もしもヘンゼルがデブだったら。


どうもーお久しぶりです。ヤマシタジュンです。

なんかね、筆がのらなくてねぇ。しばらくサボってましててへぺろ(´>ω∂`)


最近はもっぱら仕事中に、グリム童話を意味もなくタイピングするという暇つぶしをしてましてね?

みなさんヘンゼルとグレーテルのおはなしってご存知?

あのお菓子の家が出てくる有名な童話ね。

あのおはなしでは、悪い魔女がヘンゼルを太らせて食べようとするけど、ヘンゼルの妹のグレーテルが魔女を結構なエグいやりかたでやっつけたのちに2人で家に帰るっていうエンディングなのよね。

魔女はヘンゼルを太らせるために、グレーテルに食事を作らせて、たらふく食べさせるけど、ヘンゼルは太ったら食われるって分かってるから、自分の太り具合を確認する魔女に、鉄格子の隙間からなんかのほっそい骨を出して、太ってないアピールをするのよ。


でもまぁ実際には、ヘンゼルご飯食べてるわけだから、多少は太ってると思うのよ。

もともとこのおはなし、なんで子供二人が森の奥のお菓子の家にたどり着いたかって、国の大飢饉で口減らしのために親に森に捨てられるっていう、結構ハードな始まりなのよ。

1回目は、行きにまいてきた小石をたどって家に帰れるけど、2回目はパンくずまいてったら鳥に食われて帰り道わかんなくなっちゃって、それでさまよってたらお菓子の家を見つけるって話なのよね。

だんだん思い出してきたでしょ?

で、要はめっちゃ腹減ってる子供が、毎日お腹いっぱいご飯が食べられる状態で、しかも閉じ込められてるから運動とかもしないで、太らないはずがなくない?って思うのよ。

でも童話の中ではヘンゼルは太ってない。まぁそこはね、童話だからいいんだけど。


でね、もしこのヘンゼルが毎日引きこもって食べ続けた結果デブになっていたとしたら、このお話はどうなってたんだろうって妄想してみたの。


まぁ大体の人はさ、太らせて食べるために毎日ご飯あげてんだから、食べられて終わりじゃないの?って思うでしょうよ。

ところがさ、魔女はヘンゼルがいつまでたってもほっそい指(本当は骨)出してくるから、待ちきれなくて食べることにしただけで、実は太ってるのか太ってないのか知らないわけ。

原作では、ヘンゼルが食べられてしまう予定のその日、グレーテルが料理の準備中に機転をきかして魔女をやっつけてるから、魔女はそもそも食べる予定だったヘンゼルを檻から出す前にやられてんのよ。

で、魔女をやっつけたそのあと、グレーテルはヘンゼルが閉じ込められてる檻を開けて、そこで初めて太ったヘンゼル登場なのよ。


グレーテル「ヘンゼル!悪い魔女はもういないわ!今この檻を開けてあげるから!」

ヘンゼル「グレーテル!ありがとう、助かったよ!」

グ「あら、ヘンゼル、あなたちょっと声が······まるで洋画の食いしん坊みたいだわ。」

ヘ「何を言ってるんだい、グレーテル。さあ早く檻を開けておくれ!」

檻OPEN

グ「さあ、ヘンゼル!······ヘンゼル?」

ヘ「やあ、グレーテル(ハァハァ)、助かったよ(ブヒブヒ)さあうちに帰ろう(ドスドス)」

グ「ヘンゼル!?」


ってなるよね、多分。


なんならさ······


グ「さあ、ヘンゼル!檻を開けたわ!」

ヘ「やあ、グレー······ん、ちょっとこの入口狭くない?」

グ「何を言ってるの、ヘンゼル。入口の大きさが変わるわけないでしょう?」

ヘ「だけどどうして僕はこの入口にお腹がつっかえて······」

グ「ヘンゼル!?」

かもしれないね······。


あとさ、檻に捕まったヘンゼルが毎日しっかりご飯食べて筋トレしてたバージョンも考えてみたんだけどさ······


グ「ヘンゼル!今この檻を開けてあげるから!」

ヘ「いや、必要ないよグレーテル。危ないからちょっと下がって。」

ふんぬぅ!!檻メキイイイィィ!!!!

グ「ヘンゼ······ドウェイン・ジョンソン!?」

っていうマッチョ展開とか激アツじゃない?

ドウェイン・ジョンソンは完全に私の趣味だけど。


グリム童話ってあんまり覚えてないけど、結構展開がむちゃくちゃだったり、最後のほうこれグリム飽きただろっていうエンディングだったり、大人になって読んでみるとこういうちょっとした二次創作がはかどるとわかったので、ぜーんぜん中身のない内容だけど久しぶりに書いてみましたw

個人的に満足したのでよし!ww


それでは!


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