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無料公開と投げ銭で精神面が安定した話

イイネは活力!センサールマンの山﨑仕事人です!

##スキ

今日は、「無料公開と投げ銭のライブをしてみたら心境の変化があったよ」みたいな内容です。

3月25日『センサールマンの!!』、ゲストにBANZAI☆ボーイズ

まずは告知を。

今月25日に毎月恒例のプチ単独ライブ『センサールマンの!!』が行われます。
会場観覧&オンライン配信どちらもありまして、共に無料公開(投げ銭制)です。
詳細は下記リンク先からご確認ください。

ちなみに現時点での会場観覧の予約が死ぬほど少なくて笑っております。
謙遜でもなんでもなく本当に少な過ぎで、「会場観覧の復活が楽しみ!」と言ってくれていた人達はどこへ行ったんだと首をかしげる毎日です(笑)。
ちなみに投げ銭システムでやるので言葉の通り「予約」であって「前売」じゃありません。
ただの「整理券」みたいなものだとご理解くださいませ。

あと今回はコーナーゲストとしてBANZAI☆ボーイズの2人に出てもらいます。
BANZAIのファンの集客力を大いに期待しているので、集客が伸びなければBANZAIのことを嫌いになること間違いなしです☆笑

あ、もちろんオンライン配信での視聴も大歓迎ですよ\(^o^)/

事前の集客に振り回されない

さてここから本題です。

先程「予約が少なすぎて笑ってる」と書きました。
これが驚くことに嫌味でも強がりでもなく本当なんです。
想定外に少なすぎてゲラゲラと笑っております。

これ、なんで笑ってられるのかと言えば、間違いなく「オンライン配信」と「無料公開での投げ銭制」のせいです。

従来のシステムのライブ(チケットを売って会場観覧のみ)であれば、チケットが売れていないと焦るし落ち込むし、そりゃあもう大変な精神状態になります(笑)。
そして何よりモチベーションが高まりません。
手を抜く気はなくても、どうしたって「面白いものを作ってもこの人数しか見ないのか…」という考えが脳裏を過るからです。

しかしオンライン配信をすることによって会場には来られない人も見てくれます。
実際「会場には行けないけど配信で見ます!」と言ってくれた人は少なくありません。
アーカイブも残すので(これも視聴無料!)、「リアルタイムでは無理だけどアーカイブで見ます!」と言ってくれる人もいます。
現場には少なくても画面の向こうに見てくれる人はいる!と思えるわけです。

あと、無料公開なので蓋を開けてみるまで人数が読めません。
これがめちゃくちゃ大きかったりします。
「この人数か…」でモチベーションが落ちることがないんです。
だって分からないので。
ひょっとしたら数百人、数千人が観てくれる可能性もあるで!とさえ思えますからね(笑)。
リアルな話をすれば、一月二月とやってみた手応えとして、明らかに劇場のみの時より「見てもらえる人数」は増えているのでモチベーションは上がりっぱなしです。

お金のために頑張っちゃう

あと大事のが金銭面ですね。

従来の形であれば、チケット料金×人数がイコール売上で、計算が容易でした。
安定感がある反面、人数が少なければ赤字金額も始まる前から浮彫で、これがまたモチベーションに関わるんです(弱い人間だなぁ)。

が、投げ銭制であればこれが違います。
人数が少なくたっていくらになるか分かりません。
極論、お客さんが1人だって黒字の可能性があるわけです。

そして逆に考えれば、人数が多くたって安心ができません。
100人見てようが1000人見てようが赤字になり得ます。
見てもらうだけじゃ意味がなくて楽しんでもらえなきゃ話にならんわけで、絶対に面白くするぞ!!っていうモチベーションが爆上がりするわけです。

お金を軽視する芸人はお客様のことも軽視している

最近つくづく思うのが、お金のことを考えれば考えるほど「お笑い」にも「お客様」にも向き合わなきゃいけないということです。
いやらしい話ですが、お金のために「もっと面白く!」と考えるし、お金のために「もっとお客さんが楽しめるように!」と考えます。

もし投げ銭システム無しのただの無料公開だったらそうはならないでしょう。
きっと「無料だから」を理由に(意識的ではなくても)手を抜いていてしまっていたはずです。
金額が決まっているライブでも近いところがあって、(良くないことですが)どこかで「金額に見合った努力」を意識してしまいます。
しかもそれは、(これまた良くないことですが)お客様の支払う金額ではなく自分に入ってくる金額で考えてえしまいがちです。

このへんを深掘りして逆説的に考えたら、お金を軽視するっていうことはお笑いやお客様のことを軽視することにも繋がるんじゃないかとも思えます。
少し極端かもしれませんが、たぶんそんなに間違ってはないんじゃないでしょうか。

笑いやお客様に真剣に向き合えば自ずとお金にも向き合うし、お金に真剣に向き合えば自ずと笑いやお客様にも向き合う。
それぞれが独立していなくて、全て繋がっているんじゃないかと。
そんな気がしています。

動いてこそ分かった発見は宝物

今年に入ってから『無料配信×投げ銭制』を始めてみたわけですが、この辺の発見が面白かったなぁと。
お金がどうとか、集客がどうとか、そういうことは始める前から色々と想定はしていましたが「自分の感情」への想定はしていませんでした。

集客で一喜一憂しなくなるんだ!とか。
こんなにもモチベーションが上がるんだ!とか。
やってみないと分からないことだったので、この発見をできただけでも実験は成功だったと言えます。

もちろんこれはあくまで“僕の場合は”であって他の芸人さんにも当てはまるとは限りません。
普通に一喜一憂したり逆にモチベーション下がったり、そんな芸人さんもいるでしょう。
僕にとっては最高の方法を見つけたという話で、これは動いてみなきゃ絶対に得られなかった発見なので最高です。

あと向いてるな~って思うのは、僕(センサールマン)は無観客がそんなに苦手じゃないんですよね。
これはコロナ以降の無観客ライブを経ての発見なんですが、割と無観客が得意っぽいです。
たぶんセンサールマンはそもそもが舞台よりはテレビを意識してネタ作りをしているので、だからかな?という仮説は立てています。

あ、ただ別に無観客が好きなわけじゃありませんよ。
客席の笑い声は大好きです。
実際に無観客ライブが続いてた時はテンションも下がり気味だったので(笑)。
なので会場観覧お待ちしております!!


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