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「言うと思ったわー」「で?」

お笑いのネタに対して「ボケが読めた」と言う人がいます。
その人達は漏れなくドヤ顔です。
気のせいかもしれませんが「ドヤ顔」って言ってる気がします。
そしてこちらに悔しそうなリアクションを期待している様子です。
これは気のせいではなく「悔しそうなリアクションを期待している様子」と言っています。

正直、だからなに?なんですよね。
別に悔しくともなんともないし、そんなことよりお前は偉くともなんともないぞ、っていう。
お笑いのオチに限らず別のジャンルでもそうで、サスペンス映画を見てて「死ぬの読めた」とか、サッカーを見てて「パス出すの読めた」とか、料理を見てて「ハチミツ入れるの読めた」とか、全部だからなに?です。
ボケ(結果)までのプロセスを作った人が偉いのであって、先を読むなんて偉くともなんともあありません。
ボケが読めるなんて無価値です。

そりゃあね、流れを見てりゃあ分かる人には分かるんですよ。
「1、2、3、4」「次、5って言う!」
「A、B、C、D」「次、Eって言う!」
「努力、友情」「次、勝利って言う!」
それくらいの話です。

そんなこと言ってるけど本当は悔しいんでしょ?とか思う人もいるかもしれません。
でもね、よく考えてみてください。
ネタって使い捨てじゃなくて何度もやるものなんですよ。
基本的には何度見ても笑えるように(知ってても笑えるように)作らなきゃなりません。
そもそもそういう前提でやってるんだからボケが読めようが知ったこっちゃねえんですよ。

偉くもないことでドヤ顔をしてしまう頭の悪さ。
ボケ以外の部分も作り出している人へのリスペクトがない頭の悪さ。
こんなことで芸人が悔しがると思っている頭の悪さ。
つまりそういう人は頭が、(せーの)、悪い!!
「悪いって言うと思ったわー」

※以下、有料記事は「ボケが読める?ははん!プロの芸人なめんなよ!」みたいなネタ作りの方法論です。

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