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2021衆院選 主要政党をわかりやすく!

2021年10月31日(日)に行われる「衆議院総選挙」。

4年ぶりに行われる衆議院選挙。様々なメディアでは今回の選挙を「政権選択・未来選択選挙」と言われていますが、私は今回この選挙を親しみやすくするために「ハロウィン選挙」と呼んでいます。

さて、今年のハロウィン選挙で私はついに国政選挙デビューです!

立候補するわけではありませんよ(笑)。

現在私は19歳の大学1年生で選挙権を持って初めての衆議院選挙です。

今までは選挙のことはニュースや学校の社会の授業のことでしかわからず、「大人のやっていること」というイメージがとても強くありました。

ですが、選挙権を持って、いざ投票する立場になると真剣に政治や経済、日本の現状に目を向けることが出来るようになった気がします。

いまでは中田敦彦さんやたかまつななさん、ひろゆきさんといったインフルエンサーの人たちが、インターネットやSNS、YouTubeを積極的に使い、選挙のことや政治のことに関して発信しており、難しく感じていた日本の政治をわかりやすく伝えてくれています。

さて、この記事を書いているあと1週間後に衆議院選挙の投開票が行われます。

さまざまな立候補者、政党が連日、街頭や駅前、はたまたTVやネット番組で政策や公約を掲げていますが・・・


正直、よくわからない・・・(苦笑


そうなんです。どの政党がどういったことをやりたくて、どういった政策をしたいのか、そして誰をターゲット層にしているのか。複雑すぎて調べてもよくわからないんです(笑)。


そこでこの記事では私なりに、日本の国政政党9つをわかりやすくまとめてみました!

政党が分かれば、自分の選挙の立候補者がどういったことをしたいのか、そして、自分が票を入れた政党がどんな日本にしていきたいのか、わかると思います!


※この記事は特定の候補者や政党を支持するものではありません。


まずは誰の味方で、どんな国にしたいか理解する

さあ、では早速政党を見ていきたいところですが、いきなり9つの政党の話をしても混乱してしまいます。

というのもそれらの政党が「誰の味方で、どんな国にしたか」を理解しないといきなり政策の話をされても、ちんぷんかんぷんだからです。

まずは、「保守」と「革新(リベラル)」という言葉からを覚えましょう。

よくニュースなどで聞くと思いますが、どうゆう意味かは、私もこの記事を書くまで知りませんでした。

Wikibooksの『高等学校政治経済/政治/保守と革新、右翼と左翼』によると、以下のように書かれています。

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日本では、第二次大戦後、自民党のような政策が、『保守主義』、あるいは『保守(ほしゅ)的な政策』と言われた。
一方、社会党のような政策が『革新(かくしん)的な政策』(または『リベラル』)と言われた。これは、日本においては資本主義や天皇制についての態度が原因の一つとなっている。
つまり、資本主義の経済体制と天皇制を維持するという意味で「保守」であり、資本主義と天皇制に批判的で、転換を求めるという意味で「革新」と呼ばれてきた。
そのため、日本では、一般に右翼思想は保守に含まれ、左翼思想は革新に含まれる。
また、第二次大戦後、冷戦が始まり、アメリカ寄りの立場が右翼、保守とされ、いっぽうソ連寄りの立場が左翼、革新とされた。
第二次大戦後の20世紀後半の日本では、マスコミなどの表現では、自民党が「保守政党」とされ、社会党や共産党が「革新政党」とされた。
県議会や都議会などの地方議会では、知事が社会党や共産党の系列の議員である自治体(都道府県)なら革新自治体とよく呼ばれた。
ソビエト連邦が社会主義を政策に掲げたこともあり、左翼・革新的な政策としては、経済政策による低所得者への保護や、積極的な福祉施策などが左翼的な政策である、とされた。
実際には、アメリカ陣営の国でも、スウェーデンのように資本主義であるが福祉政策に積極的な国もある。しかし戦後の日本では、福祉政策が「左翼」、「革新」として扱われた。
近年では、ほとんどの政党は、明確には右翼・保守、左翼・革新政策を打ち出さず、保守でも革新でもないことを政治理念とした政策を掲げる「中道」(ちゅうどう)を掲げている。

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う~ん難しいですね(笑)。

私なりにかみ砕いて簡単にいうと、

「会社や企業が規制を気にせず自由にお金儲けして日本を豊かにしよう!」

「天皇家をこのまま存続させていこう!」

というのが日本の保守。

「貧乏な人とお金持ちの格差をなくして政府が手厚く支援します!」

「天皇家に関してはいろいろと見直さないといけないところあるよね!」

というのが日本の革新・リベラル。

つまり、

「企業や会社、資本家の味方」が保守

「労働者や貧乏な人、一般市民の味方」が革新・リベラルなわけなんです。

そして、国のあり方も、天皇家で表すように、

「今の日本のままで大丈夫!」というのが保守

「いやいや色々変えていかないとだめでしょ!」というのが革新な訳です。


日本の9つの政党

これらの保守・革新の言葉を踏まえた上で、いよいよ日本に現在9つある政党をそれぞれ見ていきましょう!

高校の時に使っていた政治経済の授業の資料集をひっぱり出して調べました(笑)

では、それぞれの政党を順番に見ていきましょう!

①自由民主党

まずは自民党です。

自民党は日本の政党の中で保守政党に当たります。

自民党の特徴は何といっても、日本最大政党、長期政権与党。

この2つです!

2021年10月現在、国会議員の中で自民党が所属している議員が最も多く、また、地方の市議会などでも自民党議員の多くが議席を獲得しています。
さらに、自民党は1955年の結党以来、政権を失って野党になった期間が、1993年~1994年の非自民・非共産連立政権と2009年~2012年の民主党政権のたった4年しかなく、それ以外の約60年間はずっと日本の政治運営に携わってきた政党です。

では、自民党の掲げる主義主張は何か。

それは、

①憲法改正(自衛隊の明記)

②日米関係の重視

③経済成長            の3つです。

「①憲法改正」とは、日本の最高法規である「日本国憲法」を改正し、自衛隊を憲法に明記することで「アメリカ軍に頼らない日本防衛を行いたい!」という狙いがあります。これは、自民党が結党して以来の最大の悲願でもあります。

「②日米関係の重視」とは、「今もこれからもアメリカとの関係をよくしていこう!」「これからもアメリカと仲良くしていこう!」ということです。

「③経済成長」とは、会社や企業がお金儲けしやすいように規制を緩くして、企業の収益をあげて賃金を増やし、消費者である私たちがいっぱい買い物をして経済をよく回していこう!という狙いです。元総理の安倍晋三さんが「アベノミクス」と言っていたのは、これらを取り込んだ経済成長戦略だったのです。

最後に、今回の選挙の目玉政策は何か。

それは、

「新しい資本主義」と経済安全保障強化、です。

どうゆうことかというと、日本に強みのある技術分野や新しい分野、コロナで浮き彫りになった日本の弱い分野(創薬技術等)に支援・投資を行い、それらで培われた日本の技術力を海外に流失してしまわないようにするための法律の整備をしていく、ということです。

②立憲民主党

2つ目は立憲民主党です。

立憲民主党は日本の政党の中で革新政党に当たります。

立憲民主党の特徴は、現在の野党第一党であることです!

ちなみに、立憲民主党は2017年10月の第48回衆議院総選挙の際に、当時の民進党が二つに分裂してできた政党の一つです。

当時の民進党が、小池百合子東京都知事率いる希望の党との合流を表明した際に、政策路線の不一致などから反対した枝野幸男代表をはじめとした議員達が作ったのが現在の立憲民主党なのです。

では、立憲民主党の掲げる主義主張は何か。

それは、

①立憲主義の重視

②自民党の改憲案に反対

③多様性社会の構築     の3つです。

「①立憲主義の重視」とは、立憲主義、つまり憲法に基づいて政治を行うという政治スタイルを大切にする、ということです。

「②自民党の改憲案に反対」とは、先ほど述べた通り、立憲民主党は立憲主義を大切にする政治スタイルをとっています。しかし、現在では憲法改正に関する議論が多くなってきたこともあり、「反対ではないけど、大切な憲法だから、しっかり議論する必要はあるよね」という立場をとっています。その憲法改正の議論の中で立憲民主党ははっきりと「自民党の意見には反対です!」と明言しています。

「③多様性社会の構築」とは、今回の選挙で立憲民主党は目玉政策の一つにしていますが、現在、選択的夫婦別姓制度の導入やLGBTに対する議論が多くなってきました。立憲民主党の立場からすれば「現在の制度は憲法にある『基本的人権の尊重』に反している!」という意見を主張しているわけです。

最後に、今回の選挙の目玉政策は何か。

それは、

「1億総中流社会」復活 です。

どうゆうことかというと、今まで自民党政権で行ってきた「アベノミクス」で広がった経済格差を是正する、つまり「お金持ちと貧乏な人の格差が大きくなってしまった!これを立て直すために、消費税を時限的に5%に引き下げ、法人税に累進税率を導入して大企業の負担を重くし、貧しい人への分配を最優先にした政策をする!」というのが「1億総中流社会」復活です。

③公明党

3つ目は公明党です。

公明党は日本の政党の中で保守政党に当たります。

公明党の特徴は、支持団体が宗教組織・創価学会であることです!

創価学会とは仏教の一宗派の系統を継承している仏教系の宗教なんです

なので、政策や方針も平和や人類の幸福、といったものが多いのもほかの政党との大きな違いです。

そして、自民党との連立政権を組んでいるのも特徴の一つです

では、公明党の掲げる主義主張は何か。

それは、

①平和理念

②教育・福祉の充実化  の2つです。

「①平和理念」とは、人間・人類の幸福追求を目指す、つまり「諸外国との平和な関係や日本の防災・減災をしっかり構築していこう!」という考えです。

「②教育・福祉の充実化」とは、「平和な日本を作るためには、子供たちに平等な教育を受けれるようにし、高齢者や病気の方にも医療を受けやすくしていく必要がある!」という考えから教育や子育て、社会福祉を重点的に行っていく、ということです。

最後に、今回の選挙の目玉政策は何か。

それは、

18歳までの子どもに一律10万円 です。

どうゆうことかというと、未来のために今の子供たちをコロナから守る、つまり「コロナで日本全体が経済的に苦しくなり、子育てがしにくくなった中で、アフターコロナの日本を守るために全国の18歳までの子供たちに投資しよう!」ということです。


④日本共産党

4つ目は日本共産党です。

日本共産党は日本の政党の中で革新政党に当たります。

日本共産党党の特徴は、日本で最も古い政党であることです!

1922年の設立以来、ずっと名前も政策も変えず活動してきた、長い歴史をもつ政党です

では、日本共産党の掲げる主義主張は何か。

それは、

①日本の民主主義革命の実現

②日米安保・改憲反対

③消費税減税          の3つです。

「①日本の民主主義革命の実現」とは、今の日本の現状を見たうえで「大企業や諸外国の顔色をうかがう政治じゃなくて、日本のやり方で政治をやっていく!そのためには民主的に政治や経済、社会を変えていく、改革していかなければならない!」ということです。

「②日米安保・改憲反対」とは、アメリカに依存した政治体制ではなく日本の独自のやり方で政治を行っていくためには日米安保条約を破棄し、アメリカ軍を撤退させる。さらに、今の自民党がやろうとしている憲法改正は「自衛隊を明記する」→「自衛隊が軍になる」つまり、「憲法の平和主義と矛盾する!」と主張し、この2つには真っ向から反対を主張してるのが共産党です。

「③消費税減税」とは、共産党は自民党と真っ向から対立する政党です。自民党は「経済成長のために企業の規制を緩くします!その代わり国民負担の消費税多くとります」という政策に対して、共産党は「お金持ってる資本家や企業から税金とって、その分消費税を下げていこう!」という政策を打ち出しているわけです。

最後に、今回の選挙の目玉政策は何か。

それは、

コロナで収入減の人に10万円と公衆衛生の強化 です。

どうゆうことかというと、新型コロナによって貧富の格差が改めて浮き彫りになり、家計がさらにひっ迫した人、コロナで職を失った、もしくは職が減った人に10万円の給付金をすることで経済的な格差を埋めよう。そして、日本の医療や感染症の対策を強化するために、国の予算を倍にする、ということです。

⑤日本維新の会

5つ目は維新の会です。

維新の会は日本の政党の中でやや保守政党に当たります。

維新の会の特徴は、関西圏を拠点に活動している国政政党であることです。

当時の大阪府知事の橋本徹さんが立ち上げた「大阪維新の会」が母体であるこの政党は、関西圏、特に大阪を中心に支持者が多いのも特徴的です。
というのも、母体の「大阪維新の会」が様々な政治改革によって
衰退しかけていた大阪の街を日本第二の都市にまで復活させた、
という実績があるからです。

では、維新の会の掲げる主義主張は何か。

それは、

①身を切る改革

②地方分権(道州制導入)

③教育無償化         の3つです。

「①身を切る改革」とは、「税金や予算の節約などの話をする前に、まずは私たち議員の無駄を省くために、改革をしていこう!」ということです。具体的には、議員数の削減、給料の減給や独立行政法人などの税金で運営されている団体を民営化するなどして合理化を進める、などです。

「②地方分権」とは、現在日本の国会や内閣が持っている強い権限や財源を各地方に渡すことで、現在よりもさらに強い地方自治権を都道府県にあたえ、大都市、特に東京の一極集中をなくし地方を活性化させよう、ということです。そして行く行くは都道府県よりも大きな行政区分を設けて、アメリカの連邦制のような国にしていく(道州制)ことを考えています。

「③教育無償化」とは、保育園・幼稚園から大学まですべてを無償化し、誰もが学校で学ぶことが出来る社会を実現する、そのためには今の憲法を変える必要があるのではないか、と訴えているのです。

最後に、今回の選挙の目玉政策は何か。

それは、

消費税の時限的引き下げとベーシックインカム導入 です。

どうゆうことかというと、現在の経済を拡幅するためには消費を促すこと、つまり、買い物をたくさんしてもらうためには消費税を一時的に下げる必要がある、と考えているわけです。さらに、今後に社会で転職や起業をしやすくするための環境づくりのために、政府が国民に一定額の現金を毎月、無条件で支給する「ベーシックインカム」の導入を検討している。

⑥国民民主党

6つ目は国民民主党です。

国民民主党は日本の政党の中でやや革新政党に当たります。

国民民主党の特徴は、国民党と民進党が合併しできた党であることです!

先ほどの立憲民主党の時と同様で、2017年10月の第48回衆議院総選挙の際に、当時の民進党が二つに分裂してできたもう一つの政党が国民民主党なのです。
立憲民主党との再合流の討議もされましたが、実現には至っていません。

では、国民民主党の掲げる主義主張は何か。

それは、

①中道改革(生活者・消費者目線の改革)

②共生社会の実現            の2つです。

「①中道改革」とは、保守やリベラルにとらわれず、いまの問題にたいして現実的に向き合い改革を行っていく、ということです。国民民主党はその中でも、特に実際に政治的問題で困りやすい生活者や消費者といった一般市民の目線に立って改革を行っていく、という考えです。

「②共生社会の実現」とは、中道改革でもあるように、特定の主義主張にとらわれず、社会全体が共存して生きていける社会の実現のために、それぞれの良い所やダメな所をみて、「新しい答えを見つけていこう」という考え方です。

最後に、今回の選挙の目玉政策は何か。

それは、

国民一律10万円と教育国債の創設 です。

どうゆうことかというと、もう一度国民全員に一律10万円を配り、経済を活性化させる。そして、アフターコロナの日本において「人づくり」が重要だとして、教育投資のために「教育国債」を発行できる仕組みを創設して財源を確保したうえで、義務教育の対象年齢を引き下げて無償化することや、子どもが18歳になるまで1人当たり月額1万5000円を支給することなどを政策に盛り入れている。

⑦社会民主党

7つ目は社民党です。

社民党は日本の政党の中で革新政党に当たります。

社民党の特徴は、55年体制時の野党第一党だったことです。

学校の授業で習ったのではないでしょうか。
日本がアメリカのように二大政党制だった1955年から38年の間、国会で自民党に真っ向から対立していたライバルが社民党(当時は日本社会党)だったのです。

しかし、現在は議員数が少なく小勢力となっています。

では、社民党の掲げる主義主張は何か。

それは、

①社会民主主義の実現

②日米安保・改憲反対   の2つです。

「①社会民主主義の実現」とは、現在の社会で生まれてしまった能力主義やそれにともなった格差や差別を是正し、社会の公平や連帯を掲げ、それを民主主義で改革し実現していく、ということです

「②日米安保・改憲反対」とは、日米安保条約は今の日本の憲法に違反している条約であり、それに伴う憲法改正は戦争を助長してしまうため、絶対反対、という意見を出しています。

最後に、今回の選挙の目玉政策は何か。

それは、

国民1人10万円とジェンダー平等 です。

どうゆうことかというと、命と暮らしと人権を守るために、新型コロナの影響が続く家計を支援するため、国民1人当たり10万円を支給し、ジェンダー平等の実現に向け、選択的夫婦別姓や同性婚を可能にする法制度の導入をしていこう、と考えてます。


⑧NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で

8つ目はNHK党です。

NHK党は日本の政党の中で保守・革新のどこにも属さない党です。

なぜならNHK党は「NHKのスクランブル放送の実現」という
たった一つの政策目標を持ったの政党だからです!

ほかの政党に比べて非常にシンプルな政策目標で、
「NHKをぶっ壊す」というフレーズなどで注目を集めている政党でもあります。

では、NHK党の掲げる主義主張は何か。

それは、

NHKのスクランブル放送の実現  の1つです。

では、なぜNHKがここまで問題になっているのか。
改めて見ていきましょう。
NHKを一切視聴していないのにも関わらず、TVを購入した時点でNHKの受信料を支払う義務が発生する(放送法64条一項)は契約の自由に違反するのではないか、という問題から始まりました。
様々な裁判が繰り広げられたが、最高裁判所はこれらの裁判に対して、
「支払いや契約は違反ではない」と示しています。

そこで、受信料を払った人だけが視聴できるスクランブル放送を導入しようと発足したのがNHK党だったわけです。

最後に、今回の選挙の目玉政策は何か。

それは、

NHKの受信料徴収の為の訪問行為を追及 です。

どうゆうことかというと、NHKが受信料の徴収のため委託法人に行わせている訪問行為は弁護士法72条違反だ、として国会で追及していく、ということです。

⑨れいわ新選組

9つ目はれいわ新選組です。

れいわ新選組は日本の政党の中で革新政党に当たります。

れいわ新選組の特徴は、日本で最も新しい政党であることです!

なので、ほかの党よりも積極的に日本各地の街頭で演説をしたり、いち早くネット中継を取り入れるなどしている政党でもあります。

では、れいわ新選組の掲げる主義主張は何か。

それは、

①消費税撤廃

②原発の即時廃止

③全国一律1500円時給   の3つです。

「①消費税撤廃」とは、「物価が上がっているのに賃金が上がらず、みんなが思い切った買い物ができない中で、買い物に税金を課税しているのおかしい!」とし、さらには消費税は所得が低いほど負担率(所得に対する負担割合)が高いため、消費税を廃止することは生活保障に直結するとし、撤廃を訴えている。

「②原発の即時廃止」とは、東日本大震災の福島原発事故を教訓に、かつ自然エネルギーを推進するためには「原発が日本に必要」という固定概念から抜け出すための政策。

「③全国一律1500円時給」とは、現在の労働環境を見直し、改善するためには賃金の最低水準を強制的に引き上げ、年収200万円以下世帯をゼロにし、地方活性化、景気回復、東京一極集中是正をしていく

最後に、今回の選挙の目玉政策は何か。

それは、

「積極財政」への転換と脱原発 です。

どうゆうことかというと、新型コロナによって傷ついた国民生活を支えるため、国債を財源に「積極財政」に転換していく。さらに、今後のエネルギー問題では、国が原発をすべて買い上げて廃炉を進め「脱原発」を実現することです。

終わりに

以上、9つの政党をそれぞれ紹介しましたが、いかがでしたか?
僕自身、この記事を書いていて9つの政党の主義主張だけでこんなにも違う個性があって、この政党はこんな考えを持っていたんだ、という新しい発見が出来ました。
各政党のHPなどから調べてまとめるのは、ものすごく苦労しました(笑)
でも、それぞれがどんな主張をして、どんな日本にしていきたいのかが、少しだけでもわかっていただければ幸いです。
僕もまだまだ勉強不足なので、足りない箇所や誤った見方を見ていたりしたら、ご指摘してください!
この記事に紹介できなかった政党の政策なども、まだまだありますので、それはご自身で調べて、そして、31日の選挙で自分の意見にあった候補者や政党に、あなたの一票を投じてください!

【参考文献・URL】

浜島書店『最新図解 政経』(2021/2/5)


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