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【遊戯王】2022年振り返ってみて(P.U.N.K使いの所感)

1.初めに

どうも初めまして、あまぐもです。
今年は頭から遊戯王の公認大会に参加しておりましたが、気づけばもう1年も経とうとしております。

今回は備忘も兼ねて、自分なりの感想を交えながら、2022年を振り返ってみようと思います。
(あくまで、自分が参加した大会で感じたこと
になりますので相違あるところもあると思います)

お時間ありましたら、少しお付き合いいただければと思います。

2.今年使用したデッキについて

・1~3月:P.U.N.K+セリオンズ
・4~6月:P.U.N.K
・7~9月:P.U.N.K+深淵の獣、(恐竜)
・10~12月:P.U.N.K+深淵の獣、(御巫)

上記の通り、ざっくり3か月周期で大きくデッキを見直していました。
題名にもある通りP.U.N.K推しですので、基本P.U.N.K目線での感想になっています。

それでは、各期間を自分が使用したデッキリストと合わせて振り返っていこうと思います。

3.環境振り返り

①1~3月
使用デッキ:P.U.N.K+セリオンズ

1~3月と書いてありますが、実際はディメンションフォース発売後になります。

当時、ふと大会に参加してみたいと思っていましたが、握れるデッキがなく困っていました。
そんな時、Twitterで見かけたデッキがP.U.N.Kセリオンズでした。

元々フリー用でP.U.N.Kは使用していましたが、強いとはお世辞にも言えないほどでした。

ただ、ディメンションフォースに新規で登場したNo-P.U.N.Kディアノートのおかげで下記2点が注目されていたと記憶してます。
・カオスルーラー+レベル8が並ぶこと
・従来から出来ていた地属性レベル3が2体並べられる所からメリアスの木霊が出せること

◆何故ビルドパックから居なかったのか?

好きなテーマだったため、戦えそうならということで使い始めました。

基本の動きとしては、上記でも挙げた通り
セアミン+ディアノートでカオスルーラーとレベル8を出して墓地を肥やしつつ、8エクシーズとレギュラスを並べることですね。

セリオンズリングとアルギロシステムは使っててズルしてんな〜感が強かったです。
(フィールド魔法でサーチ+墓地肥やし+サルベージは未だに意味わからん)

◆強いことしか書いていないカード①

当時の環境は烙印デスピア、勇者+@、エルドリッチ、相剣でしょうか。
勇者デスピアなるのもいましたね。

個人的にはとにかく烙印融合がしんどかった記憶にあります。
1枚からミラジェイドの成立、悲劇のデスピアンの効果で後続確保もできると、通しただけで後の展開が悪くなりますからね。
それでいて増殖するGの受けが悪くないのもあって万能テーマかと思っていました。

◆影の立役者だと思う

その為当時は、ルベリオンケアで無限泡影を入れるか否かでかなり迷ってました。
誘発を増やして本来の動きが出来なくなることが多かったため、最終的に写真の構築で落ち着きました。

P.U.N.Kセリオンズは噛み合えば環境テーマともやり合えるパワーはあったと思います。

ただ、手札墓地の偏りが大きいと初動は引けてるのに何も出来ずに負けてしまう、というパターンがありました。
何よりP.U.N.Kとセリオンズで直接的なシナジーがあまり無かった所が、個人的に好きではなかったです。
(セリオンズの展開のためにP.U.N.Kを使用している形?でしょうか)
娑楽斎やマダムスパイダーが入ってるのは、自分なりのささやかな抵抗です。

②4~6月
使用デッキ:P.U.N.K

こちらも1~3月同様パワーオブジエレメンツ以降の構築になります。

P.U.N.K使いの人にとって4月は大きな転換期だったと思います。

◆イラストも効果も素晴らしい!
◆1ターンに2度までとか聞き馴染みが無い

P.U.N.KJAMを冠したこの2枚ですね。
特に、エクストリームセッションについては今まで採用価値がなかった、ワゴンに声がかかるようになった所がとても嬉しかったです。
(P.U.N.K箱推しの為)

この2枚のお陰で、純構築も行けるのではないかと思い、組んでみた次第です。
こんなアルティメットな新規を貰えたのであれば烙印とも対等にやり合えると、そう思った矢先出くわしたのは皆さんご存知スプライトでした。

自分が参加している所では、発売直後にはあまり握っている方が居なかったため、出てから2週間後くらいに初めて当たりました。
噂で聞く程度には知っていましたが、聞きしに優る強さでしたね。

鬼ガエル→ブルー→ジェットの流れと餅カエル+エルフの盤面の極悪さは今でも忘れられません。

◆こんなにめでたく無い鏡餅はそうそうないと思う

もっと緩やかにできるものだと思っていましたが、環境の変化を見せつけられた為、急遽デッキの方針を見直しました。
・後手の場合を見て、誘発を14枚に増量
・上振れ札を減らして、デッキ枚数を圧縮

基本的な展開は、以下の通りでした。
・セアミンns、効果でフォクシーチューン
   サーチ
・フォクシーチューン効果で娑楽斎ss
・娑楽斎効果で、カープライジング融合
・カープライジング効果でワゴン+ディア
   ノートss
・ワゴン効果でエクストリームセッション
   サーチ、発動
・ワゴン+ディアノートでドラゴンドライブss
・ドラゴンドライブでマダムかサーチ+
   ディアノート効果で娑楽斎蘇生
・エクストリームセッション効果で1ドロー
・エクストリームセッション効果でマダムss
・マダム効果でデンジャラスガブサーチ
・エクストリームセッション効果で1ドロー
・マダムと娑楽斎でハリファイバーls
・ハリファイバー効果でエフェクトヴェーラー
   ss
・ヴェーラーとドラゴンドライブで
   アーケティスss
・アーケティス効果で1ドロー
盤面:ハリファイバー+アーケティス+
         デンジャラスガブ
手札:6枚(初手の3枚+3ドロー)

デッキからかなりカードを使用しており、3枚もドローすれば、手札誘発はほぼ引き込めてましたね。
更にハリ→フォーミュラにして2+9でアメイジングドラゴンをシンクロできる為、アーケティスの効果と合わせて、盤面にレベル2を残さない立ち回りをしていました。

まあ手札誘発14枚というのはスプライト側も同じで、先行の場合はいかに相手の誘発を踏み抜けるか、後攻の場合はいかに相手の展開を成立させないかの勝負だったと記憶しています。

7月の制限改定があるまでは、スプライト1強と言っても差し支えなかったと思いますが、
餅カエルの禁止が決まる少し前あたりから、
もう1つの勢力が頭角を現し始めてましたね。

そのテーマは、2022年トップシェアと言っても過言では無いティアラメンツです。
スプライトのインパクトがあまりにも強すぎて発売当初は控えめでしたが、5月下旬辺りから結果を残し始めていた事を覚えています。

やってることは令和のアーティファクトってイメージです。
こっちの効果に誘発して、ハゥフニスが効果を発動、融合に次ぐ融合を行い、こちらにフリーチェーンの効果が無いとカレイドハートでバウンスまでされる感じでしたね。

内心、今自分のターンだよな?と思いながらチェーンありませんと言ってました。

◆このカードがチェーンされると、こちらのターンとか
構わず動き始める

6月辺りからはイシズギミックが周知されており、参加していた大会でも使用率を伸ばしていました。

メイルゥやシェイレーンでケルドウ等が落ちてお互いデッキを5枚破壊!落ちたティアラメンツで融合!と自分はやりたい放題されてました。

相手に展開されることよりも、ピン刺ししかして居ないカードが落とされることが多々あり、テーマとしての強みを活かせなくなってしまう所にしょうもなさを感じていました。

③7~9月
使用デッキ:P.U.N.K+深淵の獣

こちらもダークウィングブラスト発売後の構築になります。
この弾では、環境トップだったティアラメンツにさらなる新規の追加と
令和のパンクラトプスことクシャトリラフェンリルが登場しましたね。

◆キトカロス+1で融合できるやばいやつ
◆同名もサーチできるのは明らかにおかしい
 (テーマコンセプト的にたくさんいるのでしょうか?)

強化に次ぐ強化で、ティアラ1強は揺ぎ無いものになっていましたが、露骨な対策カードが一緒にテーマ化されております。

◆とりあえず①を使って誘発が無いか確認

光・闇を除外しながら特殊召喚できる深淵の獣ですね。

7月の制限改定でついにハリファイバーが禁止となり、P.U.N.Kのパワーダウンは避けられないと思っていました。
しかし、深淵の獣の登場によりハリファイバー有りの時と同等、
若しくはそれ以上のパワーを手に入れたと思っています。

◆発売当初から大変お世話になりました

P.U.N.Kと深淵の獣のシナジーについては以下が挙げられます。
・P.U.N.Kがテーマの動きで光と闇属性を墓地に置きやすい
・ルべリオンがレベル8の為、8エクシーズと11シンクロがしやすい
・深淵の獣自体も光と闇の為、カオスルーラーを活かしやすい
総じて、セリオンズ以上に相性が良かったです。

展開としては、マグナムートの有無で少し変えていましたが
おおよそは以下の通りです。
・セアミンns、効果でフォクシーチューン
   サーチ
・フォクシーチューン効果で婆楽斎ss
・娑楽斎効果で、カープライジング融合
・カープライジング効果でワゴン+ディア
   ノートss
・ワゴン効果でエクストリームセッション
   サーチ、発動
・ドラゴンドライブをss、効果でサイキックサーチ
 ディアノートの効果でP.U.N.K蘇生

ここでサーチするモンスターがマグナムート有無で変わります。
マグナムート有→幽鬼うさぎ
マグナムート無→サイコトラッカー

マグナムート有の場合は、レベル8P.U.N.Kを蘇生して8エクシーズを出して終わりです。

マグナムート無しの場合は、レベル3P.U.N.Kを蘇生、サイコトラッカーss
して瑚之龍をss、深淵の獣と6エクシーズでアトゥムスを出します。
アトゥムス効果でマグナムートをss、天球の聖刻印をlsして終わりです。

P.U.N.Kしか初手になかった場合はカオスルーラーでおみくじしてました。

深淵の獣へのアクセスを心掛けて、相手の融合を徹底して妨害することで辛うじて勝つことが出来ていました。
しかし、ケルドウ効果でティアラ2+アギトみたいな落ちの場合、1~2枚では対処しきれない所もありましたね。
(朱光の宣告者も居て、何故か裏目になるパターンもあったり)

④10~12月
使用デッキ:P.U.N.K+深淵の獣

こちらについても、フォトンハイパーノヴァ発売後の構築になります。
この弾での注目株といえばやはりクシャトリラでしょうか。

◆情報公開当時はP.U.N.K終わったと思いました
◆強いことしか書いていないカード②
 (他化自在天ってかっこいいですよね)

いるだけでマクロコスモス状態になるアライズハートにユニコーンを1枚初動へと昇華した他化自在天、その他新規によりテーマでの強みを手にしたクシャトリラはティアラメンツと並んで環境デッキと躍進していましたね。

先行時の制圧力と後攻時の捲りの強さが評価されていたのかなと思います。
それに、無理なくディメンションアトラクターも入れられますからね。

◆墓地活用テーマを愛用している為、
投げられるとしんどいです

ティアラメンツに投げられたらとてもしんどそうですよね。
(使ったことがないため、抽象的な表現になりますが)

それでも、シェア率が上がり切らなかった要因としては、以下が考えられます。
・展開の線が細く、誘発受けがあまりよくない
 また、クシャトリラ共通効果のせいで、誘発を通してしまった場合の立て直しが難しい
・効果無効系のモンスターがテーマ内外にいない為、魔法罠の除去が重い
(クシャトリラも競技レベルでは使用していない為、あくまで主観です)

それに加えて、ティアラメンツ側にも新しく新規が来ておりただでさえ強かったのがさらに強くなっていた為、ティアラ続投の方も多かったのでしょうか。

◆何を考えて相手ターンに使用できるようにしたのか
◆①の効果でフェンリルを深淵の獣で突破できなくなるのがしんどかった

元々ティアラメンツにフェンリルを出張されている方も散見されましたが、今回の新規のせいでおかげでほとんどのティアラメンツで採用されることになりました。
ティアラメンツとクシャトリラのシェア率に加え、当カードの汎用性の高さから大会の日は、フェンリルを見ない試合のほうが少ないとまで言われる始末。(主観)

そんな周りの環境が大きく動いている中、深淵の獣はというと…

◆自分もリリース出来たら強すぎだから
しょうがないかな…

モンスターはバルドレイクが1枚と、永続罠が1枚増えていましたね。
投げられる深淵の獣が増えるのは喜ばしいですが、使い所が一番難しいと思います。
まあ、マグナムートが実質1妨害になるのは偉い所ではありますね。
(自分はその使い方を1回もしたときはありませんが…)

P.U.N.K深淵の獣のデッキについて、大本は変更していませんが、
ルべリオンと福烙印を1枚ずつ抜いております。
(この2枚はティアラメンツの効果起動時に持っていても仕方ない為、誘発効果持ちの深淵の獣を優先して採用しました)

10月の制限改定でスプライトとイシズギミック、ティアラメンツに大きく規制がかかっておりましたが、状況を鑑みてティアラメンツに対してメタを張る形で調整しました。
(クシャトリラ相手は、先行制圧か皆既日蝕位しかできませんが…)

11月には大きなイベントが2つ控えていた為、いつになく真剣に調整していました。

1つ目のイベントはYCSJ大阪ですね。
シングル戦で7勝するとトーナメントに勝ち上がる仕組みですが戦績は以下になります。
・1戦目:相剣〇
・2戦目:神碑×
・3戦目:ティアラメンツ〇
・4戦目:クシャトリラ〇
・5戦目:HERO〇
・6戦目:クシャトリラ×
戦績は4-2で敢え無く予選敗退でした。
神碑戦で使った皆既日食使わなければなんとかなったかな?とは思いましたが、プレミで負けた訳ではなかった為、自分としては満足のいく結果でした。
(欲を言えばトーナメントに残って、P.U.N.K深淵の獣の名前を残したかったですが)
大阪観光も出来て、本当に楽しかったです。
機会があればまた参加したいです。

2つ目のイベントはCSですね。
ヨップ杯に参加させて頂きました。
CSに参加すること自体初めてでしたが、こちらもトナメ進出を目指して臨みました。
戦績は以下になります。
・1戦目:クシャティアラ後×〇〇
・2戦目:コードトーカー後〇〇
・3戦目:深淵メイド先××
・4戦目:ティアラ後×〇〇
トナメ
・1戦目:リチュア先〇〇
・2戦目:深淵メイド先〇××
・3戦目:クシャティアラ後××
予選3-1、トナメ準決敗退、3決負けの4位でした。
予選4戦目とトナメ1戦目でやらかししてしまった為、そのあたりは再発しないよう気を付けようと思いました。
(エクストラの枚数は都度確認!)
ただ、目標のトナメ進出まで出来たのはとても嬉しかったです。
こちらもまた機会があれば参加したいです。

4.お世話になったカード達

今年1年でお世話になったカードを数枚挙げたいと思います。

①No-P.U.N.Kセアミン

◆強いしかわいいし最高のカードですよね!

1枚目はこのカードです。
P.U.N.K使いの方は、このカードに頭上がらないと思います。
このカードが初手に来てくれるだけでホッとしますし、効果が通った時の強さはホント随一に思います。
ココ1番の時に手札に来てくれたり、緊テレやフォクシーチューンで出てきてくれたり助かってます。
今年1年お世話になりました。来年もよろしくね。

②Uk-P.U.N.K娑楽斎

◆ビジュアル派(P.U.N.K内で一番名前が好き)

2枚目はこのカードです。
P.U.N.Kの色を一番出していると思います。
自ターンに融合から好きなP.U.N.K2体へ変換、
相手ターンにシンクロしてアメドラでバウンスと
書いてあること以上にやれることが多いです。
セアミンに誘発を受けた時に緊テレやフォクシーチューンで特殊召喚することで、ケアすることが出来ます。
見た目のわりに地味な効果ですが、どちらも無くてはP.U.N.Kを語れないものになっています。

③サイコ・エンド・パニッシャー

◆P.U.N.Kデッキの最強エース

3枚目はこのカードです。
何の前触れもなく登場したシンクロモンスターですが、
面白いくらいP.U.N.Kと嚙み合っています。
普通に展開するだけで2400~3000くらいLPを払っている為、必然的にこちらのほうがLPが少なくなっています。
相手の妨害を何とか踏み抜いてこのカードで決着を付ける、といった流れはこの1年でとても多かったです。
文句無しにP.U.N.Kデッキのエースです。

④深淵の獣マグナムート

◆レベル6のステータスでは無いと思う

4枚目はこのカードです。
まあ、とにかく強いですよね。
打点2500、エンドフェイズサーチ、フリーチェーンで特殊召喚できる効果どれを取っても強いです。
エンドフェイズのサーチは自分エンドならドルイドブルム、相手エンドならルべリオンからまたマグナムートと出しているだけでかなり優位に立てるカードですね。
マグナムートに限らず、ワンキルラインを下げてくれたり、相手のバトルフェイズに出して、耐えたりと2022年後期は深淵の獣に救われた場面は数知れずです。
残念ながら、来年1月から制限指定されてしまった為、雑に使い回すことは難しくなってしまいますが、うまく使っていければなと思います。

⑤獣王アルファ

◆ルール効果による特殊召喚はターン1無いんですよね

最後はこのカードです。
主にサイドデッキ要因ですが、マッチ戦で後手になりそうな場合はほとんどデッキにインしていたと思います。
チェーンブロックを作らずに特殊召喚でき、打点3000で、対象を取らない手札バウンスと引けるだけで複数枚モンスターを処理できる化け物です。
それに加えてレベル8はP.U.N.Kととても相性が良い為、サイドから要らないと思った場面は有りませんでした。
(惜しむらくは自分が余り、マッチ戦の大会に出ていない所でしょうか)

5.総括

ここまで、記事を拝見して頂きありがとうございます。
烙印から始まり、スプライト、ティアラメンツ、クシャトリラと激動の2022年でしたが皆さんはいかがだったでしょうか。
自分としては、P.U.N.Kというテーマがまだ戦えると知れてよかったです。
来年も新しいカードが続々出ますが、もう少し緩やかな環境であればいいなと思いながらこの記事は締めようと思います。
それでは、よいお年をお過ごしください。

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