チャンピオンの欲望。

これ
うちのトイレに貼ってあるものです。

長男は小、中、高校と
サッカー部に所属してました。
中学時代
当時の顧問だったＫ尾先生が作成し
部員に配ったものなんです。

中体連で県No.１を目標にしていたので
先生も生徒も毎日毎日遅くまで練習してました。

どちらかというと
息子を含めた、そのチームは
半分が中学からサッカーを始めた子もいて
弱小チームでした。

けれど、顧問が Ｋ尾先生に変わってから
あれよあれよという感じで
市内で最強なチームになりました。

今の時代では信じられませんが
試合に負けると
K尾先生からの愛のムチもありました。

でも、親も子も
誰ひとりとして、それに反発したり
学校にクレームを言ったりする人間はいませんでした。

むしろ、親たちは
もっとやって下さい！的な考えで。

どーぞ
このチームを県No.1にして下さい！が、親達の願望でしたのでね。笑

燃えましたね〜
試合中、応援のしすぎで
審判に怒られたこともありました。

前に出過ぎてラインズマンに
もっと下がって！！と
怒られたこともありました（笑）

コーチよりも指示を出したこともありました
（笑）

熱狂的だったからでしょう…
テレビに映ったこともありました…私（笑）

順調に勝ち進み
決勝まで行きましたが
残念なことに県No.1には なれず
準優勝に終わりました。

現在
長男は社会人として働いていますが
今でもサッカーを通して、
K尾先生に教えていただいた
沢山の生きるヒントを壁にぶつかった時などに
思い出しながら頑張っているようです。

私が離婚をした時
どうしても息子が心配で
K尾先生に相談したことがありました。

しかし
K尾先生は笑いながら

お母さん！
大丈夫ですよ！
○○○はサッカーしてる限り
なーんの心配も要りませんよ！

ほんと、そのとおりでした。

このチャンピオンの欲望

今の私の
生きるヒントにもなっています。