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思い出の曲と振り返る歩いてきた道

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歌は世につれ世は歌につれ
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#薬師丸ひろ子

一生の曲

「スロー・バラード」に記載した頃の薬師丸ひろ子の人気は凄まじかった。元々フランスのソフィー・マルソーが話題になったころの紹介がフランスの薬師丸ひろ子だったのだが、Technicsが彼女を広告に採用しそのポスターが評判になると、手に入らずに街の電気屋さんから盗まれる事件が多発した。しかし有る所には有るもので、広告元の音響メーカーには余剰分が有った。 なぜそんなことを知っているかと言うと、実際に余っているから欲しい人は営業に取りに来てと構内放送を聞いたからだ。一度ではなく二度は

スロー・バラード

「スローバラード」は忌野清志郎率いるRCサクセションが超有名である。しかし「セーラー服と機関銃とセカンド・ラブ」に記載した薬師丸ひろ子の「スロー・バラード」が大好きだ。映画「メイン・テーマ」の挿入歌であり今でも音楽番組で歌っている「メイン・テーマ」のB面だ。映画も大ヒットしたが、楽曲としても素晴らしく彼女サードシングルとして大ヒットした。 当時は封切りより早く映画のプロモートとして楽曲が先に発売されていた。いい出来栄えが評判になり異例なことにB面の曲が何度もラジオで流れる。

セーラー服と機関銃とセカンド・ラブ

「日本人が一番多く使う言葉」にて松田聖子の楽曲を大いに楽しませてもらったと書いたが、音楽をガンガンかけられるのは車中であった。子供の頃はカーラジオしか無かったのが、カーステレオでカセットテープを流せるようになり、トンネルでも途切れないのにいたく感激した。大学二年生頃だったと思うが、親父が知り合いの車修理業者から安くチェリーを買ってくれた。 そのころ大学の寮は進駐軍のオンボロ平屋建ての集合から新築のマンション3棟に集約され完全個室となった。二年生にもなるとさすがにテレビを買っ