「行けた」けど「行かなかった」ライブ。

どうも、センサールマンの山﨑仕事人（舞台人）です🐈
よろしくお願いします。

ライブって何か特別なことが突発的に起るじゃないですか。

告知されてなかったサプライズゲストが出るとか。
その場のノリで特別ユニットが結成されてネタをやるとか。
誰かの引退や解散の場になるとか。
ネタを飛ばしちゃってそこからアドリブが始まって逆に大盛り上がりするとか。
そのライブ内で重大発表があるとか。
奇跡的な面白ハプニングが起こるとか。

そんなことがあった時に、それを伝え聞いた人がSNSで「やっぱり行けば良かった！」とか書かれることがあります。
あれすっごい哀しいんですよね。

だって「行けば良かった」ということはイコール「行こうと思ったら行けた」ってことですからね。
つまり特別なことがなければ行く価値が無いライブだと判断したってことでしょ。
そのライブの出演者としてはこんな哀しいことはありません。
ましてや主催者だったらもっと哀しいです。

もちろんそう思うのは自由ですし、SNSに書くのも自由なんですが、こちらとしては哀しい。
たぶん僕に限らずそれを見て少なくとも良い気がする芸人さんはいないので、フォロワーに芸人さんがいる方は書き込む前に「芸人さんどう思うかな？」と想像してみても良いかもしれません。

何より、「ライブってそういうもんじゃん！！」って思うんです。
そういう“何か”があるからライブは面白いわけでしょう（それだけじゃないけど）。
その空間をお客さんと共有したいからライブがあるわけで。
作品として完成度の高い物を見たいだけならYouTubeやDVDの方が良いわけで。

ライブは一期一会。
同じメンバーで同じ内容のライブで同じネタをやったとしても同じライブにはなりません。
行こうかな？どうしようかな？と思われた時は是非ともお越しください。

（以下、有料）