失敗していない、は成功ではない

大きなミスをしていないことは成功しているとは言えない。
ミスを避けるために「挑戦」「トライ」をしていない可能性があるからだ。

学校のテストで100点満点中、「おれ、90点以下とったことないぜ!」と息巻いていても実はテストそのものを受けてない可能性がある。
テストそのものを受けてないければ90点以下はありえないですね。もちろん100点もないです。そもそもその「テストを受ける」土俵に上がっていないので。

社会に出ても割とこういった言葉の使い方で実力と評価が一致しないことやヒトがいます。業績が良いと思われてた会社が実はギリギリだったとかすごくフレンドリーな職場だったと思えてたところが人間関係ドロドロだったり。

話がやや脱線しましたが、全て順風満帆で成功しかない方はいないです。
そう見える方は実はその本人の中で失敗体験を何度かしているはず。本人の内面で起きていることなので他者からはわからない。しかも他者からすると「それは全然成功だよ!」と思えることでも本人からすると納得がいかないこともある。
他者は目立つ表面的な部分にしか目がいかないのであたかもその人がサクセスストーリーを歩んでいるように思える。

ある一つの物事に対して、厳しい目で「これはうまくいった」「これはまだまだ改善の余地がある」と判断することで改善できる部分を炙り出して「じゃあどうしよう?」と建設的に進められる方は必然的に「成功」しますよね。失敗率が減っていくので。(ここで言う成功の定義は様々ですが長くなるので割愛)

挑戦には失敗がつきもので、その失敗で何かを失うかもしれない。
それでも可能な限り成功を目指した失敗は後々使える経験になるし、真摯に行動した結果の失敗は人の心を動かします。
(不器用だけどどうにかこうにか試行錯誤してる人は応援したくなる気持ち)

僕のこれまでの経験上、新しく始めたことは平均3回は失敗が含まれると考えています。(僕の場合です。)ホントは失敗したくないですがほぼ必ず改善点が見つかるんです。
で、改善を重ねていくとそこからは手がかからないくらいのものになって自分が思う成功に近づいていきます。

失敗と言っても命や腕一本取られたり、経済的損害を受けるほど大きなことをしているわけではないので絶対的な経験の分母が増えていくと考えています。
つまりは失敗=ネタが増える、みたいな感じです。こう思うと失敗ってあんまりないのかな?こればっかりはその方の考え方次第。

兎にも角にも、やるべきこと・やりたいことは自己管理できるギリギリまでやってみて(これ、大切)その都度成功体験と失敗体験の絶対数を増やすと人として魅力が増しますのでオススメです。失敗したらそのリカバリーはきっちり頑張る前提で。

ちなみに「挑戦」と「無謀」は全くの別物なので調子に乗るのはやめておきましょう。得るものが少ないので(経験談)


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