見出し画像

コーヒードリップの基本と概念(その4)

今日はコーヒー豆を砕く器具、
ミル、グラインダーについてです。

相変わらず、長文になりそう…🙇‍♂️。

豆知識も含めて、友達にうんちくを語ってください笑

まず、最初に
ミルとグラインダーの違い。

「違いはないです。」

両方ともコーヒーを砕く器具。

●一般的に
ミルは小さい器具もしくは手挽き。

グラインダーは大きい器具もしくは電動。

なんて説明する方もいらっしゃいますが、「同じ」です。

国によって違うという事も現在はあまりなく、
名称では両方使われている国がほとんどです。
※「エスプレッソ」が世界的に広まったから、と僕は思います。

ちなみに、世界最初のミル・グラインダーでは年表としてフランスの「プジョー(あのカーメーカーの)」が最初。

●ただし、電動でも手動でも構造の違いはあります。

色々な本等でも書かれているので、
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、おさらいの意味でも説明致します🙇‍♂️

「刃」の形状が違います。

コニカル式
カット式
プロペラ式
臼式

の4種がコーヒーの豆のミル・グラインダーの種類です。

※僕の手持ちのミル・グラインダーが2種しかなく、少し改造してイビツなので写真無しの説明ですみません💧。

●コニカル式はドリル形状の上下ネジタイプの刃でコーヒー豆を「切り刻む」タイプのミル・グラインダーです。
使用用途に多いのが、エスプレッソなど極細挽き使用のものが多いです。

●カット式は平面形状の上下ギザ山タイプの刃でコーヒー豆を「切る」タイプのミル・グラインダーです。
業務用のドリップコーヒー用に使われているものが多いです。

●プロペラ式は平面の1枚刃を高速回転させ、豆を通過する際に「切る」タイプのミル・グラインダーです。
携帯用の電動タイプによく使われています。

●臼式はクラシカルな手挽きミル・グラインダーによく使われ、その名の通り臼状で「すり潰す」タイプです。

ちなみに、写真の「カリタ手挽きミル」は臼式です。

それぞれに違いがありますが、

エスプレッソに使われるような
コニカル式ミル・グラインダーは大変高価で、大体20万から80万ぐらいの幅があります。

価格の違いはコーヒー豆をより細かく、粉が均一に砕けるかどうか?です。

●●●コーヒー粉が不揃いだと、
●お湯が当たる面積が不揃いになる
●お湯が流れ落ちるスピードが変わる

事でコーヒーの味が安定しなくなる。
という理由です。

あくまで店で出すコーヒーは
「いつもの味」を出さなくてはいけない
という理由で、高価なミル・グラインダーを置いてます。

ただ、最近のコーヒーブームで
「手挽きのコニカル式ミル・グラインダー」が市場に出てきてます。
大体のモノが3万前後です。


ただ!!僕も臼式のクラシカルは大好きで、豆によってはあの結構チカラが必要な「ガリガリ」感の他に、
僕はいつも挽きダイヤルを1番「粗く」セット、粗挽きコーヒー粉でボディは抑え目、フレーバーをより多く抽出するアメリカンコーヒーが大好き😋。
高価なミル・グラインダーでも
臼式の「スーパー粗挽き」は出来ません😄笑。

※山では細挽きをおススメします笑。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?