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思い出の曲と振り返る歩いてきた道

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歌は世につれ世は歌につれ
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#一度は行きたいあの場所

無論オムロンからAbemaTV

京都の世界遺産は結構回っているが、仁和寺は行ったことがない。行き方を調べるとバスが安い。いつもマイカーなので乗車するまで知らなかったが、市内バスはどこまで行っても230円だ。オムロンゆかりの旧御室御所にて御室桜の林がある大伽藍だ。国宝の本堂も凄いが最大の見どころは御所庭園のある御殿の拝観であるが、宸殿の一角に高校生の人だかりが出来ていた。 竜王戦の舞台になっていて封じ手盤面の将棋盤や封じ手を収めた封書などを5年分ぐらい展示している。藤井聡太人気の賜物だろうが全く知見が無くて

東尋坊で聴いたオリビアを聴きながら

「電話級アマチュア無線技士は生涯有効」において、ヒット当時はそんなに好きでなかったABBAの「ダンシング・クイーン」が後に最高傑作と思うようになったと書いた。しかしリリース当時全くいいとは感じなかったし、確かベスト10にも入ってなかったと思うが、後に名曲と言われ大のお気に入りになったのが杏里のデビュー曲である「オリビアを聴きながら」だ。 名曲になったのは尾崎亜美がよくセルフカバーしていたのも大きいだろう。二人そろって歌っていた音楽番組でオリビア・ニュートン=ジョンが好きと杏

モンマルトルの一見さん

一番好きな地名はイスタンブールだ。最高の響きを持つ音の組み合わせで、エクセレントの一言である。東西文明の十字路で欧から見た東の町の意味でイースタンから来ていると長い間勝手に考えていたら、完全に誤解で綴りはIstanbulだった。建国宣言したIS同様イスラム教徒の町の意味のトルコ語だ。キリスト教から取り返した歴史を言い表した単純な命名にはがっかりだが、声が素晴らしい庄野真代の「飛んでイスタンブール」が大きく影響しているように思う。まるで航空会社のCMのようなタイトルだが、イスタ

ハイヒールで3000m超え登山

荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」のリバイバルヒットには驚愕した。この曲とセットで思い出すのがWinkの「愛が止まらない」だ。それまでの鳴かず飛ばずを大ブレークに導いた素晴らしい曲の他にも共通点がある。両曲ともにユーロビートでそれぞれに(Eat You Up)と~Turn It Into Love~の原曲タイトルを日本タイトルの後に付けさせられている。当時外国カバーは日本では売れないジンクスがあったが出来が良ければヒットするのである。 一発屋で終わることなくその後もヒット

真夏にホワイトアウト

「時間よ止まれど金縛り」では人生最大の不思議体験をした。スポーツ選手には時々あるらしいと聞く。一番有名なのは「ボールが止まって見える」は打撃の神様である川上哲治の伝説だ。こちとら止まって見えても体が動かなかったが。人間に理解できないだけでこの世に不思議はないとも言う。世間では新型コロナの第5波が急激に減ったのは不思議だと言うが、急激に増えたのだから急激に減るのは数学的統計学的に不思議ではない。各波とも増減カーブは対称的だ。人生第2の不思議体験は解明されている常識であった。