捨てる技術的なものがウケる理由

これまで住環境に興味がなかったんだけど、より生活を効率化させるために、それ関連の本を何冊か読んだりした。どうしたらいいのかは、だいたい理解できた。それと同時に捨てる技術系の本がウケる理由も分かった。一番技術がいらず、部屋自体に手を加えなくてもいいからだ。そしてやれば一定の成果が絶対に出る。

普通の手法で部屋における作業を効率化させるのであれば、まずは利用率などをから割出して物質の配置を考えなくてはならない。部屋も場所によって機能を分けなくてはならないし、そうこうするうちに不必要なものの処分も発生する。場合によっては引越しあるいはリノベーションも必要だ。ようするに頭と金と時間がかかる。

捨てる技術の場合は、特に考えることはない。捨てればいい。そして効果もすぐ出る。私自身もあんまり物を持ってない人で、これまで住環境に興味なしでもそこそこ効率的にやれてきたのは、物が少ないからで、変な場所に物が配置されてても、少なけりゃなんとかなってしまう。

あと書くのも楽なんじゃないんだろうか。部屋の広さに対し適切な量の物質で生活すれば便利になるのは当然の話で、議論する必要はないし理屈を解説しなくてもいい。物を捨てられないって人を説得すればいいだけだ。

これに特に結論はなくて、私がフーンって思ったっていうだけの話である。

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