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考える、そして言語化する

中高の恩師「いもにい」こと井本先生がプロフェッショナルに出演することになった。

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いもにいの数学の授業は、とにかく考えさせられた。教科書をことごとく使わない。なので答えがわからなくても調べる術がない。とことん考えるしかない。

生徒達が必死に取り組む姿や、わからなくて困ってる姿を、いつも楽しそうにニヤニヤ見てる顔が今でも思い浮かぶ。10年前は、そんないもにいの仕掛ける巧妙かつ意地悪な仕掛けと毎日戦いを繰り広げていた。

さて、10年後の私はどうか。

仕事に追われる毎日。目の前には常にパソコン。わからないことがあればすぐスマホ。集中して考える時間が極端に減っている。いや、正確には集中して考えることができなくなってきている。

もう一つ、今ぶち当たっている壁がある。「言語化」だ。

想いがあっても伝えられない。アイデアが浮かんでも説明できない。自分の感情さえ表せない。

そんな時に、オピニオンメディアmilieu編集長である塩谷舞さん(@ciotan)の言葉に出会った。

https://twitter.com/ciotan/status/1210206517225410571?s=19
先に答えを知ると、本質に辿り着きにくくなる

見る、
感じる、
考える、
知る、
考える、
そして言語化する。

「知る」前に「感じる」、「考える」。そしてまた「考える」。この動作が欠けている人はきっと多いのではないか。

ちょっと立ち止まってみよう。

いまその瞬間に自分が何を感じているか?
それについて何を考えているか?
納得いくまで調べているか?
そして何を考えているか?
それを自分の言葉で表現できるか?

プロフェッショナルに出るというニュースを通して、また私に考える時間をくれた。いもにいには、勉強ではなく、人生を教わっていたのだと今思う。

そんないもにいには心から感謝しているし、尊敬している。お時間ある方には、是非見ていただきたい。

2020/01/07 22:30
[プロフェッショナル] 数学教師 井本陽久 | 答えは、子どもの中に | カリスマ教師 | プロフェッショナル 仕事の流儀
https://www.nhk.or.jp/d-garage-mov/movie/180-7.html

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