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なりたい自分が見つからない中での目標

なりたい自分になる。これを実現できれば、たしかに、充実し、満ち足りた人生を送ることができるであろう。しかし、この考え方の問題点は、なりたい自分が見つかっていない場合の目標が無いことである。

私自身、なりたい自分が見つからないという悩みを抱えていたし、今も抱えている。そのような中で、次善手として、次のような目標を立て、実践するようになった。

なりたくない自分にならない、ということである。

なりたい人物像というのは、なかなか見つからないものかもしれない。そもそも、このような人間になりたいと思っているとしても、それは思い込んでいるだけかもしれない。今思っている理想の自分と、10年後に思っている理想の自分は、異なっている可能性も否めない。

他方で、なりたくない自分像は、比較的見つけやすいように思う。他人の気に入らないところを反面教師にすれば良い。そうすれば、なりたくない自分像ができ上がっていく。人の振り見て我が振りなおせ、である。

例えば、私のなりたくない自分像の一つは、軽々しく陰口を言う人にはなりたくないというものである。そのため、負の感情を他人に話すことには慎重になっている。特に、SNSに陰口を投稿しないことを意識している。

なりたくない自分にならない。この目標も、自分自身を理想に近づけてくれるかもしれない。

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