Dr. Crayon

30代の内科専門医。2024年度から夢だった世界周遊に出発。地域ごとの医療や健康に関す…

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30代の内科専門医。2024年度から夢だった世界周遊に出発。地域ごとの医療や健康に関する知識を学び、内科医の視点から日常に役立つ家庭医学や旅のエピソードなどをシェアしていきます。皆さんと一緒に健康で豊かな人生を追求していきたいと思っています。note 2024~🔰

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「なんとなくだるい」「やる気がでない」→五月病かも

五月病って?🧐"五月病"の由来は1960年代1960~70年代、「革命を起こして社会を変える!」と理想に燃えた大学生によってさまざまな活動が熱心に行われました。でも、権力によってその動きは封鎖されてしまったんです。1970年以降、大学に入った若者は学ぶ目的も夢も失って、大学生の間に無気力が蔓延しました。その現象をメディアが「五月病」と呼ぶようになったんです。「五月病」は正式な医学用語ではなく、決まった定義も実はないんです。現在では社会人にも一般的になり、「バーンアウト」と

    • 今年から花粉症!?去年まで大丈夫だったのに

      花粉が飛ぶ季節になると始まる、くしゃみ、鼻水、鼻づまり・・・😢 スギなどの植物の花粉(関東から九州にかけては2-4月)が原因で生じるアレルギー症状を 「花粉症」 と呼びます。 医学用語では 「季節性アレルギー性鼻炎」。 現在なんと、日本人のおよそ4人に1人が花粉症だと言われています。 くしゃみ、鼻水、鼻づまりにしても、目のかゆみ、充血、涙にしても、いずれも入ってきた花粉を取り除こうとすることで生じるアレルギー反応です。 花粉が目や鼻から入ってきて、体内の免疫システムに

      • 内科医おすすめ!花粉症の市販薬

        🌟1. 目次 🌟2. 結論花粉症の市販薬おすすめはズバリ →アレグラ(フェキソフェナジン) と クラリチン(ロラタジン) 以下理由を順を追って説明していきます! 🌟3. 花粉症の治療薬そもそも一般的な花粉症の治療薬としては、 ・抗ヒスタミン薬 ・鼻噴霧ステロイド薬 ・抗ロイコトリエン薬  などが代表です! 鼻アレルギー治療ガイドライン(2020年)によると、 くしゃみ・鼻漏型(鼻水)では軽症から抗ヒスタミン薬を基盤として、症状に応じて鼻噴霧用ステロイド薬を追加する方針と

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