基本に戻る重要性

何事も「基本」は大事。基本があるからこそ応用が効くし、1つの応用がうまくいかなくても基本がなくなるわけではないので次の応用方法を試すことができる。
この基本を「土台」「ベース」と言い換えても良い。

僕にとっての基本は「手技」「解剖学」あたりになると思う。
技術と知識が土台にあるから人それぞれ違った症状であってもある程度カテゴライズできる。振り分けさえできてしまえばそこからは適した対応をするだけ。

なのでスポーツ選手だろうと高齢者の方だろうと基本は「対人間」なので焦ることはない。爬虫類のように歩行方法が違うとか牛のように胃の数が違うとかそもそもの構造が違うのであればなんですが、人間は基本的に四肢があり、同じ神経が同じところを通っているのでそこから導き出されるものを詰めていけば良い。

解剖生理学がかなり重要になってくるのですが、それに加えて「これはこうじゃないか?」という推測を立てます。その推測の答え合わせのために文献を調べたりすると正誤が確認できるので間違った推測でも修正できるので良い。

情報をそのまま受け取るだけではなく、それを元に自問自答をするとより頭を使うので疲れますがそう簡単に忘れなくなります。

少し話は変わってしまいましたが、ちょうど今ある症状について調べていて東洋医学の本や解剖学の分厚い本などを読んで確認していましたが基礎的な内容だったので「ああ、そりゃそうだよね」と納得。

新しいことを知る、のも大事なんですが基本を再確認して「納得」するのも学びですね。納得すると次に「これはどうだろう?」と推測や応用につながる。

当分、ヒトのカラダに飽きないと思います。多分死ぬまで。

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