見出し画像

ふたつ屋根の下~fin~

昨日、デジタル単独ライブ~ふたつ屋根の下~が終わりました。
まずはライブを楽しんでいただいた皆様に感謝です。
ありがとうございました。
初めての試みなのでトラブルがあるのは覚悟して(そして事前にできる限りの対応は考えて)ましたがなんとか大きな問題はなく無事にやり遂げられたんじゃないかと思います。

いやー、楽しかったですね(笑)。
自分で企画しておきながらどんな感じになるか、楽しくやれるか、半信半疑だったんですが結果的にめちゃ楽しかったです。
ご覧になっていただいた皆様はどうだったでしょうか。
現時点で僕に届いている感想は肯定的なものしかないので(そりゃそうだろうけど笑)ひとまず安心はしております。
もちろんご批判やご意見などありましたらお聞きしたいので言ってください。

というわけで本番が終わりましたので当日を迎えるまでの秘話(?)や裏話(?)をばツラツラと。

企画を思い立ったのは4月14日、ちょうど3週間前でした。
毎年単独をやっている5月4日(みどりの日)にセンサールマン2人で何か楽しいことをやりたい!全国にいるセンサールマンの顔ファン達が待っている!と。
すぐさま相方に「5月4日になんかやろう!」とLINEをしたところ、秒で「やろう!」って返ってきて動き始めた次第です。
そこからリモートで打ち合わせ(かっこいい!)を重ねて重ねて、あーでもないこーでもない、喧々諤々、意気揚々、なんじゃなんじゃで、ふわっち生配信のトークと企画&noteの記事を使った動画やテキストの企画を交互に行うという形が仕上がりました(はやい!)。
コロナでの自粛が始まってからオンラインでの企画をしている芸人さんは沢山いますがこの形は(おそらく、少なくとも僕が知る限りは)他にいないと思います。
それだけでもひとつ満足です(笑)。
企画のひとつひとつを見れば同じようなことはいくらでもあると思うんですけどね。
ただ、これらをひっくるめてパッケージにして『単独ライブ』と銘打ったことに価値があると僕は思っています。

全編を生配信だけでやるというつもりは最初からありませんでした。
“生”に拘ってしまうと舞台には勝てないと思ったからです。
例えば今回の生配信内でやった『コンビ以心伝心』のような企画はオンラインでもできますがたぶん舞台でやった方が盛り上がります。
舞台に“ライブ感”で勝負を挑んではいかんのです。
そのためには生配信だけじゃない方が良いだろうと考え、内容も“オンラインならではの強み”には拘りました。

ふわっち→note→ふわっち→note、というややこしいシステムにしたのには色々と理由があるのですが、その中のひとつが“ライブ感を出すため”です。
いきなりさっき書いたことと反しますが(笑)、しかしながら『単独ライブ』と銘打っている限りはライブ感が欲しいなと。
この“ライブ感”というのは“一体感”と言い換えることもできるかもしれません。
でも先ほども書いた通り生配信のライブ感では舞台のライブ感には負けます。
舞台は常に集中して見てもらえるのに対して、生配信はダラダラながら見もできてしまうからです。
お客様の方もある程度の緊張感がないと集中力が持たないし、集中力が持たないとライブ感は生み出せません。
どうにか画面に集中してほしい・・・。
そこでこのややこしいシステムなわけです。
途中で記事を購入したりふわっちに再度繋いだりという“作業”があることで集中力を保たざるを得ません。
ある種の共犯関係を築いてしまうわけですね。
もちろんややこしさが嫌で入ってこれない人や途中で離れてしまう人がいるリスクはあったのですが、それは単独ライブなので「センサールマンが好きな人しかいないだろう!じゃあ多少は面倒なことも我慢してくれるはず!」と開き直りました。
こうして試練を与えることで多少のややこしさなんぞに負けない痛ファンだけを残すのがセンサールマンのやり方です。
ちなみにコメント欄があるのは“オンラインならではの強み”で、舞台に勝るライブ感ですね。
舞台ではリアルタイムでお客様の反応はあれど感想まで聞くことはできませんから。
これも共犯関係となって強烈な一体感を生んでくれるわけです。

『デジタル単独ライブ』という名前は僕が勝手に付けたのですが(相方に最初のLINEをした時点で既に付けてました)、非常に気に入ってます。
『オンライン単独ライブ』『リモート単独ライブ』『ネット単独ライブ』『テレワーク単独ライブ』『在宅単独ライブ』・・・いろいろ考えたのですが、結局『デジタル』が一番バカっぽいし、なんか古臭くてセンサールマンっぽいし、ネットを使ってやれることを色々詰め込んだ今回のコンセプトに適してて中身がゴチャゴチャのおもちゃ箱感があって良いなと思ったんです。
相方がどう思ってるのかは聞いてないので知りません(笑)。

料金は1500円にしました。
いま芸人のYouTubeや生配信がいくらでも無料で見られる中で結構強気な金額設定です。
それでも『単独ライブ』を銘打つ以上はいい加減なことはしたくなかったので自分達に発破をかけるためにもあえてこうしました。
もちろん生のライブと比較しても準備に楽はしていないし、一度買えば繰り返して見られるという利点もあるので、本音では別に高いとは思っていません。
あくまで周りと比較しての「高い」ですね。
僕個人はともかくセンサールマンを安売りはしたくなかったし、単純にお金が欲しかったのも本音中の本音です(笑)。

生配信の本番中は極力ダラダラしないことは心掛けました。
普段の生配信はかなりダラダラまったりとやるんですが、今回はちゃんと『単独ライブ』のMCだと思ってやろうと。
これも有料であることの責任ですね。

開演時間はいつもスパンキーのレギュラーライブをやっているのと同じ19時15分にしました。
ちなみに料金の1500円はいつも単独ライブをやる時の金額です。
コロナで大変な状況ですが、いつもの時間いつもの料金にすることによって、ほんんんんんんんんの少しでも“日常”を感じてもらえたらいいなという想いがありました。
たぶん伝わってませんがあったんです(笑)。
綺麗事だけじゃなく戦略論で言えば、いつもの時間にすることによってお客様がライブの脳になってくれないかなと。
そうすればライブ感の演出にも繋がるかも?という期待もありました。
効果があったかは知りません(笑)。

そんなこんな。
ちなみに全部計算ありきの戦略みたいに書いてみましたが実際には半分以上は後付けです(笑)。

最後にもう一度、本当にありがとうございました。
よろしければこの記事のコメント欄やSNSなどで感想をお聞かせください。
SNSの場合直接リプライをいただいても嬉しいですし、ご自身のアカウントで書いていただいてもエゴサして探します。
DMでこっそり言ってくれてもいいですし、質問箱でもっとこっそりでも構いません。
拡散なんかしていただければオシッコ漏らして喜ぶ所存です。
宜しくお願い致しますっ!!!!!(じゃー)



よろしければサポート宜しくお願い致します!山崎さんは凄い貧乏なのでサポートしていただけると凄い助かりますし凄い喜びます!凄いです!