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あつ森はじめました

世界的に外出できない日が続き、コンシューマゲームの需要はかなり高まっているのではないでしょうか。

そんな中、私も遅ればせながら、「あつまれ どうぶつの森」をはじめました。

ちなみに、どうぶつの森をちゃんと遊ぶのはこれが初めてです。
気が短い性格のため、今ひとつ惹かれなかったのですが、ちゃんと始めてみたらちゃんとハマりました笑

そして、やはり勉強になる点が多い!

マリオメーカーに関する記事を読んでいた直後というのもあるかも知れません。

マリオメーカーのUI/UXデザイナーが語る「弱点を克服する娯楽UI」の原点とは | 超ゲームウォーカー!
https://gamewalker.link/column/ui-crunch-nintendo-mariomaker/

大前提として、私はコンシューマゲームとスマホゲームは別物と考えています。なので、この2者の垣根を超えて参考にしようとするときは、上辺だけ真似すると失敗すると思っています。
(コンシューマゲームとスマホゲームは何が違うのかは改めてまとめようと思います)

なので、今私が生業としているスマホゲームに「あつ森で学んだこと」をそのままの形で持ってくることは難しいのですが、いいなと思ったところはこの記事に残しておきたいと思います。

(ちなみに今日始めたばかりなので、かなり序盤のことばかりです)

実は緻密に組み立てられたあつ森

まず、ゲームを開始すると、4つの形状の島から一つ選択することになります。始まった後も特にプレイの順序は強要されません。この自由な感じは本当によく出来ているなと感じました。

たまたま、家族でアカウントを切り替えて遊んだのですが、後からプレイした長女は、先に遊んでいた私の島に移住してくる形でスタートしました。
同じ島に来るので、資源は私がすでにとっている状態です。しかし、それでもゲームが破綻せず進行するように出来ているのです。
しかも、私のアカウントで終わっているイベントはそのまま終わった状態なのですが、セリフが微妙に変わったりして、同じ様に展開していくのも秀逸に感じました。

例えば、マインクラフトの様に説明やストーリーがほぼないゲームならそういうやり方も可能だと思います。しかし、あつ森の場合、進行に合わせてどうぶつ達との掛け合いが発生しますし、操作の説明も入ります。さらに機能は少しずつアンロックされていく仕組みになっています。

映画やドラマとゲームの最大の違いは、プレイヤーの操作によって状況が変化していくというところです。この変化していく状況のなかでストーリーが展開しつつ、操作方法などを学習できるようにする必要があるのがゲームです。
なので、状況のパターンが多くなりすぎるとストーリーのパターンもそれに応じて必要ですし、機能の説明やアンロックも破綻のないように緻密に組み立てないといけません。

以上のように基本的には自由度は高くしたくても、なかなかそう出来ないのが難しいところなのですが、あつ森はほのぼのしたリゾートっぽい雰囲気とは裏腹に緻密に組み上げれたゲームだよという話でした。

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