一人当たりの数字を意識する

こんにちは。税理士の山下久幸です(*^^*)
今日は「一人当たりの数字」を勉強しましょう！

■一人当たりの数字

・粗利（売上）
・営業利益
⇒従業員1人であたりで見る

＜事例＞
年商10億、スタッフ100人　⇒　1,000万円/人
年商1億、スタッフ5人　⇒　2,000万円/人
年商3,000万、自営業で1人　⇒　3,000万円/人

■売上で比較しない

粗利が大事
会社に残る利益は「粗利」だから

売上ー原価＝粗利（売上総利益）

売上10億円、粗利1億円
売上3億円、粗利2億円

どっちがいい？！

■一人当たりの粗利

＝粗利÷従業員数

粗利1億÷10人＝1,000万円

労働分配率　60％程度
1,000万円×60％=600万円（社保込み）
600万÷1.15（社保）=約520万円⇒これが給与の限界

※パート・アルバイト
0.5人でカウントする

＜参考＞
BAST速報版（206業種12分析項目）
https://www.tkc.jp/tkcnf/bast/sample/

中小企業の現実は？！
一人当たりの粗利　600〜700万

■一人当たりの利益

＝営業利益÷従業員数

営業利益300万÷10人＝30万円

営業利益ー税金ー借入金返済＝手残り
これくらいの利益では、パソコンも買えるか？！(笑)

■目標にする

給与の3倍稼ぐ
給与×3＝粗利
これくらいの目標は良い！

会社の目標
給与×3×従業員数＝目標粗利

■まとめ

・売上を追うのではなく、利益を追う
・総額と一人当たりも意識する
・他人と競わない

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