和尚のつぶやき #373(寄り道をする)
子どもは、学校帰りに道草をします
大人も、たまには寄り道をします
まっすぐ帰れば 無駄がなく
効率的ですが
おもしろくありません
家に帰って
やりたいことがあるなら
まっすぐ帰ることもいいと思います
特に何もないけど
まっすぐ帰るのは
少しつまらない
友達としゃべりながら
だらだらと歩いて道草を食う
それが楽しくもあり おもしろい
人生においても
まっすぐ進むだけでは
おもしろくありません
興味があるものに
目を向けては
寄り道をしてみる
道草を食ってみる
無駄に思えることもやってみる
難しいことにもチャレンジしてみる
だらだらと取り組んでみる
三日坊主を繰り返してみる
自分の人生は客観ではなく主観です
客観的な合理性はいりません
自分がいいと思うこと
自分にしっくりくることを
遠慮せずにやる
後悔のない人生とは
きっと たくさん寄り道をして
よかったと思える人生だと思います
人と比べるものでもなく
人から評価してもらうものでもない
自分が納得して
生まれてきてよかったと
思えることが一番です
生きるために
何かをするというよりも
何かをするために生きている
その何かは人から
与えられたものではなく
自分が寄り道してでも
やりたいこと
やってみたいことでいいと思います
限られた人生
できるだけ寄り道したいものです
そう急がなくても
いずれお迎えは来ます
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