#8 脂質検査《健康診断のすゝめ》補足
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脂質検査
身体のなかには4種類の脂質(中性脂肪、コレステロール、リン脂質、遊離脂肪酸)が存在します。これらの脂質は、それぞれ身体を健康に保つ上で重要な役割があるため、すべてが有害というわけではなく、一定量は体内に維持する必要があります。
コレステロールは、細胞膜や身体の働きを微調整するホルモン、あるいは胆汁酸(脂肪を消化・吸収するもの)を形成するための物質として必要なもの
脂質の一種で、人間の血液中だけでなく、脳、内臓、筋肉など全身に広く分布しており、細胞膜、性ホルモンや副腎皮質ホルモン、脂肪の消化吸収を助ける胆汁の材料になります。
コレステロールは脂質なのでそのままでは水分の多い血液に溶け込むことができません。そこで血液となじみやすいたんぱく質に包まれて血液中を流れていきます。このたんぱく質に包まれた状態をリポたんぱくといい、大きさと重さによって4種類に大別しています。
◯リポたんぱくの大きさ (軽い順に)
・カイロミクロン(カイロマイクロン)
・超低比重リポたんぱく(VLDL)
この二つは主に中性脂肪を運ぶ
・低比重リポたんぱく(LDL)
・高比重リポたんぱく(HDL)
この二つは主にコレステロールを運ぶ
● LDL・・・肝臓から出発→各細胞にコレステロールを運ぶ
● HDL・・・全身の細胞から余ったコレステロールを回収→肝臓へ戻る
LDLは余ったコレステロールを回収しないから悪者だとされている。
持論:脂質をエネルギーにする場合は血中に適度残しておいたほうがすぐに利用できるのでは?
糖を必要としないため血糖値の変動に影響しない=パフォーマンスが一定になるのでは?
参考文献
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