ギタリスト1年目の教科書〜バレーコードの練習～

こんにちは、ギタリストのYamatoです。

最近の教科書はソロ/単音フレーズの練習方法が続きましたが、初心者殺しで名をはせているバレーコードの攻略に役立てるような練習フレーズを今回は用意してみました。

ちなみに「バレーコード」って古の呼称らしく、最近の表現はバーコード(Bar Chords)らしいです(海外のYouTuber事情から推測)。

巷では「Fコードを使わないで弾ける曲！」などの教本もあったり、可能な限りFコード(バレーコード)を回避してギターの演奏を楽しんでもらおう、と言う練習方法もありますし、実際私もそんな感じのレッスンを実施してますが、やはりバレーコードが出来るに越したことは無いですし、なんならバレーコードさえできてしまえば「すべてのコードフォームを網羅した」と言っても過言では無いです。

・EX-1

この譜面を見て「なんだこのシンプル極まりない譜面は？さては手抜きだな？」と思われるかもしれませんが、このフレーズの練習方法は少し特殊で【全弦1フレットは人差し指でバレーした状態を維持して、中指だけを動かす&押弦する練習】です。

どういうことかピンとこない方は、こちらの図をご覧ください。

こんな感じで常に人差し指はバレーコード状態で、中指だけを動かして各弦の1フレットと2フレットの音を鳴らす練習です。

・EX-2

こちらも先程と同じく、人差し指は1フレット上でバレーコード状態を維持して、まずは薬指で各弦3フレットを押さえる練習をし、続いて小指でも各弦3フレットを押さえる練習をしてみましょう。

最初は人差し指1フレット/薬指3フレットと言うポジションを押さえるだけでも、相当指を開く感覚が必要となってくるので、バレーコード状態で行う前に人差し指も指先で1フレットを押さえて運指をし、しっかりとウォーミングアップをおこなってから負荷を高めていきましょう。

・最後に

シンプル過ぎて効果があるのか懐疑的な練習方法ですが、バレーコードは基本的に「人差し指1本でおよそ1㎝無いくらいの間隔で並んだ線6本又は5本全てまとめて押さえる」と言う非日常的な行為なので、初見で出来る人の方がおかしいですｗ

その日常的ではない行為に少しでも慣れていければ、よりバレーコードの攻略に近づけると思いますので、騙されたと思って今回の練習方法を毎日少しずつおこなってみて下さい！

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