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「トレラン派の方へのおススメのコーヒー器具、エアロプレスその2」

その1に続きまして、

今回は
エアロプレス抽出のレシピです。

ですが、エアロプレスの器具の他に山抽出の特性についても書いてしまったので、少し長い投稿です。
ごめんなさい笑🙏。

レシピも知りたいと思いますので、その3には分けずに、一気に説明します。

以前よりお話ししてる通り、抽出効率はおウチと標高がある山とでは抽出効率がかなり違うので、
家用、山用で2パターン載せます。

①家用(つまり通常のおススメエアロプレスレシピ)

用意するもの。
●エアロプレス器具一式
プランジャー
(注射器で言うと「押す」方)

チャンバー
(注射器で言うと「筒」)

フィルターキャップ

スプーン(元々、器具の中にパドルというかき混ぜ棒がついていますが、微妙に混ぜづらかったりパドル自体が大きかったりで、早々に処分しました笑)

エアロプレス用フィルター(ペーパーとステンレスがあります)

●コーヒー豆
●はかり
●タイマー
●ケトル(ケトルについても注ぐ技術は必要ないので沸かせて注げるものであれば)
●お湯


★まず!ご家庭でのエアロプレスレシピ。(最後の方に、山用エアロプレスレシピを記載します)
①コーヒー豆を挽きます。
エアロプレスは抽出時に微分が出やすいです。
焙煎が深い豆だと普段より気持ち少し細かく、焙煎が浅煎りだと少し粗く引いた方がよいと思います。

①お湯を沸かします。

②お湯を沸かしている間にフィルターキャップにフィルター(今回はペーパーフィルター)にセット。

お湯が沸いたら、フィルターについている状態でフィルターキャップを軽く湯通しします。

③プランジャーチャンバーを繋げます。ゴムの部分がかさなると思いますが、深く差し込まず、ギリギリの位置が良いです。

④プランジャーチャンバーを逆さまにしてコーヒー粉を入れます。
15から20g程度が良いです。

⑤お湯(コーヒー屋さんが見ると以外に思われるかもですが熱湯でよいです)80mlをチャンバー内に注ぎ、
先にスプーンなどで4.5回攪拌します。

⑥30秒蒸らし、100mlのお湯(先程の沸騰したお湯の30秒後を使用)を追加投入します。合計200ml。
また、攪拌します。

⑦逆さまの状態で、フィルターがついているフィルターキャップをチャンバーにセットします。

⑧サーバー、もしくはカップを逆さまにしてフィルターキャップに被せます。
そして、一気にぐるりとひっくり返します。(これやらないとこぼれます)

⑨いよいよ抽出。30秒かけてゆっくり注射器を押し出すように加圧していきます。

プシュと空気が抜ける音がしたら、抽出完了。
プランジャーチャンバーをサーバー(もしくはカップ)から外してください。


エアロプレスの特徴として、
「圧力をかけコーヒー粉からコーヒー液を洗い出す」

他のコーヒープレス器具などとの違いは「ソコ」にあります。
プレス器具は材料をお湯や水などに浸けて抽出する「浸漬式」
エアロプレスは多少浸ける浸漬式の時間はあるものの、抽出は圧力による「加圧式」です。

加圧式の特徴はエスプレッソ並みではないですが、
短時間に抽出を終わらせられる事が良い点です。

山の気温は標高があがればあがるほど低くなりますよね、
コーヒーも作ってる最中に冷めてきます。エアロプレスは持ち運びしやすいだけでなく、短時間抽出ができるという特徴もトレッキング向きなんです。

ただ、マイナス点もあります。

よく、エアロプレスでのコーヒーの味の特徴として「甘さ」が出やすいと説明されてる記事をみかけますが
、沢山検証しているなかで理解できるのは「最初に溶け出しやすく、人間が感じやすいもの」です。
浅煎り、中煎り、深煎りと焙煎の度合いによって、それぞれの国の産地特性を持つコーヒーもガラリと変わりやすいのがエアロプレスだったりします。


では、それを踏まえての
山でのエアロプレスレシピ。
(500mから1500mぐらいまでと仮定したレシピです)

①お湯を沸かします。

②お湯を沸かしている間にフィルターキャップにフィルター(今回はペーパーフィルター)にセット。

お湯が沸いたら、フィルターについている状態でフィルターキャップを軽く湯通しします。

③プランジャーチャンバーを繋げます。ゴムの部分がかさなると思いますが、深く差し込まず、ギリギリの位置が良いです。ゆるすぎてもダメです。漏れるので笑笑。
(意外とコーヒー液体量が取れない器具なので、目一杯お湯をいれたいです)

④プランジャーチャンバーを逆さまにしてコーヒー粉を入れます。
25〜30g程度が良いです。

⑤お湯(コーヒー屋さんが見ると以外に思われるかもですが熱湯でよいです)80mlをチャンバー内に注ぎ、
先にスプーンなどで4.5回攪拌します。

⑥30秒蒸らし、100mlのお湯(先程の沸騰したお湯の30秒後を使用)を追加投入します。合計200ml。
また、攪拌します。

⑦逆さまの状態で、フィルターがついているフィルターキャップをチャンバーにセットします。

⑧サーバー、もしくはカップを逆さまにしてフィルターキャップに被せます。
そして、一気にぐるりとひっくり返します。(これやらないとこぼれます)

⑨いよいよ抽出。25秒かけて注射器を押し出すように加圧していきます。

プシュと空気が抜ける音がしたら、抽出完了。
プランジャーチャンバーをサーバー(もしくはカップ)から外してください。

自宅、山用、ともに140mlの完成量になります。


少し、濃度強めのレシピにしました。

山好きはみんな濃い珈琲好きな方多いからね☺️。

分量は少し少なめなので、濃い珈琲が苦手な方はお湯を足してあげても良いでしょう。


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