謝申し上げます。
受賞いただきました論文は、腹腔鏡下胆嚢摘出術において胆管損傷を回避するための目印となる肝表の溝「Rouviere(ルビエール)溝」の形態を分類した、本邦で初めての文献となります。腹腔鏡下胆嚢摘出術は腹部外科領域で最も多く行われている術式の一つですが、重篤な合併症である胆管損傷は年間約0.4%程度の頻度で発生しています。安全に手術を行うためにRouviere溝は重要な役割を担っており、今後も研究を進めて参りたいと思います」


千葉先生と明樂院長

千葉先生といえばいつも笑顔でとても気さくに話してくださる先生です。
実は私は先生に“痔”でお世話になったことがあります。
千葉先生は今年の4月から当院で勤務されていますが、痔というとやはりちょっと恥ずかしいので、女性の先生がいてくださって本当に良かったと思いました。
私はスキンタグ( 肛門周囲の皮膚のたるみ)、いぼ痔両方経験があり、その時の診察・治療法についてはまた別で書こうと思います。

今後とも千葉先生のご活躍を見守りくださるようお願い申し上げます。

千葉蒔七先生の外来
月・午後 / 水・第4のみ午前 / 金・午前 
受付 AM8:00-11:30(再診12:00)  
   PM13:30-16:00(再診16:30)

日本内視鏡外科学会雑誌
https://www.jses.or.jp/modules/journal/index.php?content_id=1


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