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社長に賞与を払って、経費にする方法

こんにちは。税理士の山下久幸です(^o^)

今回は、「社長も賞与欲しいんですけど!」というテーマを学びましょう!

◆社長への賞与

基本は、経費にできない。

現実、払うことはできるが、払っても経費にできないので、
払う会社は大企業くらいか?!

ただし、税法の要件を満たせば、社長にも賞与を払えて、
しかも経費にすることができる!!

今回は、この部分を解説(^o^)

◆事前確定届出給与とは?!

・いつ(支給日)
・誰に(役員)
・いくら(金額)

を決めて、事前に税務署へ届出していれば、
その払った賞与は経費とすることができる。

よって、あらかじめ決まった金額しか支給することができない。

理由は、「利益の調整」をできないようにするため。

【動画】社長の給与はなぜ定額なのか?!でも話したこと。
https://youtu.be/JHsuhRNidVg

◆注意すること

払う金額が少なくても、多くてもダメ。
届出た金額と1円でも違ったら、経費にできない。

ここは要注意!

◆活用方法

1.モチベーションを上げるため
2.利益が出たご褒美のため

1.モチベーションアップ

毎月の給与を少し下げて、スタッフと一緒の時期に、
社長へ賞与を支給するのもアリ。

スタッフに賞与を払うだけで、自分だけがもらえないのは寂しい感じがするから(笑)

モチベーションアップになりませんか?!

2.利益が出た成果

利益が出そう ⇒ 届出の金額を払う

利益が出なさそう ⇒ ゼロ円

例えば、決算期末に払う予定で届出(100万円)しておく。

200万の利益が出たら、100万円払う。
赤字、もしくは利益が少なかったら、賞与を払わない。

これでOK!

これを、50万円だけ払うとかはダメ。
払ってもいいが、経費にできない。

◆デメリット

社会保険がかかる。社保は高いよ!
会社と個人で、約30%の負担。

賞与100万円であれば、30万円の負担・・・。

払うの嫌になります(笑)

◆まとめ

・社長にも賞与を支給して、モチベーションアップ!
・利益が出たら払うようにして、モチベーションアップ!
・社長も人間なので頑張った成果は嬉しい(^o^)

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