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「ビートルズなんて、もうウンザリだ」⑧今、この瞬間に聴きたい5曲(2022/9/30)


satosio

2022年9月29日 20:23



「ビートルズなんて、もうウンザリだ」なんてタイトルで嘘こいてますが、本当は好きで好きでたまらなく、ほとんど毎日聴いているのです。

女性に対してもこれぐらいの情熱を燃やしたいのですが、燃えないものは仕方がない。

そっちの話はどうでもいいとして、何故、ビートルズの曲の好みがころころ変わるのでしょうか?私だけですかね?
女性の好みは変わらないのに・・・

とにかく、
今、聴きたい曲を思いつくままかけて、同時に書いていきましょう。

「I WANT YOU (She's So Heavy)」


「Abbey Road」(1969年) に収録されている曲です。
ジョン・レノンの作品で、7分44秒という長尺の曲ですが、少年のころに初めて聴いたときは好きになれませんでした。

「君が好きだ 君がほしい」それだけ歌い続けて7分超ですよ。
演奏も比較的単純で、ビートルズの万華鏡のようなサンドが好きな自分にとってはピンとこなかったのですね。

それが数十年も経って大好きな曲になったのです。
きっかけは、リードギターをジョン・レノンが弾いているとどこかで読んだからなんです。そしてそのプレーをジョージ・ハリソンが大絶賛しておると。

てっきりジョージが弾いてるものだと思っていました。
あらためて聴いてみると、これがまた情感たっぷりの味のある音を出しているんです。
正直いって驚きました。うれしい驚きです。
そして、最近のヘビーローテーションになりました。

ジョンといえばサイドギターの達人ですが、リードギターはあまり弾いてないですよね。
ジョンの弾く「GET BACK」のリードギターは、あの曲にはおそろしくマッチしていますよ。確かに。
しかし、あのギターを聴いてギタリストを目指す少年はいないでしょう。昔は風呂でこいた屁のような音だなと思ったものでした。
ですけど、この曲のギタープレーは最高です!!

そうそう、とりわけ印象的なのが、その終わり方です。エンディングが続く途中にぶった切ったかのように終わります。ジョンがその瞬間、エンジニアのジェフ・エメリックに「ここで切れっ!!」と命じたのです。
ここしかないと思える見事なタイミングです。


書いているうちに曲が終わったので次に聴いていますのは、

「Polythene Pan」


この曲もジョン・レノンの作品で、非常に短いロックナンバーです。
「Abbey Road」収録されているのですが、B面(レコードの場合)につなぎみたいな感じで収録されています。

この曲は大好きなんですが、あっという間に終わってしまい、「もっと聴いていたいのに!!」と身もだえしそうになります。

イントロはジョンの激しいアコースティックギターから始まります。そしてポールのベースがブンブン唸り、リンゴのドラムはバタバタと珍しいリズムを刻みます。リードギターもめちゃくちゃかっこいいですし、美しいハーモニーも聴けるという贅沢さ。それにしてもジョンのボーカルは素晴らしいですね。
ぜひ大音量で聴いてください。

お次は、

「Blackbird」


「THE BEATLES(ホワイトアルバム)」収録されている。ポール・マッカートニーの作品。

ポールの弾き語りですが、もう、素晴らしい!!
自分には評論できるすべはありません。とにかく好き。
毎日聴きたい。


「Taxman(2022Mix)」


「Revolver 」のオープニングを飾るジョージ・ハリソンの作品です。
金持ちへの税率が高すぎるとジョージがイカって書いた曲ですね。
英語がほとんど分からない私にはそのことはどうでもよくて、
とにかくイギリスのロックっぽいところが気に入っています。
しかし、このMixはかなり良いのではないですか?録音の古さが払拭されて迫力が増しています。
不自然な左右の音の配分が修正されてますし、各楽器の音がクリアになりました。

自分の曲なのにジョージはリードギターを何回弾いてもうまくいかなかったそうです。
素晴らしいギタリストなのは間違いないのですが、器用ではないんですね。
時々収録の際に時間がかかってしまったようです。

プロデューサーのジョージ・マーチンが、気を使いながらポールがやってみてはどうかと提案したところ、一発ですごいギターを弾いたそうです。
なんだかジョージがかわいそう。
でもいいんです。音楽って作った人が一番偉いと思うのです。

さて、次に聴いていますのは、

「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)」


この曲も短いので3回目聴きながら書いてます。
ポールの「ワントゥスリィッフォッ」からの重いドラム、からのヘビーなギター、からの軽快なメロディーライン。そして歪んだリードギター。
完璧じゃないですか。


というわけで5曲紹介しましたが、
「ビートルズはこの5曲を聴け」みたいな企画ではありません。
今、聴きたいと思った曲を聴いて、同時に書いてみたというだけの話です。

明日、選んだらどの曲になるのか楽しみです。








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