冬の丹沢ソロ登山(鍋割山・塔ノ岳)
2022/1/23(日)
大倉バス停~鍋割山~塔ノ岳~大倉バス停(18km)
ソロ登山では目的をもって山に行くようにしている。何も決めずに一人で山に行くと、ひたすら自分を追い込んで歩くだけになってしまい、終わってからなんか虚しい気分になるので。。
今回の目的は鍋割山荘の鍋焼きうどんと下山後の温泉。寒い冬にぴったりのコースだと思う。
渋沢駅からバスに乗り、大倉バス停には8:20頃に着いた。バス停から登山開始。バスには20人くらい登山客がいたが、塔ノ岳方面に向かう人が大半だった(と思う)。
前半は林道歩き。5㎞ほどの林道歩きが終わったところに、鍋割山荘に運ぶ水のペットボトルがたくさん置いてあった。ネットで見た、ボランティアで歩荷するやつだ!と思って私も1.5Lのペットボトルを1本リュックに入れた。今回20Lのリュックにチェーンスパイクやお風呂セットまで詰め込んでいたので、ペットボトルを入れるのに苦労した。次は30Lのリュックで来て5Lくらい運びたいな。
歩荷地点からは沢を詰めて尾根→ひたすら尾根を辿って山頂、という道だった。沢も尾根もけっこう急な登りだった。今回はふとももの裏を使って、いつもより大股で歩くのを意識してみた。(裏の筋肉があまりないらしいので)
鍋割山までは大股早歩きで完全にトレーニング区間だった。
山頂に着いたのは10:45。山荘前にはすでに鍋焼きうどんの行列ができていた。私も並んで無事ありつけた。
事前に値段を見て、1500円ってけっこうお高いな~と思っていたが、野菜、きのこ3種、かぼちゃ天、たまご、油揚げ、なると、などなど具だくさんで大満足だった。あつあつでボリューム満点なので、食べ終わる頃には身体がぽかぽかしてきた。
そして、食べていたらいつの間にか富士山が出てきていた。今日は景色を期待していなかったのでラッキー。
たっぷり40分休憩して、塔ノ岳に向けて出発。鍋割山~塔ノ岳の序盤は比較的なだらかで、食後にちょうどよかった。時々振り返って富士山を見ながら歩いた。チェーンスパイクの出番は全然なかったが、北側の斜面には雪が残っていた。
12:20塔ノ岳に到着。前回塔ノ岳に来た時は梅雨の時期で、雨と霧で何も景色が見えなかった。その上、ヒルがくっついていて、ギャーギャー騒いだ記憶しかない。
今回はその記憶を塗り替える良い景色が見れた。こんなに富士山がきれいに見えるのか。塔ノ岳が人気な理由も分かった気がする。
富士山に見とれていたが、後ろを振り返ると霧氷が…!まったく予想していなかった。霧氷見てみたいなと前から思っていたけど、赤城山とかに行かないと見れないものだと思っていたからすごく嬉しかった。
予想外のラッキーが続き、いい気分で下山した。
帰りは大倉尾根を下って、行きと同じ大倉バス停へ。大倉尾根を歩くのは2回目。前回の記憶と同じく長い道のりだった。まあ標高差1200mあるから仕方ない。
14:20無事下山。
下山後は東海大学前駅から徒歩5分くらいの秦野天然温泉さざんかに行った。冷えた体に温泉が染みわたって気持ちよかった。
丹沢はヒルの記憶で敬遠しがちだったけど、ヒルのいない時期なら楽しいことが分かったので、春になったら檜洞丸方面も行ってみたい。
おしまい。
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